今回は鹿児島は指宿の開聞岳の麓にある、薩摩一の宮、「枚聞神社」(ヒラキキジンジャ)である。
北から南に開聞岳に向かって、参道が設けられている。
旧社格は国弊小社、主祭神は「大日霎貴命」(オオヒルメムチノミコト)、いわゆる「天照大神」である(鹿児島神社庁)。
このほか「天之忍穂耳命」(アメノオシホミミノミコト)など、八神を祀る。
開聞岳は、海神豊玉彦命の宮地であり、この地方にも竜宮伝説が残っている。
「一の鳥居」。
個人的な考えではこれは二の鳥居であって、大昔には表参道はもっと長く、もっと手前に一の鳥居があったのではないかと考えているのだが・・・両脇は、長屋のような立派な築地(ついじ)が設けられ、「菊のご紋」を掲げる朱塗りの鳥居が目を引く。
「一の鳥居」を過ぎると、「二の鳥居」を挟んでご神木が一対立っている。
このご神木は、樹齢八百年以上になる楠木の巨木で、幹周りは7.9m~9.5mもある。
「二の鳥居」の先に「社殿」が見えている。
「二の鳥居」を過ぎて「本殿」へ。
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撮影: Nikon P 7000