Zooey's Diary

何処に行っても何をしても人生は楽しんだもの勝ち。Zooeyの部屋にようこそ!

生姜レモン

2009年01月27日 | 家庭料理
先週だったか、新聞に「生姜紅茶」なるものが紹介されていました。
冷え性の身体に、即刻効くのだとか。

病み上がりの身体に渇を入れたくて、作ってみました。
ウチにあったハーブ・ティ(ローズヒップ)を普通に淹れる。
ナマ生姜をたっぷりとすりおろし、ぎゅっと絞って汁をそこに入れる。
ハチミツも入れてよく混ぜる。
これだけです。

温まります… ホカホカと。
生姜の強烈な匂いと味が、ローズヒップの味を消し去ってしまうほど。
紅茶なら何でも良さそうです。

さらに紅茶では物足りなくなって、生姜レモンを作ってみました。
レモンの絞り汁、生姜の絞り汁、ハチミツに熱湯を注ぐだけ。
私は、カップ一杯の生姜レモンのために、レモン半個、生姜親指大、ハチミツ大匙一杯くらい使います。
効きます…身体が温まり、喉がジンジン熱くなり、鼻がムズムズしていたのがすーっと通るような気がします。
これは、生姜紅茶の比ではない!
甘酸っぱくて美味しいし、ビタミンCとミネラルもたっぷり。

当分、生姜飲料に凝りそうです。
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突然…

2009年01月25日 | 家庭
それは、やってきました。
インフルエンザ。

水曜日(21日)、途中まで私は元気だったのです。
午後、友人の出演するコンサートに招かれていて、フルートやピアノの音色を堪能して… ただ会場は暖かくて快適なのに、なんだかゾクゾクするので変だなあ、と思っていたのです。
夕方帰宅したら悪寒が止まらなくなって、ゾクゾクガタガタ、歯もガチガチするほど。
とにかくベッドにもぐりこんだのですが、あっという間に熱が出てきて8.6℃。
私は平熱が5℃台と低いので、これだけでもう致死熱なのです…
折りしも夫は出張中、次男はその夜飲み会。
でも最初は、夕食作らなくてすんでよかった、くらいに思っていたのですが…

悪寒はどんどん酷くなり、身体中が痛くなってきました。
仰向けに寝れば背中が、右を向けば右が、何しろ全身が痛くて寝てもいられない。
しかもエアコンを暑いほどに効かせても、寒くて寒くて…
パジャマの上にホカロン4個貼り、首にタオルを巻き、靴下を履くという哀れな姿をしてもまだ寒い。熱は39℃に。

明くる木曜日、次男は一応心配してくれましたが、学校に。
私は医者に行きたいのだけれども、トイレまで歩くのも辛いのに、とっても自力で行く気力がない。車を出すのも、もってのほか。
というわけで、ひたすら震えながら寝ていたのでした。
熱、下がらず。
夜帰って来た次男が作ってくれた、怪しげな鍋を、ほんの一口。
その日の夜遅くに帰って来た夫に、金曜の朝一番で内科に連れて行って貰いました。

今は、鼻の粘膜から、すぐに確認できるのですね。
A型インフルエンザでした。
しかも脱水症状寸前だったと。
その場でタミフルを飲まされ、抗生物質やら胃腸薬やらどっさり貰い…
薬を飲んでも、熱はまだ8℃台でしたが、悪寒は止まりました。
でも、身体中痛い…
とにかく水分を取るようにしましたが、何も食べられない。
そして土曜日、ようやく7℃台に。
3日間で体重2キロ減。

去年まで毎年予防接種受けていたのに、今年は受験生もいないしと油断したのが仇となったか。
皆さんもどうぞお気をつけ下さい。

写真 コタツタロウ

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「そして、私たちは愛に帰る」

2009年01月17日 | 映画
2007年カンヌ国際映画祭にて最優秀脚本賞と全キリスト協会賞を授賞したドイツ・トルコ合作のヒューマンドラマ。
邦題が素晴らしい(原題はThe Edge Of Heaven)。
”そばにいても心をつなぎあえない、一番近い他人
ドイツ、トルコー2千キロに渡って、3組の親子の運命が絡み合う”
こんなキャッチ・コピーを観てしまったら、やはり観ずにはいられません。
上映最終日の昨日、銀座シネスィッチにて鑑賞。

ハンブルグで余生を娼婦と暮らす、トルコ移民の父アリと大学講師の息子ネジャット、
アリに買われた娼婦のイエテルと、その娘、反政府活動家のオクテン、
そのオクテンを愛してしまったドイツ人女子大生ロッテと、その厳格な母スザンヌ。
その3組が、時間軸、場所とともに複雑に交差しながら、悲劇に見舞われていく…

しかも彼らは、その繋がりを知らない。
例えばネジャットは、オクテンを探す為ドイツでの職を投げ打ってまでトルコに行くのですが
同じくオクテンを助ける為にトルコに来たロッテに、それと知らないまま部屋を貸したりする。
それを知っている画面のこちら側の我々は、なんとももどかしい思いに捉われるのですが
なんと映画はそのままに収束してしまうのです。
幾重にも周到に貼り巡らされた伏線が、ひとつも実を結ぶことなく話が終わってしまった時の
失望感ときたら!

しかし、結局、人間を結びつけるものは
国家も宗教も文化も超えた親子の愛情、あるいは人間の友情であり、
その絆は、あらゆる複雑な事情も乗り越えるということなのか。
このファティ・アキン監督という人は、ドイツ育ちのトルコ移民2世であるのだそうです。
ハンブルグやイスタンブールの街並み、雑踏が、悲しげなトルコ音楽にのって
美しく映し出されます。

昔「ミッドナイト・エクスプレス」の中で観た、悪評高いトルコの陰惨な刑務所が
今回の映画では、妙に明るく自由な雰囲気になっていて驚きました。
受刑者達は色とりどりの私服を着て、煙草を咥えながらカードをしていたりする。
それでも、我々の眼から見たら一体何をしたというの?というほどの軽微な罪のオクテンが
そのままだったら15~20年の刑期であるということから
しかも、それがお金と外国人の助けによってあっさりと釈放されるということから
トルコの閉鎖社会の根深さが思いやられるのです…

公式サイト
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「ラースとその彼女」

2009年01月14日 | 映画
もし貴方の弟(或いは友人、息子)が僕の愛する彼女だといって、
等身大のリアル・ドールを連れて来たら…
貴方ならどうしますか!?
この映画は、そこから始まるのです。

こんな荒唐無稽なお話が、しかし、私の周りで実に評判がいいのです。
一体何故!?と、興味を抑え切れず観に行ったのですが…

シャイで純粋な青年ラースと、その恋人の人形(!)ビアンカと、
それを見守る兄夫婦や田舎町の人々。
ラースの彼女に最初は驚き、戸惑いますが、
「ビアンカが現れたのには理由がある」という医者の指示に従い、彼女を受け入れる。
話が展開するにつれ、ラースにはそうなるだけの理由(生育歴やトラウマ)があり、
彼にとってはビアンカが、大人の男となるために必要不可欠な通過儀礼だったということが分かるのですが…

それにしたって、こんな善人ばかりの田舎町なんてあるものか!?と
思ってしまいます。
最後の方の神父の言葉。
「みんなを試すために、彼女は現れたのです」
義姉がラースに叫んだ言葉。
「みんな貴方が好きだから、貴方の事が大切だから、彼女を大切に思っているのよ!」
つまりは町の人々も、ラースの人柄の投影図だったということか。

異端を拒絶せず、排除せず、受け入れることから理解は始まる。
分かってはいるが、その実現がいかに難しいかは
日々の現実世界を見れば分かります。
見果てぬ夢、叶わぬ桃源郷。
だからこそこの作品を観ると、泣きたいような切ない気分になるのでしょう。

☆3.5

「ラースとその彼女」
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花びら餅と大福茶

2009年01月12日 | グルメ
写真は、岐阜の玉井屋の花びら餅と抹茶、そして大福茶です。
大福茶とは、「おおぶくちゃ」と読み、煎茶の中に小さな昆布と梅干し、山椒の実などが入った縁起のよいお茶のことです。
元々皇族やお公家さんの飲み物で、歴史的にはお公家さんの場合「皇服茶」と書き、
一般的には「王服茶」と書かれたそうです。
(引用元 http://f40.aaa.livedoor.jp/~paulnobu/obukucha.html)
由来はとにかく、とても優しい味です。
昆布や梅干や山椒の実は、冷え性の身体を温めてくれる効果もあるようです。

ほんのりピンク色が上品な花びら餅も、私は大好きなのですが、
これも元々は、長い間宮中で食されていたようです。
明治時代に裏千家が初釜に用いることを宮中から許され、以後新年を象徴する菓子として、「花びら餅」となったのだとか。
(引用元 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8F%B1%E8%91%A9%E9%A4%8)

大福茶にしろ、花びら餅にしろ、昔は贅沢品であったのが
時代が変わって、今は庶民のものとなったということでしょうか…
玉井屋では、奥のお茶室で中庭を眺めながら、こちらを頂くことができます。


玉井屋本舗 
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結婚生活の存続

2009年01月09日 | 家庭
家族で平和にいられることの幸せを、この年明けにも感謝したばかりなのですが、
仲のよい家族であっても、ずっと顔を突き合わせていれば鬱陶しいこともあります。
まあ取るに足らない、くだらないことばかりなのですが…

例えば。
昨日の日記には、ささやかな続きがあるのです。
クィーン・アリスを予約したのは当日の朝になってからだったので、1時40分からの席しか取れませんでした。
で、コースの各々が”散々もったいつけて出された”(次男の言葉)結果、食べ終わったのは3時過ぎに。

そんな時間に贅沢なフレンチを食べたら夕食は軽くていいだろう、と
私はその前に、シャブシャブの材料一式を用意しておいたのです。
白菜、春菊、長葱、キノコ類、白滝、豆腐、カマボコ、薄切り肉…
で、大人はごく軽く、息子たちはたっぷり食べればいい、と。
食事の後、セールまっさかりのクィーンズ・スクエアで息子たちの服を買ったりしたので、帰りは6時過ぎに。
広い館内を歩き回って、足はくたくた。
帰りの車内で、今夜は鍋でいいね?と訊くと
長男が嫌だ、と(ヤツは、鍋は手抜きだと思っているらしい)。
いいじゃないの、あんなに食べたばっかなのに、と言っても
鍋なんて食べた気しねえよ、と。
言い争っていると、黙って聞いていた夫が一言。
それが仕事だろ、と。



結婚自体を後悔するのはこういう瞬間です。



で、作りましたとも。
確かに”それが私の仕事”なのですから。
帰りにまたスーパーに寄って材料買って
一汁三菜の”ちゃんとしたご飯”(長男の言葉)を。
こうして結婚生活は続いていきます…
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オバマに捧げる牛フィレ肉

2009年01月08日 | グルメ
ようやく夫や息子たちが、会社や大学などそれぞれの持ち場に戻り、少しホッとしています。

息子たちは相変わらず家族で外食することを喜ばないのですが、中高生の頃ほどには拒絶しなくなりました。なので休日最後の日曜日、ホテル・パンパシフィック横浜の「クィーン・アリス」に家族で行って来ました。たまにはちゃんとしたマナーや、ワインの選び方(私は飲めないので、これは夫の役)なども教えたい、と。

お正月の特別メニュー・ランチ。
エビ・ウニ・アワビの贅沢サラダ
丑ずくしのスープ(牛タン・アキレス・モワル・すね肉)
オマール海老のシャンパンソース
牛フィレ肉 プレジデントオバマに捧げる(写真)
柑橘類のシャンパン・ゼリー

メイン・ディッシュの「プレジデントオバマに捧げる牛フィレ肉」には笑えました。
食材がオバマ氏の出身地のものとかという絡みがあるのかと思いましたが、そういう説明はありませんでした。
となると、単に石鍋シェフの思い入れによる命名か?
(残念ながら名前の由来を聞くの忘れました)

何も、遠いアメリカの大統領に捧げなくったって…と思い、
しかしでは誰を持ってくるのか?と考えると答えに詰まりました。
オバマ大統領に対抗する日本人って、やっぱり麻生首相か?
「麻生首相に捧げる牛フィレ肉」
しかしそんな名前では、今ひとつインパクトが足りないような…
或いはノーベル賞受賞者?
北京五輪のメダリスト?
どう考えても、一流ホテルのメイン・レストランの料理名にするほどの、最近の日本人は思い浮かばない。
日本って、ヒーローの生まれない国だなあとつくづく思ったのでした…

パン・パシフィック横浜クィーンアリス
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新年あけまして

2009年01月05日 | 家庭
おめでとうございます。

年末年始、帰省していました。
私の住まいから岐阜まで、東名高速がスムーズに流れれば5時間くらい。
しかし、年末年始は時間が読めないし、今回はタロウを連れて行ったのです。
車に弱いタロウは、車に乗ると一時間と持たずに吐いてしまう。
そんなタロウを連れて行くのは可哀想だから預けようとどんなに言っても、夫は連れて行きたいと…。

どうなることやら、恐る恐る行ったのですが、ほぼ一時間毎に休んで行きは6時間、帰りは2時間毎くらいに休んで11時間かかりました。 それでもタロウは、吐いてしまいましたが。
帰りの道はあまりに混んでいたので、秦野辺りで高速を降りたのが失敗の元…
まあとにかく、無事に戻って来ました。

今年もどうぞよろしくお願い致します。


写真は油比PAで、富士山とタロウ。
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