Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

カマンベールのフライ無花果胡桃のジャム(レシピ付)添えサラダ、ランド風サラダ

2014-09-25 06:44:03 | オードブル Hors-d'oeuvre

 秋の香りのするオードブルサラダを2種ご紹介致します。今日も又無花果の話が出てきます。昨年色々な種類の無花果のコンフィチュール(ジャム)を作ってみました。その一つ無花果と胡桃を合わせたもの。チャツネーではないけれど甘味は薄く意外とチーズと一緒に頂くと相性が良いのです。今日は冷蔵庫に眠っていてちょっと固くなってしまったカマンベールチーズをフライにして一口オードブルサイズのサラダに仕上げてみました。

カマンベールのフライ無花果胡桃のコンフィチュール添えサラダ

 

カマンベールチーズは普通のフライのように小麦粉、卵、パン粉をつけておきます。熱めのオイルでカラッと外はカリカリ中はとろける直前の状態余熱で食べる時完全にとろっととろける感じで揚げます。バルザミコソースを飾りに。

添えたのはサラダ菜に焼いて皮を剥いたパプリカに胡桃、無花果と胡桃のコンフィチュールを添えました。

ドレッシングソース

  * バルザミコ酢 + りんご酢 半々の割合  1

  * 向日葵油 + 胡桃油 半々の割合  2

 にマスタード、大蒜の卸したもの、塩、胡椒を入れて混ぜたものです。

無花果胡桃のコンフィチュール 

   材料

 * 無花果 1kg (普通は皮付きで使いますが私は皮を除きました。除いて正味の分量です)

 * 砂糖(カソナード砂糖を使用)700g 何瓶か作り600gに減らしたのも作りました。 (レシピは1kg)

 * 胡桃 200g

 * バニラ 1/2棒

 * レモン汁 1個分 これはレシピにはないけれど煮込むときに私の好みで入れました。

   作り方

1 シロップを用意する。25clの水に砂糖と縦割りにしたバニラ棒を入れ煮立てる。

2 無花果は洗って4つ割にする。胡桃は綿棒で軽くたたき大き目に砕く。

3 無花果と胡桃を1のシロップに入れて軽く煮立たせる。

4 3を一度冷やしてから再び火にかける。約40分煮詰めて煮詰まったら沸騰消毒した瓶のできるだけ上まで詰め蓋をして即ひっくり返して冷ます。

このコンフィチュールも一年たった現在でも味は変わることなく美味しく頂けます。瓶を完全沸騰消毒 熱々の出来立てを詰め上記のひっくり返す作業をすれば保存食作りは絶対に成功しますよ。

 

もう一つフランス西南部フォワグラや鴨の産地のリッチなサラダ ランド風サラダ(salade landaise)とか

ペリグー風サラダ(salade  périgoudine)呼ばれているサラダのご紹介

本当はフォワグラが入ります。でも今日は無し。このサラダレストランでオードブルに取るとかなりのボリュームでそれだけでもお腹が一杯になってしまうこともある時が多いです。今日はオードブルにとどまるように少な目。フォワグラなしで経済カロリーともにあまりリッチではないサラダです。(苦笑)家に合った材料のみで作りました。

材料はサラダ菜 紫玉葱のスライス、茹でた隠元、トマト、オリーブの上に

  鴨のフィレの燻製

  鴨の砂肝のコンフィ(温めて脂を切って置く)(これも買うとき探しても無くて鶏のレバーのコンフィで代用しました。)

をちらし上のカマンベールチーズのフライのサラダと同じ胡桃オイル仕立てのドレッシングソースでいただきます。胡桃油で作るドレッシングはとても良く合います。バルザミコ酢の代わりにフランボワーズ酢などを使ってもフルーツの香りが入り美味しいです。

今日は鴨のフィレの燻製は手元にあったプラムを見てなんとなくこのようなものに仕立てたものも作って載せてみました。

干しプラム(固くなくジューシーなもの)を鴨のフィレの燻製で蒔いてオーヴンでさっと温めました。

サラダの上に温かいものが載っているのもなかなか美味しいものです。でも鴨のフィレの燻製はそのままでも美味しいのでちょっと残念なことをしたとの想いも。

 

今日の朝は娘達に新鮮な野菜料理を作りたくランブイエの街朝市を訪れました。パリから快速で30分程。もっと物価が高いのではと思ったのですが野菜果物も肉類も私の住む土地と大体同じお値段で快い驚き。でも魚屋さんをのぞいたら驚くほどいいお値段で吃驚しました。

深い広大な森を控えるこの街の人々皆ゆったりとして親切な人が多いなと思います。市場の人々の応対もとっても感じが良く野菜を買うときにも一つ一つ美味しそうなものを選択 品種や味の説明もしてくれて楽しい買い物の時間を過ごしました。これもパリ生活を想像していたので良い印象を受けました。

 

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8 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Mchappykun)
2014-09-25 09:29:01
今日もお洒落でおいしそうな料理です!こちらでは無花果はもう終わってしまいました。無花果は案外利用価値のある果物だと思います。でも、小さい1パックが6ドル。とてもジャムやチャツネなど作れるお値段ではないのが残念です。
鴨のコンフィや薫製がお近くでも手に入るのも、流石フランスですね。
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Unknown (ソーニャ)
2014-09-25 23:45:55
こちらで無花果3つで¥600です。
今日の帰り道にモールの八百屋を覗いてみたら
無花果が無くてガッカリ。
無花果のチャツネを作りながら、コメント欄でやり取りして
仕上げたのは大晦日でしたね。なので無花果は8月~12月は
出回るってことですね。ちょくちょく覗いてみます。
去年の8月の精進料理では無花果を揚げ物、
赤出しを作りました。
カマンベールフライにドレッシングソースが楽しみです♡
ご主人とお二人で滞在されてるのかしら?
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Unknown (タヌ子)
2014-09-26 02:31:16
ランブイエ、高級住宅地なのに、お魚以外はそれほど高くないんですね。
カマンベール、我が家では冷蔵庫に入れることは殆どないのだけど、たまにダラ~っとし過ぎてしまったものを冷蔵庫に入れたまま忘れてしまうこともあります。
そんな時はこうしてフライにして食べると、最後まで美味しく食べられそうですね。
前菜メニューにあまり食指が動くものがないと、このサラダを頼むことが多いのですが、レストランのものはこれでもか!っていうぐらいに砂肝が入ってますよね。
鴨のスモークで巻いたプラム美味しそうだけど、確かにちょっと勿体ない気もしますね(笑)
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初めまして。 (はなこ)
2014-09-27 12:10:19
コペンハーゲンの小さなレストランでジャムを挟み込んだカマンベールチーズのフライをいただいたことがあります。こんなことしたらフランス人には怒られるかも知れないけど、と言いながら出してくれました(笑)お写真を拝見して、懐かしく思い出しました。
日本に居る私からは大変リッチなメニューに見えますわ。

どうぞ宜しくお願い致します。
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Mchappykunさんへ (fleur de sel)
2014-09-27 21:49:31
フランスでも黒い甘味の強い無花果は結構高価です。我が家の無花果はあまり甘味が濃くありません。でも美味しい加工保存食品は出来上がります果物は皆こちらよりはやめそちらは本当に気候が温かいのですね。
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ソーニャさんへ (fleur de sel)
2014-09-27 21:52:50
日本の無花果は選択されたものだからきっととっても美味しいのでしょうね。我が家の無花果食べてみて欲しかったです。日本料理の使い方帰宅してむく鳥に食べられていなかったら研究して試してみます。
主人は留守番シリウス君の世話をしています。
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タヌ子さんへ (fleur de sel)
2014-09-27 21:59:35
ランブイエは街はこじんまりちょっと私には街中人が多すぎるけれどお城とその庭園は街の中その奥は森と環境の良いところだと思います。
我が家もチーズアンリ冷蔵庫に入れないのだけれど暑い日にカマンベールが流れ匂いがきつかったので冷蔵庫に入れ食べるの忘れていました。
私も旅に出て野菜が欲しいと注文しますが野菜類より肉類のほうが多くていつも誰かさんに食べてもらいます。鴨のスモークはやはりもったいなかったです。苦笑
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はなこさんへ (fleur de sel)
2014-09-27 22:02:17
チーズとジャムって案外相性が良いのですよね。バスク地方へ行くとブレビのチーズと酸味のある果物と一緒に頂きます。
今日は温かいコメント有難うございました。これからも仲良くお願い致します。
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