Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

踏んで踏んで

2023年12月30日 | 家庭

先の日記で、以前のタロウと今のタロウの、玄関での様子があまりに違うことを書きました。
左が5年前、私が帰宅すると狂喜して迎えてくれたタロウ、右は去年の、帰宅してもまるで気づかないで寝込んでいるタロウ。
その時にもう一つ驚いたのは、玄関マットの汚れ具合。
5年前と今と、同じマットとは思えない位汚れてしまっている。
90㎝×60㎝の大きさですが、厚みがあって折り畳めないので洗濯機に入れられず、なので洗ったことがなかったのでした。
しかしこりゃあんまりだ!


裏に品質表示票が貼ってあったと思うのですが何処かに行ってしまい、よく分からず。
化繊が入ったウールじゃなかったかな?
とりあえずブラッシングして毛をよく取り(タロウの毛がいっぱい絡まっていた)、浴槽の残り湯にドボンと。
中性洗剤を入れて暫く放置、そして足で踏みまくりました。
黒くなった残り湯を捨て、綺麗なお湯を入れてまた踏みまくり、これを2回ほど。
脱水できないので古いバスタオルを何度も押し当て、そして日向でよく乾かしました。



以前ほどには綺麗になりませんでしたが、とりあえずスッキリ!
今日は大物のカーテンの洗濯を。
ついでに花と、目を合わせてくれなくなった認知症タロウ。
それでも大好きだよ!


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親指の秘密

2023年12月26日 | 家庭

友人がSNSに出した足の親指の爪の内出血状態の写真を見て、思わず自分の足の親指を見ました。
内出血こそしていませんが、私の親指もある問題を抱えているのです。
それは、巻爪。
ある時爪が食い込んでどうにも痛くて歩けなくなり、ネットで探したら巻爪専門院というのがある。
そんなのが世の中にあることにも驚きましたが、とりあえず駆け込みました。
そこで少々痛い施術をされ、とりあえず歩けるようになったものの、そこで渡されたというか買わされたのが、確かチタンでできているというちっこい矯正器具。
巻爪防止のためにこれを爪に装着してくれということ。
鼻息で吹き飛ぶような小さなものですが、これで7~8千円したような。
これが親指に装着した状態、右がそれを手で持っている状態。
巻爪になりそうになるとこれを数日間装着し、おかげで酷くならずにすんでいます。



それにしても加齢によって、若い頃には考えもしなかったことが色々と。
巻爪なんて言葉すら、昔は知りませんでした。
足の爪にネイルなんかしている場合じゃないとも思いますが、もう意地になって年中しています。
私はジェルネイルの機械、溶液一式持っているので、自分でできるのです。
ネイルサロンに10年毎月通って、ノウハウはかなり身についた気もします。


トップ写真は、お口直しの、最近食べて美味しかったものの一つ。
「Fat Witch Bakery」代官山店のチョコブラウニー・セット。
おデブ魔女のパン屋ってどんなんよ?と思いましたが、NYで大人気のブラウニー専門店なのですって。
ストロベリーケーキ、オレンジピール、メープルピスタチオなど色々な味があって楽しいです。

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幸福な日々

2023年12月15日 | 家庭

老犬タロウの日々はのんびりと過ぎています。
見えない、聴こえないせいか、もう散歩も喜ばない。
天気がよければ抱きかかえてバギーに乗せ、大きな公園まで連れ出す。
筋肉を衰えさせたくないので、公園の中、そして帰り道は歩かせるようにしていますが、もう本当にノロノロトボトボ。
以前の、ブンブン尻尾を振り、ウキウキワクワク、私を引っ張るように歩いていたタロウは何処にもいない。

私が帰宅しても、以前のように狂喜乱舞して出迎えてくれることもない。
半日会わなかっただけでも飛びついてきて、ウレションまでしてくれたのにねえ?
これは4年前のタロウ。



そして去年頃から、私が帰ると、玄関マットの上で寝ているようになりました。
もう聴こえなくなっていたので、タロウただ今!の声に気が付くこともない。
それでも頭を撫でれば、少しは尻尾を振ってくれたような。



そして認知症と言われた今のタロウは、リビングの一番暖かい所でただ寝ている。
半日ほど留守にすると、リビングや廊下の床の上のあちこちに排泄物がある。
幸いリビングも廊下もフローリングなので、トイレシートに少しでもできるうちは(確率はかなり低いが)、紙オムツの装着はしたくない。
もう頭を撫でても尻尾も振らないし、まるで寄って来ないし、抱こうとしても嫌がられる。
そのくせゴミ箱荒らしはするので油断できないのですが…


せめて紙の上に、元気だった頃のタロウを(トップ画像)。
水彩画の先生にまた同じような絵ですかと呆れられていますが、幸福な日々を思い出させてくれます。

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我慢ができない

2023年11月26日 | 家庭

タロウは相変わらず、甘えても来ず、近寄っても来ず、抱っこしようとしても嫌がるという状態です。
以前の、好き好き大好き!と隙あらばくっついてきたタロウとは別犬のようです。
更に、認知症になって抑制が利かなくなったのか、我慢するということができなくなりました。
例えば食事タイムの1時間位前から、早くよこせとばかりにワンワンと吠えるようになった。
前だったら無駄吠えが酷い時には、ハウス!と命じてケージに閉じ込め、それで静かになっていたのですが、ケージに入れても吠え続けるようになってしまった。
叱っても分からない老犬をどうしたものか…?


歯磨きも、できなくなったことの一つ。
週に一度は歯磨きしていたのですが、ここ半年以上、磨こうとするとどうにも暴れ、噛みつくようになってきたのです。
仕方なくずっと歯磨きしていないのですが、そうしたら口臭がどうにも酷い。
去年お願いした、麻酔なしで歯石を取ってくれるというトリミングサロンに行って来ました。
去年と違ってボケてしまった今、噛みつかないかと心配していましたが、さすがプロ、見事に取ってくれました。
16歳にしては、歯も歯茎も丈夫で不具合もないと。
20分程羽交い絞めにされ、口を大きく開けられて歯石を取られたタロウ、余程怖かったのか、施術の後、震えながら久しぶりに私に抱っこされていました。
そりゃ目も見えず、耳も聴こえなくなった今、突然こんなことされたら怖いよねえ。


私のことを忘れてしまったこと、まったく寄って来なくなってしまったことは悲しいが、タロウは猫のようになったのだと思うことにしました。
愚直なまでに飼い主を慕う犬ではなく、自由気ままで飼い主に媚びない猫になったのだと。
それでもいいから長生きしてね、タロウ。
写真は、施術の前の、何も知らないでオヤツを貰って喜ぶタロウ。

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ああ、やっぱり

2023年11月08日 | 家庭

予想していたことではありました。
16歳になったタロウ、一年位前から老化が急に進み、以前とは随分変わってきました。
戸惑いながらも老犬ってこんなものかと思っていたのですが、極めつけは先週末。
岐阜で3日間の滞在の後、私が帰って来ても、まったく反応しなかったのです。
前だったら、尻尾をちぎれるほどに振って、部屋の中を走り回って、ウレションまでして喜んでくれたのに。
尻尾を振るという姿を、もう長いこと見なくなった気がする。


昨日獣医さんで、認知症ですねと言われました。
ああ、やっぱり。
ネットで「犬 認知症 症状」などで検索すると、「飼い主に反応しない」「ふれるとおびえる」「夜鳴き」「失禁や不適切な排泄」「指示の言葉や合図がわからなくなる」などが出て来ます。
どれも当てはまる。
今の所当てはまらないのは、「グルグル廻る」くらいでしょうか。
だから驚くほどのことではありませんが…


(キッチンで。いきなりこんな風によく寝ています)

大体、獣医院で、長谷川式テストなどした訳でもない。
飼い主だって日々感じていたことなのだから、そう言われたからといって何が変わるという訳でもない。
それでも…
やっぱり悲しい。


でもタロウ、認知症になってもタロウはタロウだよ。
私のことが分からなくなっても…


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ドリップ式、そしてタロウ

2023年10月18日 | 家庭

先の日記でネルドリップコーヒーのカフェについて書きましたが、私自身はネルドリップ、新婚の頃つかっていたものの、すぐに挫折しました。
ネルを一々洗う面倒に負けて、ペーパー・ドリップ式に変えたのです。
ガラスサーバーの上に陶器のドリッパーとペーパー・フィルターをセットして、レギュラーコーヒーを淹れるというもの。
長らくその方式でやっていましたが、10年位前から一人用のドリップバッグ・コーヒーに変えました。
サーバーもドリッパーも要らない、カップにそのままセットできるので、こんな便利な物はない。



ドリップバッグ・コーヒー、先日ドイツ人のゲストが見て、何だそれは?と驚いていました。
そう言えば以前、友人がアメリカの学会に出た際にホテルでこのコーヒーを淹れたら、他の国の人たちから驚かれたと。
カリフォルニアに住む友人に聞いてみたら、やはりあちらでは普及していないということです。
ちょっとびっくり。


我家に金木犀はありませんが、この時期、バルコニーにまで近所のその香りが漂ってきます。
今年は遅かったねえ!
タロウ、以前は上の写真の椅子からすぐに跳び下りてしまったのに、まったくできなくなりました。
この椅子どころか、ソファからも降りられなくなりました。



そしてコスモス畑のタロウ。

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猛暑の夏

2023年07月18日 | 家庭

週末、岐阜は暑かった!
昨日17日、愛知県豊田市で全国一番の39.1℃、岐阜県多治見市で38.7℃。
そんな中で高齢の叔父叔母たちを招いて法事をするのもどうかと思いましたが、そういったことを取り仕切るのは兄だし、随分前に決めたことなので仕方ない。
とにかく母の四十九日は猛暑の中、なんとか終わりました。


8年前に体調を崩して以来、晩年の母は田舎の広い家に住むのは無理で、町なかの家に移りました。
が、仏壇は田舎の家にある。
なので法事は田舎の家でやらざるを得ず、お寺さん、親族をそちらに呼んで読経、その後料亭へ。
8年間人が住んでいない家は荒れ放題ですが、兄が庭師に頼んだりして世話をしてくれているようで、庭はなんとか体裁を保っていました。

それでも両親が元気だった頃、そして母が住んでいた頃とはまるで違う。
青苔はなくなってしまったし、全体が散漫な印象になっている。
愛情をこめて世話をしないと、こんなにも違ってくるものか。
仕方ないことではありますが。



夫の実家のお盆もあり、3日間留守をする間、タロウの世話は次男に頼んでいました。
昨夜遅くに戻ったら、玄関に横倒れになったタロウが。
呼びかけても返事もしないのでドキッとしましたが、ああそうだった、タロウはもう耳も聴こえないのだった。
以前はこんな風に暫く留守をして帰ると、尻尾を千切れんばかりに振ってウレションして迎えてくれたものですが。
なんでも老いていくのねえ…


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いつまでも傍に

2023年07月07日 | 家庭

タロウの目は白濁し、もう殆ど見えてないようです。
食欲は相変わらずあるのですが、食事を入れた容器を目の前においても、中々見つけられないのが悲しい。
獣医さんからも白内障と言われ、散歩を嫌がるようになったのはそのせいかと。
そりゃ見えなかったら怖いよねえ。
何メートルか歩いたらオヤツを上げるとか、動かなくなったら抱っこしたりして、なんとか散歩させています。
歩かないと筋肉が落ちて益々歩けなくなるというのは、自分の母を見てよく分かっているので。



最近、サマーカットにしたタロウ。
今年はここまで短くするつもりはなかったのですが、毛玉だらけだったそうで、結局こうなりました。
歳を取ると毛並みが悪くなるのは知っていましたが、毛玉もできやすくなるのですって。
トイレの失敗もどんどん増えています。
老犬を飼うのは初めてなので、相変わらず戸惑う日々です。
頂き物の白熊アイス、美味しくてありがたいのですが、330㎖は少々大きすぎるかも。
私にはハーゲンダッツのあのミニサイズ(120㎖)、ちょっと足りない位が丁度いいような気がします。


ヨボヨボでいいからいつまでも傍にいてね、タロウ。
5月に富士本栖湖リゾートに行った時の景色を描いてみました。
後ろのピンクは芝桜を表したつもりです。

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悲しい記録

2023年06月20日 | 家庭

私の携帯に残っている、母からの留守番電話の記録。
着信記録ではなく、留守電記録なのです。
「お母さんだけど電話ちょうだい」というだけの内容なのですが、一日に4回入っていることも。
いい加減うんざりしたものですが…


「携帯電話」と「(赤)」と二種類あるのは、スマホとガラケイと2台持っていたからです。
なんとかスマホを使っていたのですが、90歳を超えた辺りから怪しくなっていたので、ガラケイも。
以前はメールのやり取りもしていたのですが。
ここ何年も帰省する度に携帯の使い方を教えるのが、私の仕事でした。
教える傍から忘れて、同じことを何百回も繰り返し、その忍耐力が要ることといったら。


今はもう私の携帯は、まったく鳴らない。
友人たちとは随分前からLineのやり取りが主となって、通話することは滅多になくなったので。
まったくかからなくなると寂しいものです。


(白山神社)

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古いアルバム

2023年06月10日 | 家庭

もう少しだけ、母のこと。
今思っても、先週岐阜で過ごした一週間は中々辛いものでした。
母がいつ死ぬか分からないという恐怖に怯えながら、実家で過ごした眠れない日々。
いっそ亡くなったと聞いてからの方が、来るものが来たというあきらめの境地に達した気がする。
お通夜や告別式には夫や息子も同行してくれたし、大勢の親戚に挨拶したりで悲しんでいる暇もない。
まあこれからも悲しみはジワジワ来るのでしょうが…


その岐阜での日々、病院に毎日通いましたが、病室には15分間しかいられない。
残った有り余る時間で、せめて実家の不要物を少しでも捨てたいと思いましたが、その地域は捨て方が結構厳しく、特に不燃物や粗大ごみは要予約だったり日にちが決まっていたりして、すぐには出せない。
仕方なく私がしたことは、20冊以上あった古いアルバムの整理。
上の写真は押入れの下段いっぱいに積まれたアルバム、これ以外にもっとあるのです。

(実家の前で)

役場にアルバムの処理の方法を聞いたら、写真はすべて剥がし、台紙は粗大ゴミとして出してくれと(要予約、有料)。
数十年も前の写真、台紙に張り付いて中々剥がれないのを、片っ端から剥がしました。
実家にあった古いペーパーナイフが役に立ちました。
これはというものだけ残し、ボケた写真、同じような写真をどんどんゴミ袋に。
大きなゴミ袋が次々にいっぱいになる。

 
(父の選挙の時)

息子たちが小さい頃、可愛がって貰った写真。
国内外の美しい景勝地で撮った写真。
友人や親戚たちと一緒の楽しそうな写真。
80歳の時、私とウィーンやプラハに行った時の写真。



なんだ…
17年前にお父さんが亡くなってから何もいいことないと散々毒づいていたくせに、その後も楽しそうな写真が山ほどあるじゃないの。
お菓子の大きな空き缶いっぱいに入れた残る写真、今度新しいアルバムに入れるつもりです。


(プラハのカレル橋)

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