KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

小田原の潤生園にて全職員に対する研修が開催されました

2018-07-27 10:46:41 | 日記
7月26日(木)

この度、社会福祉法人小田原福祉会・潤生園において、全職員を対象とする「KOMIケア研修会」が開催されました。これは前理事長の時田純氏の企画によるもので、創立40年を超える潤生園の理念と実践が、KOMIケアの真髄に通じるものがあるとのお考えから実現しました。潤生園は、現会長の時田氏の掲げる理念をかたちにして歩んできた日本における福祉・介護の草分け的存在で、日本の介護をリードしてきている事業所です。
潤生園の名前のゆかりは、ホームページ上で見ることができます。

「釈尊の教典、法華経の中から示唆を得たものです。
教典の一節に「洪潤枯涸」という言葉がありますが、「おおいに枯涸に潤す」と読みます。その意味を汲み取り、肉体が枯れ心も涸(かわ)いた高齢な方々を、真心からの介護で精神的にも肉体的にも潤し、一人ひとりが天寿を全うされるように、献身する誓いを込めてつけた名称です。」

この理念は、現在大きく展開しています。以下にある図が潤生園の全体像です。



当法人は、小田原という地にあって、モデル的な地域ケアの運営をされています。
今回の企画では、全職員がまずは「KOMIケアの理念」に触れることからスタートしました。同じ講義を3回繰り返し、できる限り多くの職員に聴いていただくことになりました。26日が3回目でしたが、トータルで200名を超す方々にお集まりいただくことができました。会場は「レンゲの里」でした。



今後は「KOMIケア推進役」となる方々とご一緒に、重厚な研修会を重ね、法人全体にKOMIケアのかたちが根付くように力を注いでいきたいと思います。
会長の時田 純氏と、現理事長の時田佳代子氏をご紹介します。(潤生園のホームページから転載)





これからの研修の成果が楽しみです。皆さま、よろしくお願い申し上げます。

高知看護教育研究会での講演

2018-07-01 11:35:08 | 日記
6月30日(土)

平成30年度・高知看護教育研究会の講演会講師として、高知大学医学部に行ってきました。
関東は早々と梅雨明け宣言が出て、真夏日が続いていますが、高知は前日まで大雨だったそうで、当日の天気が危ぶまれました。でも龍馬空港に降り立つと薄日が差すお天気でホッとしました。

これは飛行機上空から見た景色です。駿河湾が眼下に広がっています。低いところに綿雲があり珍しい景色だと思いました。


高知龍馬空港では、龍馬像が出迎えてくれました。



高知大学の山脇先生が出迎えに来てくださっており、ご一緒に昼食を摂ってから大学に向かいました。
看護学科は、高知大学医学部(前身は高知医科大学)の中に、医学科と並んで設立されています。



今回の講演会のテーマは「原点から考えるこれからの看護教育-ナイチンゲール思想を通して-」です。



とても重要で、かつ深いテーマです。歴史的視点を取り込み、これからの日本の看護教育への視座について語りました。
このテーマは、いずれ文章にしてみたいと思います。
会場では、思いがけず懐かしい方々にお会いできました。再会の喜びと同時に、これからの発展につながる希望が持てて、豊かな気持ちで帰路につきました。