blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

3月25日 卒業を祝う会 30周年を迎えた。

2018-03-26 | 農作業

           3月25日(日)、どの子も地域の保育所へ、

            学校へ、公立高校へ・埼玉連絡会(斉藤尚子代表)主催
            「30周年記念 卒業を祝う会」が開かれた。
              会場の坂戸市勤労女性センターには、県内各地から50数名が集まった。

飯能高校定時制を卒業した松本早弥花さんはお姉さんの質問にYes,Noで答える形で、
高校生活の感想を述べた。


前かがみの姿勢で伏せている顔を、
   みんなの注文に気前よく応えて笑顔いっぱいの早弥花さんに、
受験が一緒で昨年卒業した前田海里君と熊谷健君のコンビから花束が贈呈された。


感想の一部。

「高校では中学校の頃の友達とは離れてしまい一人でしたが、
高校でクラスが一緒になった友達が早弥花に話しかけてくれて、すぐになじんだそうです。
また、先生方も早弥花の気持をよく聞いてくれたそうです。」
 母優子さんによれば、「娘の授業への取り組みを先生方は認めて下さり、
 赤点をほとんどとることもなく進級し、卒業することができました。
 体調をほとんど崩すこともなく通学できたので、

卒業時には一番くらいに出席していたといわれました。」とのこと。
 吹上秋桜高校に合格した秋池優太君は

事務局の竹迫さんのインタビューに答えて喜びを語っていた。

優太君が今日の資料集に寄せたイラストによる報告が圧巻!


 母かおりさんは、「泣いてばかりいた母親を成長させてくれる優太。
 優太を授かったことで母親としても人としても学べる喜び、多くの感動、経験。

 そして優太によりもたらされる多くの出逢い

 支えて下さるさまざまな皆様からの学びを生かし

これからも親子で歩んでまいります。」と書いている。

 優太君には、春日部市の地域活動支援センターパタパタの藤ヶ谷郁美さんから花束贈呈。

                    そして、          

  この運動で最初に高校卒業を祝われた野島久美子埼玉障害者市民ネットワーク代表に、

         今日は竹迫さんから還暦を祝う花束贈呈もあった。

  

       

2012年度まで7年間高校の門をたたき、

       

切り捨てられ続けた吉井英樹くんの久しぶりの笑顔も見られた。

  

 6年前に松山高校定時制を卒業した清水(篠田)結花さんもしばらくぶり.
 いまは行田のCILひこうせんで働きGHで暮らしていると話していた。

      私からは30年前、やむにやまれず県知事応接室に泊まり込み

 知事からの橋渡しで教育長と話し合い、以後交渉の場が設定されたことや、

          直後の知事選で「私たちだって県民なんだ」との幟を掲げたこと、
            地域で共に学び育って来た関係をベースに、
                  一社・埼玉障害者自立生活協会の植田涼前事務局長と
            2002年に狭山高校を卒業した門坂豊さんのピアノ演奏もあり、
          花いっぱいの集まりだった。


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