権助の冒険

ノンセクションでぼちぼちと。

映画「博士の異常な愛情、如何に~」

2017-09-06 16:33:08 | 映画

昨日は腰痛&肩痛で通院と家でごろごろ休養、例により録溜映画の虫干しで「博士の異常な愛情~」を見る。
この映画も過去のTV放映で何度か見てるが、落ち着いて観ると非常に良い!
SFファンだった昔、冷戦時代の終末戦争ものは結構はなやかなジャンルだったか。とりわけ「破滅への二時間」(本映画の原作)とか「渚にて」、「コマンダーワン」、いわゆる最終戦争(第三次世界大戦)物で結構ハマったもんだが他は思い出せない。
40年ほど前に表題の映画と同時期に制作された「未知への飛行」をリバイバル上映で見たが、こちらの方がより戦慄を覚えて「博士の~」よりは数段良い出来だと思っていたが、昨日観終わった段階では甲乙つけがたし。
多分本作はTV放映用にズタズタにカットされ小うるさいCMを挿入され物しか観ていなかったから本当の良さを理解できていなかっただけかも知れない。
あらためて観ると本作はブラックユーモアの効き加減が半端でなく、ピータセラーズの三役とかJ.C.スコットら役者陣の不気味な演技と相まってか風刺の効き加減が半端でない。

<内容>
 アメリカ軍基地の司令官が、ソ連の核基地の爆撃指令を発した。司令官の狂気を知った副官は、司令官を止めようとするが逆に監禁されてしまう。大統領は、ソ連と連絡を取って事態の収拾を図る。しかし、迎撃機によって無線を破壊された1機が、ついに目標に到達してしまう……。 (出典:全洋画オンライン)


シリアスな終末(「渚にて」「未知への飛行」)を描くか、笑い飛ばすコメディ(本作)にするかの違いで、いずれも名作だと思う。
昨日はしつこい携帯電話の仕事関係の連絡で二度ほど邪魔された。(けれども相手はお客で文句も言えず)

コメント
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