「XDR」は,1990年8月に株式会社ユニパックから発売された横スクロールシューティングゲーム。自分がこのblogでメガドライブのネタを扱うようになった頃には既に「不人気」ソフトの代名詞みたいになっていたのがこのゲーム。帝王ソダン程の強烈なインパクトを持っていなかったので,中途半端に出来の悪いソフトという印象のままずっと未プレイのままでしたが,先日地元の某ハードオフに結構きれいな中古品が置かれているのを発見。思わず手にとってしまいました(笑)。長年購入を回避し続けてきたソフトの「実力」を体験できると思うと,それがクソゲーでも若干ドキドキします(笑)。クソゲーって,どれだけダメなソフトかを楽しむためにあるんだと思うんです(ポジティブ)。・・・もしかしたら傑作B級ソフトかもしれないし。
ゲーム内容は・・・ごく一般的な横スクロールシューティング。方向ボタンで自機の移動,Aボタンでショット,Bボタンで対地ミサイル,Cボタンで移動速度の変更です。対空武器はワイドビーム,レーザー,ウェーブショットの3種類。ゲーム中に出現するアイテムを取得する事で切替えられます。また,同じアイテムを取り続ける事で,該当する武器が3段階にパワーアップします。対地ミサイルも同様にアイテムを取得する事でパワーアップを図る事ができます。その他,自機を追従しながら攻撃を行ってくれる「オプション」を2つまで装備できるアイテムと,自機に「シールド」を装備できるアイテム,1UPアイテムなどが出現します。
さて。実際にプレイしてみた感想としては・・・グラフィックが綺麗なB級同人ソフト・・・といった感じでした(笑)。グラフィックはそれなりに綺麗。でもメカデザインが徹底的にダサい。他がダメでもせめてメカくらい格好よくして欲しかったです。あとは音楽。曲の良し悪しもありますが,そもそもFM音源の音色がプリセットみたいでダサい。更に言えばどの曲もリズムパートが無くてスカスカ。雰囲気もなにもぶち壊しです。極めつけは処理落ち。ボスシーンで重くなるくらいは当時のゲームでは当たり前の事ですが,このゲームの場合,重くなると敵キャラや敵弾が消えまくります。最終的には自機と自機の弾も消えます。使っているパッドの連射が速すぎても同じような事が起こります。この状態じゃ確かに誰も買わんわ・・・。
ブツブツ文句を言いながらプレイしていたら,あっという間にステージ6(最終面)のボスに到達。例の「消える現象」のせいでだいぶ苦戦しましたが,一旦最初からやり直し,2度目の挑戦で無事撃破。エンディングに到達しました。連射を切ってトライしたら処理落ちが緩和されて逆に敵弾が速くなっちゃったので,2回目は消えるの覚悟で連射バリバリでアタック。攻略ポイントは「ターゲットとなるコアが上下と真ん中の3箇所ある」ことですね。クリアすると,妙にあっさりしたエンディングをはさんで,すぐに2週目が始まります。
こんなゲームにマジになっちゃってどうするの。(´・ω・`)
以上。クソゲー同好会からのレポートでした。
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