Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

鱈のボンヌファンム マスタード風味(鱈のマスタードクリームソース)

2013-03-03 05:57:56 | 魚貝料理 poissons

もう三月明日は雛祭りですね。此方はまだまだ寒い日が続いています。 北のリルから休暇を過しに訪れた義妹のリルの雪情報の話を聞いていたわけではないけれど今日の御料理のソース白いもの作ってしまいました(笑)

鱈のボンヌ ファンム Cabillaud Bonne femme   フランスでBonne femme直訳すると 良い女性 で会話の中で使用するとあまり良い意味には使わないのだけれど この御料理名に付くのは コック長の作るような洒落て凝った御料理ではないけれど家庭で女性が作る素朴で暖かい家庭料理という意味。 フランスの 鱈のお惣菜料理というところでしょうか。

 

 クリームを入れずにルーのみで作る場合が本来かも知れません。今日私は白くそしてまろやかに仕上げたく クリームを入れ 又パンチを入れたく粒状のマスタード Moutarde à l'ancienne も加えました。

本当のレシピでないではないの?と 怒られるかもしれませんね。 塩の華風です。(笑い)

 Cabillaud は生鱈です。身の厚い背の部分を使用。他の白身の魚で代用できます。

       材料 4人分

   *生鱈 4切れ (今日は2つ切り) 塩 胡椒 タイムを振って置く

   *エシャロット 2-4 微塵切り

   *大蒜 1-2片 微塵切り

   *マッシュルーム 200-400g 薄切り

   *白ワイン 10cl

   *ブイヨン (魚のフュメでもチキンでも 薄めの物)25cl

   *バター 30g

   *小麦粉 小 山盛り 1

   *生クリーム 大2

   *粒マスタード 大2(好みで加減)

   *塩 胡椒

   *パセリ

  我家はソースが沢山欲しいという好みなので3人でもう少しあってもと思いました。 ことにキノアを添えたからでしょう。

 

       作り方 

1 バターを小量塗ったグラタン皿に エシャロット 大蒜 マッシュルームを敷く。

2 その上に鱈の身を載せ白ワインとブイヨンを注ぐ。

3 クッキングぺーパーを被せ200度のオーブンで20分ほど焼く。(魚の身の厚さにより焼く時間異なりますのでご注意)

4 鱈を取り出して皿に載せる。アルミフォイルを被せて冷めないように。(又は火を止めたオーブンの中でアルミフォイルを被せながら保温)

5 鍋にバターを解かし小麦粉を加えさらさらになったら(焦がさないように)汁を加え滑らかなルーを作り生クリーム、マスタードを加える。滑らかになったら野菜も加え仕上げる。塩 胡椒で味を整える。

6 温めておいた鱈の上にソースをかける。

この御料理じゃが芋添えること多いけれど今日はほうれん草のバター炒めとキノアを添えました。

 

 今日のサラダはエンダイブ、ルッコラ、林檎、胡桃 に 燻製の鰊をタルタルにしたものを散らしました。このレシピは又後に。ディップに美味しいものです。

 

庭に水仙が沢山。冷たい風で痛んでしまったもの多いので摘んできました。 花瓶に挿したらやはり部屋が華やかになりました。 明日は戸棚の中に飾ってある内裏様外に出してあげなくては・・・・・

 

 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (タヌ子)
2013-03-03 09:47:29
鱈のボンヌファム、フレンチビストロレシピという日本の料理本に載っていて、一度作ってみようと思ってすっかり忘れていた料理です(笑)
クロアチア在住当時、あまり新鮮な鱈が買えず、冷凍ものばかりで、水っぽかったので鱈料理を作る機会が殆どなかったのです。
近いうちに、塩の華風と日本のレシピ本のもの、両方作ってみますね。
添えてあるのはブルグルかなと思ったら、キノアだったんですね。
こちらではまだ水仙は咲いてません。
やはり海沿いの地の方が気温が高いのでしょうね。
燻製にしんのディップレシピ、楽しみです。
Unknown (ソーニャ)
2013-03-03 10:27:59
ソース沢山、キノアとほうれん草に絡ませて
食べたらと想像するだけでもニヤニヤして
しまいます。(笑)
ワンプレートって食べ易いですよね。
近頃はこのタイプが多い様です。
昨日どこのお店もはまぐり、てまり麩、でんぶと
普段店頭にないものが並び華やかです。

黄色は元気をくれる色ということです。
幼稚園で好きな色を聞かれ、女の子はほとんど、
ピンクでワタシだけ黄色でした。^^;
Unknown (きき)
2013-03-03 13:31:52
ボンファム。。。。懐かしい響きです。その言葉を知ったのは、まだお料理などしなかった頃、学校帰りに本屋さんで見かけた料理の本を立ち読みした時でした。一瞬で魅入られてしまったわたくしは、迷う事なくそのお料理の本を買っておうちへ(笑)。。。以来、毎日ただただ美しいお料理の写真眺め、それにまつわる素敵な外国生活のお話をくりかえし読んでは、まだ見ぬとおい世界に思いを馳せておりました。実は、この塩の華さまのブログの存在を知ったのも、既に絶版となってしまったこの本が、またどこからか再版されていないかとネットで調べた事がきっかけでした。。

その本の名は、『お料理はお好き?』。。著者の入江麻木さんは、遠の昔に鬼籍に入られてしまいましたが、今でも、その本は、わたくしのアメリカのおうちの本棚にあって、わたくしと、わたくしのお友達の舌の上で、彼女の素晴らしい味の魂を今に伝え続けていてくれます。。そして、この素敵なブログに新たに出会えたのも、この本のおかげ。。^^*

ルッコラ(アメリカでは、アルグラと呼ばれています!)、大好きなのですが、お写真のような野生のピリっとしたものは、日本では見かけません。で、先日帰米致しましたときに、種を持って参りました^^*

鰊の薫製の缶詰をほぐして、檸檬、ケッパーとともにチャイブとディルのみじん切りを混ぜたマヨネーズソースであえたものをよく作ります。塩の華さまのタルタルとは、どのようなものでしょうか?レシピをうかがうのが楽しみです!
Unknown (Mchappykun)
2013-03-03 23:43:42
とても上品な色合いのお料理ですね。鱈、ほうれん草、キノアの組み合わせがとても美味しそうです。私もソース大目が好きかも。
サラダもとても美しいです。私も果物とナッツをよく入れます。
水仙、随分咲いたのですね。東にいたときは裏庭にたくさん植えて毎年増えていくのが楽しみでした。こちらは終わりに近づきました。黄色いラッパ水仙はイギリスにいた頃のことを思い出させてくれるだい好きな花です。
タヌ子さんへ (fleur de sel)
2013-03-06 07:37:37
この御料理もっと凝って作るレシピも在りますが家庭的簡単に出来るレシピで作りました。本当に簡単で即できて素朴なお料理だなと思いました。寒い寒いと思っているのですが海洋性気候で温暖な方かも知れません。水仙せっかく咲いたのに風で痛んでしまいました。陽が照っていても風が冷たい日は本当に骨まで寒さが浸み通りますね。
ソーニャさんへ (fleur de sel)
2013-03-06 07:45:44
雛祭り前の準備で華やかな食材が沢山でているのでしょおうね。春の喜び感じますね。
私はピンクには全然惹かれませんでしたよ。
溌剌としたお嬢さんのソーニャさん想像して微笑ましいです。
ききさんへ (fleur de sel)
2013-03-06 08:00:08
母が所有していた三冊の入江麻木さんの本此方に住むようになった時持ってきました。お料理はお好き。パーティをしませんか。入江麻木の小さなフルコース。御料理の飾り付けに愛読させていただきました。他に日本語のお料理の本はあまり持っていません。
ルッコラ此方ではロケットと言います。野生のことに海岸線に生えるものこれから自然に生えてきます。
今日アンティル風の燻製の鰊のタルタルご紹介しました。危機さんのような味付けのものも作ります。手軽に作れてちょっとしたディップに重宝しますよね。
Mchappykunさんへ (fleur de sel)
2013-03-06 08:07:17
ほうれん草とキノアはやはりおソースが沢山あったほうが美味しいですよね。胡桃お友達に沢山頂き重宝しています。エンダイブや白菜と林檎と胡桃はとても相性が良いと先頃よく作ります。次回はMchappykunさんのようにオレンジに洋梨使ってみます。
此処から少し北のヴァンデ地方これから野生の水仙が群れ咲く土地があります。機会があったら今年は散歩に行きたいと思っています。
Unknown (越後屋)
2013-03-10 19:04:03
これは本当にソースたっぷりでキノア等と混ぜて食べるの美味しそうです。
白身の魚なら何でも良いと言うのが嬉しいかも。
こちら鱈は大体どの店の冷凍庫にも有るのだけど、もの凄く水っぽいので他の白身の方が美味しいのです。苦笑
越後屋さんへ (fleur de sel)
2013-03-11 08:10:22
一度冷凍鱈かって融かしたら本当に水が出て来てエラスティックな食感がしたことあったような。他においしい白身の魚が在るのですね。ソース義妹と三人で足りませんでした。沢山作ることお勧めします。キノアとほうれん草が付いているから余計にですね。

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