感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

心が痛むとき。

2009-06-30 23:21:55 | 日記
仕事で上手くいかなくて、自分では一杯一杯に頑張っているんだけど、どうしようもなく不安。

一方で「大丈夫、一生懸命やれば何とかなるサ」と言い聞かせる。

・・・でも、出てくるのはため息しかなく。


そんな憂鬱な時に息子の言動に切れ、自分を押さえきれなくなって。

それでも、必死に感情的にならないように努力する。

息子には罪はないこと、わかってる。

そんな言動をさせるように育てたのは、母親である私。

みんな私に帰って来てるのよね。

そう思うと尚更自分が腹立たしい。

私って何だろ?

こんなモヤモヤした気分、一晩寝たら治るだろうか?

そんな時、ないですか?

そんな時、どうしてますか?

私のこんな悩みなんて、ほんとに大したことないのに、こんな気分になってるなんてバカみたい。

明日は不安を感じることなく、しっかり頑張ろう!

魅惑の仏像~その4

2009-06-29 21:01:26 | 趣味
今回は少し地味な仏像です。

ご覧になったことがあるでしょうか?

奈良県の飛鳥寺の「飛鳥大仏」です。

正式名称は「釈迦如来坐像」と言います。

大仏と言っても奈良の大仏や鎌倉の大仏に比べたら、大仏と言えるかどうかの大きさで、2m70cm程のものです。

「鞍作止利」が西暦600年頃に造ったということですから、奈良の大仏よりも150年ほど前に出来ています。

度々の災害に合われて、これもやはりツギハギだらけですが、このお顔、どこかで見たことありませんか?

同じ「鞍作止利」の作である法隆寺の「釈迦三尊像」のお顔とよく似ています。
面長で比較的ハッキリとした顔立ちです。

お顔としてはあまり美しい仏像の部類には入らないと思いますが、とても素朴な感じがしませんか?

体と頭部のバランスもあまりよくないし、ぎこちないラインのような・・・。

この飛鳥寺を訪れた時、その当時の住職さんが飛鳥大仏について説明してくださいました。

「この大仏さんにしてみたら、奈良の大仏なんて赤子のようなもの。奈良の大仏さんができる前からずっと世の中を見て来たんです。」

その住職さんも当時90歳を過ぎた御老人でしたから、その言葉がとても重く感じられました。

その言葉を聞いてから飛鳥大仏を見上げると、とても思慮深く、何も言わないけれど全てを見透かしているような表情に見えたのです。

「お前のことは全てわかっているよ。」と。

そんな長い歴史と共に重みを増した存在感。

まさに、日本の歴史を全てご覧になって来られたんですね。

そして、これからどんな日本をご覧になるのでしょうか。



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あのオバサン、誰!?

2009-06-28 20:06:11 | 日記
今日は一人でショッピング~。

夏物バーゲンで何か掘り出し物はないかと。

毎日暑いから、涼しそうな物を探しました。

『付いている値札より20%off!』
これは買わないわけに行きません

まずはカプリパンツとクロップドパンツを試着。

鏡に写った自分を見てビックリ!

ウエストは丁度いいのに、太ももとお腹はピッチピチッ!

この下半身に集まったお肉はなぁに?
パツパツの下半身がカッコワルッ!

見たくない物を見てしまったようで、サッサと試着室から脱出

「今度のこれはどうかな?」

またまた、鏡の中の我が姿にガックリ

どこからどう見ても、『立派なオバサン』

パンツどころか、どの服を当ててみても全然似合わない。

「これいいな」と思って鏡に向かって自分に当てて見ると、全く違う風に見える。

「あの人素敵な服を着てるな」と思って、同じような物を探して自分に当ててみると、「な~んかヘンだ」となる。

なんで????

今までそんなだったっけ???

いつからこんなオバサンになったの?

それとも、ずっとそうだったのに、気づかなかったの?

他の人は似合ってるのに、何で私には似合わないのだろう?

それでも、カプリパンツを2本とチュニックを2枚買ったんだけど、いつものようにルンルンな感じはなくて・・・・。

もっと体形を隠すような服にすればよかったかな~?

一体何を着たら似合うんだろう?

好きなファッションが似合わないなんて、悲しすぎるでしょ。

あぁ~!
兎に角、もっと痩せなければ!

鏡に写ったあのオバサン、一体誰よーーーー!





はい、それは私です。。。。。。。。


マイケル死す!

2009-06-26 20:53:31 | 日記
朝からマイケル・ジャクソンの死のニュースで悲しい1日だった。

それ程マイケルの熱烈なファンではないけれど、彼の曲やダンスは好き。

いい曲は沢山あるけれど、「ビリー・ジーン」が一番好きかな。

後、ジャクソン5時代の曲もいいものが沢山あるし、マイケルの可愛く高い声がとてもいい!

そして、彼のダンス!

初めてムーンウォークを見た時は驚いた。

キラキラの手袋で帽子に手をやり、ス~ス~と滑る姿が目に焼きついている。

貧困の家庭に育ち、子供の頃から一家のために歌って来た。

人気が出ると、家族も周りの全ての人もマイケルを金のなる木のように群がった。

かつてマイケルは自分のことを
「ボクはお皿の上のスパゲティのようだ。」と言ったそうだ。

一皿のスパゲティを求めて、無数の人が周りから手を伸ばして来るって。

大スターの孤独ってヤツ。

大人で何の思惑もなくマイケルに近づいて来る人はいなかったらしい。
だから大人は信じず、子供だけしか信じられなかったとか。

悲しいね。

黒人と言う人種差別にも苦しんだ彼は、白人になりたいと思っていた。

「なぜ、黒人のスーパーマンはいないの?黒人のピーターパンはいないの?」って。

整形も否定していたが、誰が見ても白人になろうとお金をつぎ込んでいたのは明らかで。

エリザベス・テーラーが理想の顔だって聞いたことがある。

小さい頃から貧困と人種差別で相当辛い思いをしたんだろう。

可愛い黒人の少年が、成長して大人になるに従って顔を変えて行く。

私が一番カッコイイと感じるのは「スリラー」の頃だ。

少し鼻を小さくしているが、このくらいで十分だったのに、彼はドンドン変わっていく。

ある時期から肌の色も真っ白になり、アゴも割れ奇妙な顔に変化した。

そして、奇行も目立って・・・。

体も顔も崩れて行ったような。

スリラーの頃のままでいたら、今回のような死もなかったのではないかな?

心身共に病んで行くマイケルを誰も助けてあげられなかったのか。

黒人だからこその才能で大スターになり、黒人と言うコンプレックスが彼の命を縮めた気がする。

私達日本人にはわからない人種差別。

未だに人種差別が強く残るアメリカの象徴のようなマイケル。

オバマが大統領になったこの年に、彼は逝ってしまった。

黒人である自分自身を好きでいてほしかったな。


この間は忌野清志郎が亡くなった。

今年は何だかとっても悲しくて寂しいね。





結構やれるもんだね。

2009-06-25 22:40:29 | 日記
このブログのタイトルのように、私は「感性」だけで生きて来たことが多かった。

五感で感じて表現する人間だ。

とても計算したり緻密に計画して行動するほうではない。

けれど、今の仕事はPCで1000分の1mmまで計算してキッチリと合わせなければいけない。

それに、時間に追われ、周りの職場の人達と歩調も合わせなければいけないので、非常に気を使う。

初めはこんな仕事が私にできるわけがないと思っていた。

いや、今でも私には向いていない仕事だと思う。
それだけに、毎日ストレスだらけ。

この仕事を辞めたいと思っていながら、辞めるタイミングを逃している間に、5年も経ってしまった。

5年も経っているのに、まだ半人前なんだけど。

若いうちならまだしも、こんなオバサンになってから新しい仕事を覚えるのは大変なことだ。

もう少し若かったら、もっと早く飲み込めただろうに。

でも、若かったら、自分の苦手なことにトライしていただろうか?

年をとって、いい意味での「開き直り」が出来てきた。
「みんなが出来るのに、私に出来ないわけがない。ゆっくりでもコツコツ努力すれば何とかなるサ!」

そう、わからないことは素直に教えてもらおう。

間違ったら「ゴメンナサイ」と誠心誠意謝ろう。

これが若い時はできなかった。

こちらが素直に誠意を持って接すれば、周りの人も答えてくれる。

相手に優しくしてもらいたかったら、こちらから優しくしよう。

相手を変えたかったら、まず自分が変わらなければ。

そんな悟りを開いた(笑)のも、年を取ったからだろう。

何より今の職場の人達が私にそんな姿を示してくれた。

そして、今までの努力が少し認められた時、「私にも出来るんだ」とおぼろげながら自信の芽が生まれた。

しかも、それがそんなに悩んだことではなく、自然に出来た仕事だった時、確かに自分の身に付いていたことを感じて嬉しかった。

それどころか、もっと難しい仕事でもコツコツやれば出来る気もする。

人間て、案外出来るものなんだな。

まだ自分に向いていない仕事で、ストレスだらけだけど、もう少し頑張ってみようと思えるようになった。

人生って、日々勉強だなあ。