感性のままに。

平凡な主婦の独り言です。

ボトルアート・美人画「永遠のまなざし」」

2012-02-21 14:52:45 | 趣味
ひっさびさのボトルアートです。

新居に引越してから初めてです。

今回の作品は、昨年からネット友達にリクエストされていた「美人画」です。

丁度新居への引越しや美術館の仕事が忙しかったので、なかなか取り掛かれず、今に至ってしまいました。

題材は決まっていました。

鶴田一郎の作品で「永遠のまなざし」をアレンジしました。

華やかな中にも、清楚で上品な雰囲気があり、見方によっては魅惑的、それでいて凛とした知性も感じられる女性・・・・そんな女性が描きたいと思いましたが、やっぱり難しい!

そんな完璧な女性が描けたかどうかは、自信がないですが、何はともあれ、リクエストして下さったお友達が喜んで下さるかどうか?ってことが一番重要です。

受けてによって感じ方が違いますからね。

更に、そのお友達は女性なので、女性が考える「美人」とはなんぞや?と言うこともありますし。

あまりに魅惑的なのはNGでしょう?

でも、キツイイメージもねぇ。





※画像はクリックすると大きくなります。

さて、どうでしょう?

最近年のせいか根気がなくなっていまして、長い間描き続けることが苦痛でたまりません。

クリエーターとしては失格ですね。

満足する作品を作るまでは妥協を許さない!これがモットーだったんですけど。

このボトルアートは、乾ききってしまうととても描き辛くなってしまうところが困ります。

一気に描いてしまわないといけませんから。

でも、こうしてずっと「描かなくちゃ!」と気にかけていた作品が出来上がって、ホッとしています。

今度はいつになることやら・・・・。と、いつだったかも書きましたっけ。


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ちょっとご紹介

2012-02-02 09:57:00 | 趣味
様々なところに登録していると、思わぬ出会いがあったりもします。

今回は、そんな出会いで知った美術館をご紹介します。

岡山県備前市にある「BIZEN中南米美術館」です。

名前の通り中南米、主に古代アメリカ大陸の美術品(土器・土偶・織物等)を展示した美術館ですが、私は勿論行ったこともないですし、殆ど興味もありませんでした。

そんな美術館の館長さんとあるSNSで知り合って、そこの企画に私もお手伝いすることになったんです。

この館長さんは、とてもアイデアマンで自分の美術館を全国に知ってもらいたいと、色んな企画を考えています。

展示方法やキャプションもとても楽しくわかりやすくなっているようですし、館長さん自ら楽しい解説をしてくれたりと、サービス精神一杯の美術館だそうです。

それでも、小さな私設美術館の運営はかなり厳しいようで、館長さんはその売り込みに奮闘しています。

そこで、考えたのが、キャラクターを考えること。

今流行の「ユルキャラ」です。

幸いこの手の土偶には、ユニークな姿をしたものが多く、その中から館長さんの思い入れの強いエクアドルのセソイノシシの土偶を、この美術館のキャラクターに決めました。

土偶そっくりのレプリカを人形作家にお願いして作ってもらい、ストラップにしたり、館内の案内や解説に使ったり。

そのキャラがなかなかのいい味だしていたので、つい「キャラクターのイラスト化しましょうか?」と冗談で言ってみたんです。

そうしたら、「是非お願いします」と言う本気のご返事が!

まさか、こんな素人の私が美術館のキャラクターを作製するなんて、思いもしませんでした。

でも、こんなチャンスは滅多にありませんよね。

こうして、私の作ったキャラクターが、その美術館のキャラクターになり、色んなグッズに印刷されることになりました。

これから、他の土偶のイラスト化も計画されており、それもお手伝いすることになっています。

お金のない小さな美術館ですから、ボランティアに近いですが、頑張っている地方の美術館のために、何かお手伝いできることが嬉しいのです。

遠く離れた全く縁のない美術館で、私の作品が使われるなんて、とってもワクワクします。

できるなら、岡山まで行って実際にその美術館に行きたいですね。

もう少し余裕が出たら、是非行ってこの目で見たいと思っています。


もし、興味がありましたら、行って見て下さいね。

HPはココです。→「BIZEN中南米美術館」

また、私のキャラクターイラストが紹介されているブログはココです。→「ペッカリーの部屋」