KOMIのブログ

金井一薫の周辺に起こった出来事や、学会、FN看護研究所関連の記事を紹介します。そして私のつぶやきをお聞きください。

島根県立石見高等看護学院において「公開講座」が開かれました

2017-05-30 09:53:02 | 日記
5月26日(金)

島根県立石見高等看護学院において「公開講座」が開かれました。
テーマは「ナイチンゲール看護論・入門」です。
1年生~3年生が一堂に集まり、また実習指導者の方々も参加されました。
看護とは何か、変わらぬ看護の基本とは何か、というテーマについて、ナイチンゲール思想(特に『看護覚え書』を通してみえるもの)を原点としてお伝えしました。



当日の東京の天候は雨、風が強く、飛行機が羽田空港で立ち往生し、出発が危ぶまれましたが、何とか1時間遅れで飛び立ちホッとしました。
出雲地方はよく晴れていて、気持ちの良い気候でした。

下の写真は、看護学院の中庭です。シンボルツリーの楠木が堂々と立っています。クスノキは春に葉を落とし、きれいな花を咲かせるそうです。鳥たちのさえずりも聞こえてきます。
立派な藤棚の向こうに見えるのは、学生寮。学ぶ環境が整っていて、とってもいいですね。



本企画は学院挙げての行事で、教員の方全員が関わっておられました。
終了後に全員集合。記念の1枚です。
これを機会に、今後ともよろしくお付き合いをお願いいたします。



みんなのMITORI研究会・勉強会

2017-05-25 09:45:52 | 日記
5月20日(土)

東大本郷キャンパス内にある医学部図書館333号室において、友人である近藤和子さんが主宰する「みんなのMITORI研究会」が、お二人の講師を招いて講演会を開きました。
講師のお一人は朝日新聞社記者の佐藤陽氏、お二人目は建築家の渡邉健介氏です。
佐藤氏は『日本で老いて死ぬこと』というご著書執筆のお一人です。
2025年問題を間近にひかえて、日本人はこれからどのようにして死にゆくのか・・・というテーマに応えようとした内容です。”朝日新聞 迫る2025ショック取材班”が追いかけた160本近い連載記事が一冊になったものが、この本です。




私も早速購入して読み始めました。
多くの事例が紹介されており、また、様々な前向きの実践も紹介されていて、とても考えさせられる内容です。
私たちKOMIケアの仲間たちも、それぞれの前向きで素晴らしい実践をしていますが、全国には、このように展開している人たちがいるんだと教えられ、心強い限りです。

建築家の渡邉さんのお仕事の視点は斬新で、これからの老いの住処のあり方が示唆されていました。
7月には、近藤さんの仲立ちで、渡邉さんにお目にかかれそうです。とっても楽しみ・・・。

さて、この日は東大の大学祭「五月祭」でした。
私が学んだ頃とは一変して、多くの屋台が赤門からずっと列をなし、大勢の人々でにぎわっていました。
とても暑い日でした!
 

看護の日記念講演:徳島県立総合看護学校

2017-05-10 14:09:59 | 日記
5月8日(月)

今週は、5月12日のナイチンゲール生誕を記念して、全国各地で「看護週間」のイベントが開催されています。
この日は、徳島県立総合看護学校において、記念講演会が開催されました。
ここには「准看護師課程」「2年課程の第二看護学科」「3年課程の第一看護学科」の3課程が併設されています。
合わせて450名の学生さんと、教員の方々、それに外部からのお客様が、体育館に参集されました。
主宰は学生さん! 司会も、挨拶も、しっかりと立派に役割を果たされました。

学生さんたちには、各自に現代社版の『看護覚え書』を持参していただきました。
講演のテーマは、「『看護覚え書』を読む-そこから見える看護の真髄-」です。
もっともっと、話したいことはありましたが、続きはまたいつの日かに……! 終了後にはとても良い質問を2つ、いただきました。




新学期が始まって、2~3年生はそろそろ実習に出る時期です。
「看護のものさし」を頭において、観察を看護の眼と頭で行い、患者に寄り添う、心のこもったケアを患者さんに届けてください。

さて、新緑の美しい季節となりました。
どこを見ても満開の花が目を楽しませてくれています。
この連休には、近くの丘に登ったり、ドライブで山に入ったり、峠越えをしたりと楽しみました。
山に咲く「つつじ」の鮮やかな色彩に、思わず声がでます。



また、山の斜面一面に咲き乱れる「シャガ」の白い花をうっとりと眺めました。



光が入って、それはきれいな景色でした。今年はとりわけ美しく咲いた斜面を堪能しました!

都立府中看護専門学校、戴帽式記念講演

2017-05-02 15:33:13 | 日記
4月28日(金)

東京都立府中看護専門学校で、戴帽式の記念講演がありました。
午前中に記念講演、そして午後からが戴帽式です。

この写真は、昨年のものをいただいたのですが、看護学生にとって、戴帽式におけるキャンドルサービスは格別なものです。



看護師になる夢を確認し、看護の道を進むことをあらためて誓う儀式です。
そして、キャンドルには、先輩から後輩へ「看護のこころ」を継承するという意味が込められています。

今の時代、多くの看護教育現場が戴帽式を廃止しています。
でも、看護師人生のスタートを飾るこの儀式は、いつまでも残してほしいと思います。
一生の宝、一生の記念になる1枚です。

戴帽式を迎えられた皆さま、心からおめでとう!を申し上げます。