つぶやき日記

四季のうつろいから

「俺のフレンチ」

2020-01-27 14:19:28 | Weblog

25日の土曜日、次女が年末年始の慰労会として、私が行きたかった「俺のフレンチ」横浜店に招待してくれた。一番の目的は昨年末の木村拓哉さんのドラマ「グランメゾン東京」のビーフシチューを食べること!

12時の予約で15分以上前に着いたのに、既に予約席の人の行列が出来ていて、開店前には長蛇の列になった。

広い店内にそれぞれ案内された。まず、ワイン、生ビール、なみなみ! スパークルワインで乾杯!

お通し、たっぷり野菜の俺ん家のサラダ、オニオングラタンスープ、クラムチャウダーパイ包み、ムール貝の白ワイン蒸しなど。

お肉料理は、待望のビーフシチュー、赤ワインのバターを添えた牛サーロインステーキ、そして「俺のフレンチ」を代表する牛フィレとフォアグラの”ロッシーニ”をたっぷりのトリュフを添えて、赤ワインと共にいただく。

締めのたっぷり海老のリッゾットふわふわソースをいただく頃は、もうお腹も心も大満足。さらにデザートとコーヒーもいただいた。

一品のボリュームがあったが、夫と娘と私に娘の親友もご一緒してくださったので、多種のお料理が経験出来て、どれも美味しく、見た目もきれいで楽しいお食事だった。土曜日はランチタイムでもジャズの生演奏が入ると聞いて楽しみにしていたが、案内された席が一番奥で、ピアノ演奏が見えない聞こえないだったのは、ちょっと残念だった。

 

 


孫夫妻

2020-01-27 14:18:10 | Weblog

今日も朝から曇り空で寒い。夕方から雨や雪の予報になっている。

22日には、昨年11月に結婚式を挙げた孫夫妻が、新年のご挨拶と言って、新婚旅行のイタリア土産や、大好物のプリンやお菓子を持って来てくれた。

胡麻豆乳鍋をメインに、カツオのてこね鮨、煮豚、茸やカニカマ、チーズの玉子焼きなどを準備した。二人ともよく飲むので、私としては一緒に飲める相手がいて、結婚式のこと、旅行のことなど話が弾みとても楽しい一日だった。

 

 


閉店

2020-01-21 13:58:59 | Weblog

この時季には暖かく、冬晴れが続いている。

19日は、お友達のまみさんのお店、鎌倉荏柄天神下の「もぐら食堂」の閉店日だった。8年半続いて、折に触れ訪れては、ゆっくりさせていただいたお店で、お別れとなるとなぜか寂しいので年末に続いて行ってみた。さすがまみさんと娘のめいやさんの人気もあり、閉店を惜しむ人で、早くから満席の盛況だった。大きく開けた窓からの木々がそよぐ様子が好きだったが、窓際をとって置いてくださっていたので、冬の陽ざしをたっぷり眺めることが出来た。

牛すじスープや小皿のお料理を、さわやかなフルーティな日本酒と共に楽しんだ。普段はあまりデザートはいただかないが、このお店の生チーズケーキは好きなので、それもコーヒーと共にいただいた。

日曜日の鎌倉は相変わらず思ったよりも人出は多く、バスも満員だった。

20日はお正月に仕事で来ることが出来なかった孫娘が、母親(三女)と共に来てくれた。お客さんにお買い物させるのは申し訳ないが、私は歩くのが遅いし、荷物もあまり持てないので、お寿司、焼き鳥、ローストビーフなどを買って来てもらって、豚汁、ポテトサラダ、ピクルスなどで、カラフルな食卓になり、会話も弾み楽しい食事だった。

 

 


美術講座

2020-01-18 14:51:32 | Weblog

今日は、朝から雨が降っていたがお昼ごろから雪になった。

12月の美術講座は、寒さと来客準備で欠席したが、昨日は今年初めての講座に出かけた。通学路には水仙がきれいに咲いていた。

近代ヨーロッパ絵画の魅力(7)

ーポスト印象派の巨匠たちー

ジョルジュ・スーラ (1859年~1891年)

新印象派の先駆者で、点描表現を用いた画家。ミューユ・コローなどバルビゾン派や印象派の画家に惹かれる。光彩理論や色彩論、視覚理論に基づく科学的な絵画制作に没頭する。1886年最後の印象派展となる第八回展に『グランド・ジャット島の日曜日の午後』を出品し、大きな話題を呼んだ。1891年、髄膜炎いより32歳で突然死する。

スーラは、短い人生(10年弱の画業)の中で、数多くの作品(油彩画約200点)を制作し、その絵画技法は、20世紀の画家らに多大な影響を与えた。

【主要作品】

《アニエールの水浴》 1884年頃

パリの北西、セーヌ川沿いにあるアニエールの風景。構成要素となる各登場人物や風景は、素描や習作などで丹念に制作(油彩約10点・素描約15点)された後、それらを形態的・色彩的に緻密に再構築して完成させられた。

《グランド・ジャット島の日曜日の午後》 1886年

1885年のアンデパンダン展(無審査出品性の美術展覧会)に出品される予定だったが、変更と修正を加えた後、1886年の第八回印象派展に出品された。パリ北西、セーヌ川の中央にある細長い島《グランド・ジャット島》で人々が夏の余暇を過ごす情景を点描技法で制作した。その見事な技法は「色彩の同時対象法則」や「近代色彩論」など科学理論に基づいている。

色彩の美しさもさることながら、点描表現の細かさ、素晴らしさに目を見張った。もう少し長生きしたら、どんな作品が出来ただろうかと思った。

 


感涙

2020-01-15 12:05:33 | Weblog

最近あまり泣かなくなったが、この2日間続けて感動の涙を流した。

13日、それ程の家事もなく、一日で小川糸著「ライオンのおやつ」を読破した。ホスピスを舞台にした人生最後に食べたいおやつの物語で、人の優しさ、切なさ、決断など様々な思いが押し寄せて、テッシュケースを抱えていた。「つばき文房具店」「キラキラ共和国」などこの人の本にはいつも感動をいただく。

14日、この日も暖かい春のような日だった。お正月前から夫の咳が続いて、家に籠っていたので、気晴らしがしたくなった。港南台シネマスで、映画「真実」を観た。海外で受賞歴もある是枝裕和監督、カトリーヌ・ドヌーヴとジュリエット・ビノッシュの共演が魅力なのか、この劇場にしては多くの観客があって驚いた。母と娘の関係、その家族たち、それぞれの人の思惑や、対立や、思い込みが徐々に溶けて行って、最後に真実が現れ、母娘の暖かい抱擁になる。そこで涙は止まらない。同じ題材で日本の俳優が演じたら、きっともっとウエットなものになっていたと思うが、そこは凛としたものがあってよかったと思う。カトリーヌ・ドヌーヴさんの貫禄がすごくてあの華奢だった女優さんが?と思うのも楽しかった。

観映画後は、例によって少し遅いランチをしながら、お正月前後の近況報告などおしゃべりが尽きない。