感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

辻井伸行 日本ツアー

2014-03-03 09:18:22 | 日記
今日は念願の「辻井伸行 日本ツアー ショパン&リスト」に、母を連れて行って来ました。

苦労して手に入れたチケットです。

音楽好きな母へのプレゼントでもあります。

辻井伸行さんは、盲目のピアニストとして一躍有名になりましたが、それだけでなくその演奏に惹かれました。

音楽にはあまり詳しくはありませんが、彼の演奏はピアノへの愛が感じられる気がします。

ピアノを弾いている姿と音色から、「ピアノを弾くのが楽しくて仕方ない」と感じます。

さて、前から4列目の抜群な席に座り、ワクワクしながら約2時間、時間を忘れて聞き入りました。

ショパンとリストの全10曲、アンコール曲も合わせると13曲。

他のピアニストの演奏を聞いたことはありませんが、辻井さんの演奏は、思った以上に素晴らしかったです!

まさに全身全霊でピアノを弾いている感じ。

特によかったのが、ショパンの「華麗なる大ポロネーズ」「ピアノソナタ 葬送」とリストの「ラ カンパネラ」。

涙が出る程の感動でした。

会場の観客の皆さんも同じように、ハンカチで目頭を押さえている方もチラホラと・・・。

溢れんばかりの拍手喝采に、何度も何度も丁寧にお辞儀をする姿に、また拍手!

アンコールの3曲がまた素晴らしくて!

久々にいい時間を過ごせました。

母も大感動していて、「素晴らしいものを聞かせてもらってありがとう」と言ってくれました。
少しは親孝行できたでしょうか?

余談ですが、辻井さんの時折見せる笑顔がとても可愛らしく、人柄が表れているようでした。

あー、暫くはこの感動に浸っていたいです。

何か癖になりそう・・・・。

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4 コメント

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これは素晴らしい (liuring)
2014-03-03 14:48:55
私などがいまさら辻井伸行さんの偉大さを言うまでもないですが。。
お母様のお喜びようが目に浮かびます。

彼のお母様は、”盲目の・・・”という冠ををつけないで
ピアニストとしての伸行を見て(聴いて)欲しい・・・と仰いますが。
そんなことは超越して、感性豊かな素晴らしいピアニストですよね。
さらに言うなら、彼のひたむきな人間性も・・・

でもね、どの曲もそうでしょうけど、超絶技巧の”ラ カンパネラ”なんか特に
あのスピードや手の飛ばしなど・・・とても常人とは思えないくらい。
ですから、(私の感動)どうしても盲目というハンディを超えて
その感嘆度合いが増幅されて次元が違ってきてしまうんです。
涙が・・・よく分かります。

すみませんね長くて・・・つい感情が昂ってしまい勝手なことを。。。
返コメは手短でOKっすよ。(笑
liuringさんへ (りっひー)
2014-03-04 14:21:26
音楽に詳しいliuringさんも絶賛なら、本物なんでしょうね。私なんて、つい「目が見えないのに」と言う思いがどこかにあって、自分でも演奏自体に感動しているのかわからないことがあって・・・。でも、彼の明るさや人間性が表れているのは確かだと思います。海外でも認められているんですからね。
演奏後の彼の嬉しそうなにこやかな笑顔が、またたまらない魅力です。
こんばんは☆ (しもちゃん♪)
2014-04-15 00:17:05
一時名前が広がりましたが、今は聴覚が不自由かどうか淡がれてる方が持ち切りで聞くこともなくなりました。
悲しいことです。
私はクラシックは好きなのでショパン・リストは時々聞きます。ショパンはピアノ協奏曲が好きですね。リストはどれといったものは無いけどCDを再生しながら作業には必須かな?
しもちゃん♪さんへ (りっひー)
2014-04-15 14:00:18
辻井さんは例のウソ作曲家と比べては失礼なくらいの本物です。目が見えないハンデ抜きで、世界で認められたピアニストですから。
演奏を聞いても、彼の人間性が表れているようで、心打たれます。
クラッシックには明るくない私ですが、こんな感動は久しぶりでした。

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