権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

やすらぎ寄席

2024-02-15 23:40:39 | 演芸

本日はお寺の本堂での落語会、仕事帰りの寄席見物(寄席ではないが)なんてのも贅沢で良いもんだと実感した日。
JR新橋からテクテクと虎ノ門ヒルズめざして歩いてテクテクテクテク20分くらいの所。



本日のお噺は、
前座(生ぼう):「だくだく」初めて聞く噺で、この生ぼう君も何と無く上手く
        なっている様な気がする。
        ただこの人は賢そうな顔立ちなんで滑稽噺は少し損をしている感有り、
        長じたら結構な噺家になるかも。
       
雲水師:「ぜんざい公社」
    この噺は春風亭龍昇師匠の新作かと思っていたら上方の古典が時代に則して磨かれた噺らしい。
    (今でも桃太郎師匠が出していた様な気がする、「カラオケ病院」と混同しているかも)
    この師匠らしく今風にクスグリ(例えば住民票の替りにマイナ・カードとか)を入れていて
    新作も良いもんだと感じた次第。
 (ここで前座君がメクリ:次の演者さんの名前が明示;を忘れて、
     とか水だすのを忘れてとライブならではチョンボも観れた、がんばれよ~と心で叫んだ)

ぜん馬師:なんと「長屋の花見」
     今日は春一番が吹くような暖かい日なのでこんな選択もありかと。

トリは談幸師:「二番煎じ」
       典型的な冬の噺で、春の後というのが面白い。
       結構な語り口と長唄の先生の所とか都都逸の所とか聞き所が満載で、
       やはりトリはトリ、素晴らしかった。

終わりの抽選会で一番クジを引いて、見事にぜん馬師匠の手ぬぐいを当てた、これは良いものを頂いた。


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