春野菜が少しずつ出てきましたね。このテリーヌ 昨年の春に作ったもののうちの一つです。プログ長くお休みしていて更新したいと思い気に入ったお料理なので写真を撮ったのですがついついご紹介できなかった物です。その日の新鮮な野菜で色々変化させおもてなしのオードヴルとしてよく作りました。
野菜の下ごしらえすればあとは簡単 綺麗でしゃれたオードヴルの出来上がりです。日本の皆さん方は季節に敏感 春野菜の出足も早いですね。このテリーヌのグリーンアスパラガスがまだ出回っていないので今年はまだ作っていないのですが 時期遅れないうちにご紹介することにしました。
春の新鮮な野菜を湯がき やはり湯がいたポロ葱で包み香料野菜の沢山入ったジュレで固めました。
上の写真は野菜のテリーヌに 右下から左上に ラディッシュのディップ、生ビーツのラべサラダ、パセリソース、ホモス(日本ではフムスというのでしょうか?)をマッシュサラダとアレンジしてみました。白いお花はこちらではシレンヌ Silène 、 白い伴侶 Compagnon blanc とも呼ばれる野草の花。若葉も花も食用できるものです。
野菜のテリーヌの材料
野菜
* グリーンアスパラガス
* 人参
* 隠元
* ポロ葱 または太い白い部分の多い長葱、縦に2つ切り
ジュレ
* 市販のマデールスの入ったジュレのもの(手に入らないときはチキンブイヨンにゼラチンを溶かしたもの)
* パセリ、チャービル
* 春の新大蒜のみじん切りまたは大蒜摩り下ろしたもの少々
作り方
1 まずジュレの準備。市販のもの、ご自分で作るもの、野菜から出る水分を考え固めに用意してください。後は私は香料野菜が好みなので沢山加えます。粗びき胡椒も忘れなく、白胡椒のほうが今日のお料理には良いですね。
2 野菜はそれぞれ別に茹でておきます。(アスパラガス、隠元、ポロ葱は塩をいれて)一緒に茹でるとそれぞれの野菜の味が混ざってしまいます。
茹で汁は合わせると美味しい野菜スープのだしになるのでとっておき活用しましょう。隠元の茹で汁は除きます。
3 ケーキ型にまずポロ葱を敷き グリーンアスパラガスに始まる野菜お好みの絵になるように重ねながらそのたびに少しずつのジュレを加えます。
あとは冷蔵庫で固めて切り分けてください。
添えたラディッシュのディップは依然にご紹介したラディッシュのスープのバリエーション(またご紹介致します)、ホモスはレシピ前にご紹介したことあるけれど最近作り方変わってきた感じかもしれません。パセリソースも即興です。
パセリソース
パセリ、大蒜、レモン汁、オリーヴオイル、塩、胡椒、時にはアンチョヴィーを加えミキサーにかけたものです。
季節の旬の野菜はその美味しさのエクスプロージョン、爆発。その野菜を全部一緒に閉じ込めてしまいと思いました。
色々な野菜のサラダ、ディップを添えたのはその中に美味しいソースが含まれているため。
なくても美味しいソースを添えたサラダと一緒に充分美味しいテリーヌです。
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そしてコメントとても楽しみに待っております。
春野菜たっぷりで、添えた野菜も素敵で、とても美味しそう。絵画のようです。
ポロ葱を最初に敷くのですね。なかなか手が込んでいますが、いつか作ってみたいです。
ソースで頂くとなると爽やかなお酒が欲しくなります。
店頭には山菜、新じゃがが並び、これはどうすれば
美味しく食べられるのかしら?と買う予定もないのに
想像をめぐらせています。
楽しみ乍ら作っていらっしゃるお姿を勝手に想像してます。
ジュレの中にハーブが入ってるんですね。
これだけで野菜もたっぷり摂れるし、美しくてヘルシーでいうことなしです。
これにオクラを入れたら切り口が星形で可愛くなりそうだけど、ヌメリガ出るからフランス人には不評かもしれませんね。