Zooey's Diary

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子どもが餓死って

2011年03月19日 | 社会
辰巳琢郎氏のブログに衝撃的な文章が載っています。

被災地にいる氏の友人からの電話で
「この状況を、たくさんの人に伝えて下さい。
死体がゴロゴロなんですから。
避難所にいるのに、食糧がなく、子供が餓死してるんですよ。
お願いします、辰巳さん!」
と言われたと。
http://ameblo.jp/tatsumitakuro/entry-10831822328.html

連日流される被災地の映像に我々は言葉をなくしている訳ですが
確かにあれでも、かなり選別されているのだろうなあとは思います。
遺体が千体見つかったといっても
その映像は決して流さないのですから。
そりゃ実際「死体がゴロゴロ」なのでしょうねえ…

しかし、いくらなんでも子どもが餓死って。
そんなことあるのかしら?と
そういったニュースがないかとちょっと検索してみましたが
辿り着けませんでした。
その代わり、同じことを考える人がいるようでこんな質問が。

「避難所にいるのに子供が餓死してるんですか?」
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1057793055

その答えは様々で
数日で餓死するなんてあり得ない!いいかげんなことを言うもんじゃない、というものから
低体温症、精神的なストレスなど色々な条件が重なればあり得るだろう、というもの。


真偽のほどは分かりませんが
二人の子どもの母として言わせて貰えば、これはあり得ると思います。
私の長男は、今でこそ180cm超の大喰らいですが
幼少の頃は極端な偏食、小食で大変でした。
酷いアトピーでもあり、神経質で癇も強く、食べさせることにどんなに苦労したか。
小さなおにぎりを作ってみたり、色とりどりのお弁当を作ってみたり、
野菜入りのケーキやクッキーを焼いてみたり、お好み焼きにしてみたり。
でも何をどうしても中々食べなかったのです。

例えばあんな神経質な子どもが、綺麗とはいえないだろう寒い避難所で
冷たいあり合わせの食べ物を配られたら?
お母さんがストレスでお乳が出なくなったり、
あるいは親が亡くなってしまって乳幼児だけ残されたりしたら?
小さな子どもは泣く声さえ忘れて、日々弱っていくことだろう…


どうか一日も早く、被災地の劣悪な環境がよくなりますように。
救援物資が早く届きますように。

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2 コメント

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Unknown (naoママ)
2011-03-20 09:02:43
阪神淡路の震災を経験した人の話を聞いた事があります。
マスコミの記者たちは大阪の宿に泊まり、一番近い交通の便の良い、物資的にも恵まれた神戸の避難所からの中継が圧倒的に多かったそうです。
今回もキットそうだろうと推察できますね。

子供の餓死のお話し、辰巳さんのブログも見せて戴きましたが、心が痛みます。
小さい子は繊細です。
我が家の5歳の孫は、TVのニュース画面を観ただけで毎晩うなされているようです。
「菜々ちゃんは早く早く」と毎晩寝ながらわめいているとか・・・
妹がツナミにさらわれないかと心配している夢を見ているのでしょう。

この孫は2歳のときにハワイで熱を出した際、一切の食べ物を拒否しました。
大好きなコーンスープも「味が違う」と食べなかったそうです。

餓死したのは子供なのか赤ちゃんなのかは分りませんが、避難所と言う異常な場所で、食べなれない物を出されてもショックが大きすぎてノドが通らなかったのでしょう。
大人でも辛い避難所生活、高齢者や小さい子供など、弱い立場の人々に一番にしわ寄せが来ているのが辛いですね。

ブッグークをありがとうございます。私も貼らせていただきました。
naoママさま (zooey)
2011-03-20 13:28:14
大人は、生きるためにとにかく食べくてはと思うけど
子どもはそんなこと思いませんものね。

繊細な子、神経質な子のみならず、
障害や難病の子を抱えたご家庭はどんなに苦労されてるかと思います。
東京近郊に住む友人の、自閉症のお子さんは
地震以来食べられなくなって痩せてしまったそうです。

弱者に優しい社会であって欲しいものですが
被災地はそれどころじゃないのでしょうね…

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