Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

エジプト旅行⑬値切り交渉

2018年11月21日 | エジプト旅行2018
しつこいチップねだりや、十倍にも吹っかけてくる物売りたち。
そういった連中に旅行中、ずっと辟易していたことも事実ですが
こうして思い返すと、それをもっと上手に楽しめばよかったとも。


(モハメド・アリ・モスク)

カイロのレストランで昼食を取った後、道路が封鎖されたとかでまったく動けなくなりました。
世界のVIPがその日カイロに来たのだそう(しかし誰が来たのかは最後まで分からなかった)。
とにかく道路が全く動かないので、バスを出すことができない。
そのレストランがまた、中心部から離れたナイル川に浮かぶ船の中だったので
その辺を歩くこともできない。



仕方なく、船のデッキに出てみんなでお茶しながらお喋りしていたのですが
ふと、ネットができないか聞いてみようと。
エジプトに来て以来、空港でもクルーズ船の中でもネットはまったく繋がらず、
ほぼあきらめていたのですが。
(カイロのホテルでは繋がったが、ロビーだけでした)

船のスタッフが3~4人集まっていたところで、WiFi使える?と聞いてみたら
Sure!10dollars!と。
じゃあいいや、せっかくエジプトのことを世界に発信しようと思ったのに
(No thanks! Just I wanna post about Egypt to the world!)と言うと
ニコニコして、じゃあいいよ!無料でいいよ!
(then, You can use Free WiFi!)と。

10ドルもサービスしちゃっていいのかいな?
或いは元々、値段なんてなかったのかしらん?
恐ろしいことにこうしたことは、クルーズ船の中や、カイロの一流ホテルの中でも
普通に行われたのでした。
値切ればどんどん安くなる、値切らなければそのままの価格。


(右後ろの時計台が、オベリスクと交換でフランスから贈られたもの。M氏によるとすぐに壊れたそう)

3泊4日したナイル川のクルーズ船の中には、プロのカメラマンが待ち構えていて
乗客の写真を撮りまくる。
それを壁に張り出して、気に入ればどうぞと。
世界中の観光地でよくあることです。
記念になるからと、夫はそれを定価の20ドルで購入したのですが
我々のツアーの中にそれを7ドルで買った強者がいたと、後で知りました。
負けた…


(クルーズ船内のパーティで)

我家の夫は基本、値切交渉を嫌がるので、そうしたことが殆どできなかったのが至極残念。

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エジプト旅行⑫子どもたちの姿

2018年11月17日 | エジプト旅行2018
岐阜に向かって帰省中。
新幹線の中から投稿してみます。

エジプトの子どもたちは人懐っこい。
町を歩いているとニコニコと声をかけてきたり、
バスに乗っていると、こんな風に手を振ってくれたりします。



ローカルガイドのM氏によると
カイロのような都会では小中学校は義務教育であるが、地方に行くとまるでそうではないそうです。
確かに地方では、お土産品を売っている子どもの姿をよく見かけました。
遺跡の周りで絵葉書を持って、観光客に「ワンダラー!」と叫んだりしている。
極め付きは、メンフィスで寄った「カーペット・スクール」。

スクールといっても、そこでは子どもたちが絨毯を造っているのです。
こまかい模様を織り込むのに、小さな子どもの手が丁度よいのですと。
そうして丹念に織り込まれた手作りの絨毯が、結構な値段で売られていました。



日本だったら遊んだり勉強したり、習い事で忙しい年頃の子どもたちが
一日絨毯を織って、それを観光客が買い求める。
そこに我々を連れて行くという旅行会社の神経も理解できず、
少々複雑な気分でした。



無論、私たちが行っても行かなくても、彼らの日常は変わらないでしょう。
観光客を案内できるほどの清潔で整った工場で働く彼らは
普通にあるであろう、もっと劣悪な場所で働く子どもたちよりも、幸せなのかもしれない。
そうは思っても、なんとも…
私を見上げた、小さな少女の黒目勝ちの瞳が忘れられません。

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エジプト旅行⑪ツタンカーメン

2018年11月13日 | エジプト旅行2018
第18王朝のファラオ、ツタンカーメンのミイラはルクソールの王家の墓に、
そしてその黄金のマスクは、カイロ博物館内の特別室にありました。
どちらも撮影禁止だったのが残念です。
歴代のファラオ達の墓の財宝は、墓泥棒によって根こそぎ盗られてしまったようですが
ツタンカーメンの墓は分かりにくい所にあって、盗掘を受けなかった唯一の墓だったのだそうです。


(これはネットから頂きました)

その遺体の頭部を覆うように置かれていたのが黄金のマスクで、重さは11kg。
三千年経っても、混雑する特別室の中で眩いばかりに輝いていました。
1965年にこの黄金のマスクが来日した際には、日本美術展史上最大の動員数295万人が訪れたのだそうです。
1964年のミロのビーナス展が172万人、1974年のモナリザ展が150万人といいますから、
その人気のほどが伺えます。

19歳の若さで亡くなったこの王については、色々な暗殺説が飛び交ったようですが
今のところは、近親結婚による虚弱体質、そこから来る病死というのが有力なようです。
そして今は、ミイラのCTスキャンデータから、顔も復元できるのだそうです。
凄いですねえ…



カイロ博物館には、こうした豪華絢爛なお宝ばかりでなく、
アラバスター(大理石に似た白い半透明の石材)で作った、こんなお茶目な小物も沢山。
ちょっとホッとしました。



ツタンカーメンの生前の顔を復元
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/topics/n20050511_1.shtml

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エジプト旅行⑩子どものミイラ

2018年11月12日 | エジプト旅行2018


カイロ考古学博物館は、1858年創設、所蔵品は20万点。
ピンクの建物の中庭は世界中からの観光客で溢れています。



入ってすぐ、巨大なラムセス2世像が出迎えてくれます。
あちこちの神殿で像を見て来た、あの有名な第19王朝のファラオです。



一階の正面奥には、高さ7メートルの大きな夫婦像が。
ルクソール神殿の礎を建設したという、第18王朝の王アメンホテプ3世とその妻ティイ像です。



この数㎝の小さな像は、あの一番大きなピラミッドを造ったクフ王の像。
巨大ピラミッドを造った人の像がこんな吹けば飛ぶような極小サイズしかないとは、なんとも皮肉。



そして別料金の「ミイラ室」もあります。
ここにはラムセス二世のミイラもありましたが、やはり撮影禁止。
長身でイケメン、この人が7人の王妃、数十人の愛人、200人以上の子供をもうけたのか。
3千年以上も前のものなのに、なんと毛髪や爪まで残っているのです。



お宝だらけで、とても紹介しきれないのですが
私の心に一番残ったのは、実はこの子どものミイラ。
これはミイラ室ではなく、一般展示室にあったので撮影できました。
つまり、それだけ歴史的には値打ちがないのかもしれません。
説明部分を写さなかったので、どういうものなのか今となってはさっぱり分からない。
素性も死因も経緯も分からない、小さな子どものミイラ。
でもその子の親は嘆き悲しみ、祈りを込めて、この小さなミイラを作ったのでしょう。
その気持ちは、三千年前も今も変わらないのだなあと。

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エジプト旅⑨最前列の乗客

2018年11月10日 | エジプト旅行2018
二十数名の我々のツアーが乗るバスの最前列に
現地人らしい紺のスーツの男性が座っていることに気がついたのは、何日目のことだったか。
何も話さず、誰とも目を合わせず、ただ座っているのです。
我々が観光地を歩く時には、一番後ろを歩いてついて来る。
我々が乗る船にも飛行機にも、黙ってそこにいる。



現地ガイドのM氏によると、彼は、護衛警官だということでした。
紺のスーツの下に銃を装着しているのだそうです。
街でよく見かける警官は長い銃を剥き出しで持っているけれど
ツーリスト・ポリスは、目立たないようにスーツの下に隠しているのだと。




彼には旅行会社が大金を支払っているのだと、M氏が明細を見せてくれました。
24000エジプトポンド、これは15万円位で、公務員の平均月収が10万円位という(やはりM氏の言葉)
この国では、確かに高額なのでしょう。
そしてこのように護衛警官が付くのは、日本とアメリカのツアーだけなのだそうです。



観光地ではその日も物売りたちが「ワンダラー!」と陽気に叫んでいましたが
やはり危ない国なのだなあと実感。
ここには、町で見かけた警官の写真を集めてみました。
護衛警官の隣で、何故私がこんなに嬉しそうにしているのかは謎なのですが…



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エジプト旅行⑧そしてピラミッド

2018年11月07日 | エジプト旅行2018
アスワンから飛行機に乗って、再びカイロに。
いよいよ今回の旅行のハイライト、ピラミッドへと。



エジプトにはいくつものピラミッドがあるようですが
やはり、ギザのクフ王、カフラー王、メンカウラー王の三大ピラミッドが有名。
その中で最大のクフ王のピラミッドは、一辺230m、高さ147m、
平均2.5トンの石を約30万個積み上げて、紀元前2500年頃に造られたというもの。



デカい…
もう、それしか言葉が出て来ません。
盗掘用の穴から内部に入れますが、非常に狭くて細い通路を進むことになります。
所によってはあまりにも天井が低いので背を屈めて進んだり、
あまりにも狭いので、帰ってくる人とすれ違うことも難しかったり、
急勾配で暗くて暑くて、結構大変です。
内部はしかも撮影禁止。



私が訪れた前日は、酷い砂嵐でピラミッド観光が中止になったということでした。
エジプトまで行ってピラミッドが観られなかったら、目も当てられなかったでしょうね。

ピラミッドの周りには、観光客目当ての何十頭ものラクダが。
勿論、乗りましたとも。
ラクダの背に乗ってポクポク歩きながら、思わず「月の砂漠」の歌が脳裏に。
 「月の砂漠を はるばると
  旅のらくだが 行きました
  金と銀との くら置いて
  二つならんで 行きました」
なんてシンプルで美しい歌なのだろうと、しみじみと…。



しかし現実はあくまで暑く、砂埃は酷く、直射日光は目を射るほどに強く、
ラクダを降りる際には、ラクダ引きからしつこくチップをせがまれます。

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エジプト旅行⑦アブシンベル神殿

2018年11月06日 | エジプト旅行2018


ルクソールを出て4日目、クルーズ船はアスワンに到着。
ここはナイル川の河口から900㎞、今回我々が訪れたエジプトの最南部であり、
気温も41℃でした。
そして高さ111m、全長3,600mの巨大なアスワン・ハイ・ダムがあります。
1960年代、当時のナセル大統領が、ソ連の支援を受けて10年余りかけて造ったという
巨大ダムですが、そのままではアブシンベル神殿などが水没することに。
ユネスコが中心となって世界中に呼び掛けて資金を集め、
それらの遺跡を移動させて、水没を免れたのだそうです。



約3300年前にラムセス2世が建設した、エジプト国内でも最大の石像が立ち並ぶアブシンベル大神殿と、
王妃ネフェルタリのために建立した小神殿。
とにかく、でかい。



石灰岩の岩盤を削って作られた大神殿は幅38m、高さ33m、奥行き63m。
ラムセス2世は、7人の王妃と数十人の愛人の間に200人以上の子供をもうけたと言われていますが、
その生涯も、立像も、神殿も、何もかもがでかい。



そしてここは今、重要な防衛拠点として軍が駐留して厳しい警備が行われているのだそうです。
神殿の手前の砂漠の中に、いきなり銃先が突き出された監視哨が現れた時には驚きました。
エジプトでは、よく見られる光景でしたが…



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エジプト旅行⑥砂漠の中の神殿

2018年11月05日 | エジプト旅行2018


エジプト神話は、ほんのちょっと読み齧ったくらいでは
荒唐無稽、支離滅裂、まるで論理性がなく、私などには訳がわかりません。
「太陽神ラー」「冥界の王オシリス」「豊饒の女神イシス」など出てきますが
ドロドロの近親相姦あり、壮絶な兄弟殺しあり、腹黒い騙し合いありという具合。
ジャッカルやハヤブサやワニや猫の顔をした神も出てきます。



クルーズ船で南下した先のエドフのホルス神殿には、
ハヤブサの顔をした「ホルス」神が祀られていました。
歴代ファラオの祖先とされた神なのだそうです。



勃起した部分を持つ「ミン」神というのもあり、豊穣の神として崇められていると。
ミン神が描かれた壁画は、多くの人があやかりたいと触ったということで
その部分だけ黒ずんでいました。
これはまあ、分かりやすいといえば分かりやすい…


(ミン神、これはWikiから頂きました)

更にその南のコム・オンボには、ホルスと、ワニの顔をしたセベク神が。
こう書くと漫画のようなのですが、どれもこれもが余りにも壮大なのです。



どちらの神殿も砂漠の中に壮麗に聳え立ち、世界中からの観光客が押しかけ、
周りには「ワンダラー!」という、物売りの声が響き渡っていました。
最初に「ワンダラー!」といい、スカーフや小物などこちらが手に取ってみると
10倍の「テンダラー!」となり、そこから交渉が始まるのです。



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エジプト旅行⑤「セニョーラ!アミーゴ!テンダラー!」

2018年11月02日 | エジプト旅行2018

(船窓からの眺め)

ルクソールを離れて、船はナイル川を南下します。
窓からは緑色にたゆたう水、遥かに生い茂る川辺の椰子の茂みが見えます。


(デッキのプール)

4階建ての船の屋上は広いデッキとなっていて、プールや沢山のデッキチェアやカフェがあります。
夕方頃、エスナの水門を通るというので、屋上の舳先に出てみました。
数十人の色々な国の乗客が集まっています。
水門の前後では10mほど水位が違うので、中に入ったら門を閉じて水を入れ、
出先の水位と同じになったら、反対側の門が開いて船が出るという仕組みです。


(水門に入ったところ)

船の幅ギリギリの水門の中に入ったと思ったら、数艘の小舟がわらわらと近寄って来る。
何事?と思うもなく、バレーボール程のものが、ポーンと小舟から投げ入れられました。
小舟の男が「セニョーラ!アミーゴ!テンダラー($10)!」と叫んでいる。
ラクダ柄のバスタオルや民族衣装のガラべーヤを丸めて、ビニール袋に入れたものらしい。
「ノーサンキュー!」とクルーズ船の乗客が投げ返すも、
また違う小舟から同じようなものがポーンと投げ入れられる。
4階建ての屋上まで実にコントロールよく投げ入れて、ひっきりなしに叫んでいる。


(水門が開きかけて…)

船のスタッフに訊いたら、ちゃんとお金を入れて投げ返す為の箱もあるのだそうです。
そうは言っても我々が水門にいる30分ほどの間、何十回も商品は投げ入れられましたが
買った人は誰もいなかったような。
乗客が投げ返した品物が、川に落ちてしまったことも。
どんどん夕闇が迫って暗くなる水門の中に、男たちの叫び声だけが響き渡る。
水位が上昇して門が開くと、小舟たちもあっという間に消えていきました。


(水門から出たところ)

水位が10m程上がって景色が変わって見えたのも面白いが
何と言っても、男たちの必死の売り込みが面白かった。
あれだけ叫んでいる間に他の仕事をしたらいいのにとスタッフにつぶやくと
「They have no other job」ということでした。

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エジプト旅行④死者の町

2018年11月01日 | エジプト旅行2018


ナイル川をはさんでルクソール神殿などがある東側は生者の町と呼ばれ、
ハトシェプスト女王葬祭殿、王家の谷という巨大な墓群がある西側は、死者の町と呼ばれるのだそうです。
西側は陽が沈むことから、闇の国、つまり死者の町ということなのだと。
どちらもとにかく広い!


(ハトシェプスト女王葬祭殿)

見渡す限りの灼熱の砂漠の中に、延々と拡がっているのです。
そこを、何台も繋がったカートで移動することになります。



ハトシェプスト女王というのは、古代エジプトの初の女王と言われているのですと。
そしてこの巨大な葬祭殿の前で、20年ほど前に恐ろしい事件が起きたのですね。
記憶がおぼろだったので、今回確認してみました。
1997年、イスラム原理主義過激派「イスラム集団」が外国人観光客に対し行った無差別殺傷テロ事件。
日本人10名を含む、観光客61名が殺害される。
6名のテロリストが、守衛を襲撃した後、無差別に火器を乱射し弾薬がなくなると短剣で襲ったという。



なんと恐ろしい。
その後エジプトを訪れる観光客は激減し、エジプト政府は防備を強化したのだそうです。
確かに、空港ではきっちり2回ずつのセキュリティ・チェックがありましたし、
町中で長い銃を持った警官の姿をよく見かけました。


(銃を持った警官)

王家の谷はもっと広大で、ラムセス6世、トトメス3世、ツタンカーメンなど
歴代のファラオ達の巨大な墓穴がありましたが、ここは撮影禁止。
正確に言えば「カメラ権」を買えば撮影できたのですが、
一番惹かれるツタンカーメンの墓は、それを買っても禁止ということだったので
あきらめました。
あのツタンカーメンの黄金のマスクはカイロの博物館に、
ここにはツタンカーメンのミイラがありました。


(これはラムセス6世の墓の天井画、絵葉書から)

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