ノースアングラーズ誌や笠井旅館のブログで、
道が上記方針を検討中と聞いていましたが、
2月22日付の道新朝刊に記事が掲載されました。
方針では、繁殖期(自粛期間)は4月から5月いっぱいまでで、「規制ではなく、希少魚保護のPRを兼ねた協力要請」と説明しています。
「方針に合わせて自粛しようか」と(やむを得ず)思う釣り人が大多数でしょうが、「そんなの関係ねぇ」「表だってはできないから、表立たないところで…」などの反応もあるのではないでしょうか。
僕も、この時期の猿払釣行を心から楽しみにしていますが、本当に必要なら自粛しようと思います。
でも、あまりにこの要請が唐突すぎて、4~5月の間、全道どこでもイトウ釣りはやめた方がいいというコンセンサスが、釣り人やイトウ研究・保護団体と道の間でできているとは、とうてい考えられません。
また、「釣りをさせないこと」以外の保護策(例えば孵化事業への積極的な取り組みや資金援助。産卵河川・場所の確保など)については全く打ち出されていないことにも疑問を感じます。
生息数や生息環境などについてのデータをしっかり収集して、専門家、研究・保護団体、釣り人を交えたオープンな議論をもっとすべきと思います。
つい先日、十勝でメーターオーバー(!)のイトウが釣られ、剥製にされた、という情報を耳にしました。
貴重な親魚がまた1匹…
イトウ釣りには他の釣りにはないロマンを感じます。
その環境を守るため、釣り人としてできることを考え、アクションしたいです。
MASA