Fleur de sel 塩の華

フランス ボルドー コニャックも近いラロシェル海辺の家でオーガニック素材 新鮮な海と土地の幸の健康料理ご紹介致します。

身近の食用野草のサラダ

2013-03-11 07:54:22 | 野菜 ベジタリアン料理 Légumes

近年私が興味を持って観察している事の内に野生の食用植物 野草があります。雑草と呼ばれて終わったしまうのは可哀相なくらい健康に良いそして美味しい野草沢山あります。今日は庭に生えているものを摘んでサラダを作りました。(庭はぼうぼうなのだけれど除草剤は一切使用していませんのでご安心ください。笑)

野草はそれぞれ個性があるのでアクセントにベースにはあまり癖のないエンダイブを刻んでベースに。(庭にこれは植えたビーツの若葉も少しばかり加えました。)胡桃と鴨の燻製の刻んだ物も加えました。

今日加えた野草は、、、

Mouron des oiseaux

はこべ(なでしこ科)

Mâche, Doucette

ノヂシャ(オミナエシ科)

Fenouil

フェンネル(セリ科)

Plantain lancéolé

へらオオバコ(オオバコ科)

Plantain corne de boeuf

corne de boeufとは牛の角の事

牛の角のような形の葉なのでこの名前が

オオバコの種類(オオバコ科)

coquelicot

芥子(ケシ科)

Pissenlit

たんぽぽ(キク科)

Silène, Compagnon blanc

ヒロハノマンテマ,ホワイトキャンピオン(なでしこ科)

Violette

スミレ(スミレ科)

どの植物も若い時期の柔らかい若葉がサラダに入れて美味しいものです。(花 種 根を食べるものも数多くあります)

私には二人の尊敬する植物学者がいます。一人はフランス植物学 食用 薬用野草で 第一人者 François Couplain (フランソワ クプラン) 野草を料理に取り入れる興味を持つフランスの数々の大シェフ頃にMarc Veyrat とのコラボレーションは有名です)と一緒にコラボレート影響力を持つ方です。彼の頭の中は植物の百科事典のよう 何冊も数え切れないくらい本を出しています。

彼の一週間の研修には2度ほど参加しました。 採集してきた野草でそれはそれは想像豊かな御料理を楽しんで作りました。又ご紹介することがあるかも知れません。(野草を使って御料理を考えるのも私の先頃の興味なので。)

もう一人は隣の町に住む Anne Richard( アンヌ リシャール)アンヌはたまたまラロシェルの図書館で彼女の書いた本を発見、隣町に居しているというので早速電話をしてみたら野草研究の野歩きの講習が定期的にあるということで昨年から参加しています。

と言うわけで私の料理に使う野草は危険な物ではありませんよ。(笑)

 野に育つ物は生命力が強い物です。育てなくても生えてくるのですから。滋養分も豊富です。

野草の持つ個性的な 又はデリケートな味 がシンフォニーを奏で一口ごとに味わえる今日のサラダです。

美味しいビネグレット用意してくださいね。

 

悲劇の東日本大震災から二年経ちました。 数多くの犠牲者の方々、ご家族と共に心からご冥福お祈りいたします。避難生活にしのいでらっしゃる方々まだまだ沢山いらっしゃると聞いております。一日も早く普通のやすらぎのある生活に戻れますよう。 被害地の復興 皆様方の御健康 お幸せ 心から祈っております。

 

 

 

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10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
花を食べるひと (きき)
2013-03-11 12:34:13
春を鏤めた、宝石のようなサラダですね^^* わたくしも庭のすみれ、豆や菊の花を戴きますが、葉っぱの方で戴くのは、こぼれ種で増えたアルグラぐらいでしょうか。。 タンポポは、芝生に沢山生えてわたくしをこまらせる、ほんとうに食べてしまいたいほど憎い敵(笑)のようなものです。フランスの方はタンポポをよく召し上がる、とも伺っておりましたが、未だに口にした事がありません。それにしても、塩の華さま、edible な植物をよくご存知でらっしゃいますね♪ 野生のキノコの類いも、お分かりになりますか?

わたくしの友人にも、総ての植物の名前を学名、和名、英名でそらんじている植物学者がおります。彼とあるくと、そこら中の植物とお知り合いになれます! 彼とは、再来週、学会でまたあう事になるので、マレーシアで見て名前の分からなかった植物の写真を見せて謎解きをするのを今から楽しみにしております♪
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Unknown (ryuji_s1)
2013-03-11 18:46:10
fleur de selさん
素晴らしいサラダ
野草の風味が
おしゃれですね
スミレの花も 彩りに最高ですね
おいしそうです
素晴らしいサラダ
有難うございます
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Unknown (Mchappykun)
2013-03-12 02:29:10
野の花はどれも可憐で一生懸命咲いているのが伝わってきますね。以前にも塩の華さんは良くお庭で採れた野草や花をお料理に使っておいでで、私も取り入れたいと思ったことがありました。我が家はワンコがいるので、庭のものはあきらめましたが。

野草のサラダは身体を中からきれいにしてくれそうな感じですね。色々な食べられる野草のご紹介、ありがとうございました。
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Unknown (タヌ子)
2013-03-12 06:45:25
我が家の庭で食べられるのはたんぽぽぐらいだと思っていたけれど、探せばまだまだあるかもしれませんね。
ノルマンディにも野草研究の野歩きの会があればいいのに。
そちらには海辺の食用植物もあるのではないでしょうか。
自然に生えている季節のものを食べると、その時期に必要な栄養素がしっかり摂取できますね。
美味しくてヘルシーで言うことなしです。
私も野草の本、探してみます。
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Unknown (ソーニャ)
2013-03-12 06:58:09
茸もそうですが、食べられるものと食べられないものの
見分けができないので、常々emiさんって
詳しいなぁーと関心していました。
研修にも参加して勉強されていたんですね。
初めて食用菊を見たときは誰が買うんだろう?
なんて思ったものですが、今はしっかりと地位を
確立しましたね。
近くの河川があり、山菜らを見つけますが、犬の散歩が
多いので、摘むのはちょっと。でも摘んでいる方が
いるんですよ。自宅だとそんな心配もなくて
羨ましい限りです。
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ききさんへ (fleur de sel)
2013-03-12 07:01:53
ルッコラ アルグラというのですね知りませんでした。タンポポはほろにがくて美味しいですよ。でも小さな柔らかい葉が良いです。野歩きをして小さななんていうこともない草や花の名前を知るのは嬉しい物です。昨年は海草についても学びました。茸はまだです。いくつか絶対に自信のあるものしか採りません。野草も食用のものと毒な者紙一重のように似ているものがあるので注意しなくては。和名は難しいです。食用野草共通でない物が沢山あります。そして植物学者の人々は皆ラテン語でまず名前を言うのでフランス語の植物名で覚えている私にとっては難しいです。
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ryuji_s1さんへ (fleur de sel)
2013-03-12 07:04:30
有難うございます。春先はやわかくて美味しい野草が沢山嬉しい季節です。スミレを入れると本当に美しいサラダになると思います。それに美味しいです。
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Mchappykunさんへ (fleur de sel)
2013-03-12 07:10:50
そうなんです。綺麗な野草を探すには人々の動物との散歩道にならないような奥に入らなくてはなりません。畑の脇は除草剤や防虫剤の影響があるから駄目。難しいけれど何も採集しなくても色々な植物との出会いが在って山歩きなど苦手と思っていた私植物を観察しながらだとかなりの距離でもこなすようになりました。
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タヌ子さんへ (fleur de sel)
2013-03-12 07:18:58
タヌ子さんのお家絶対色々な食用野草ありますよ。私の友達の家はorne県のVaunoiseでよく行くのですが我家は海辺で海辺に生える植物が多いのですが我家にない沢山の植物があって羨ましいです。絶対宝の山です。笑
食用野草のお料理はただ食べる部分が少ない物もあったり準備にとても時間がかかることがあります。
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ソーニャさんへ (fleur de sel)
2013-03-12 07:31:10
研修に行く前からかなり観察して植物の生える時から花を付実をつけるまで写真を撮ったりしていました。でも本を読んでもわからないことがあり研修に行くように。世の中明るくなりました。(笑)本当に汚染されていない物を探すには人里はなれたところまで入らないと駄目ですね。海草の採集も一度学んだのですが海草は海の水に洗われているからと思いや先頃は海も汚染の問題があるし難しい時代になりましたね。
此方食用野草はやっていて私の友達が有名レストランに行ってハコベがサラダに入っていたと驚いていました。笑
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