天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

臼杵石仏の里

2019年07月13日 | 豊の国


蓮城寺から萬弘寺への途中の山王山に拡がる磨崖仏群。御護りするのは紫雲山満月寺。



蓮城上人が蓮城寺から当時河口だったこの付近に移り、般若姫の菩提を弔い、用明天皇が病気平癒の祈願をした薬師仏教の里。以来、二千人の僧が集ったといいます。最盛期には祇陀院・療病院・施薬院・安養院・快楽院の5院と、河口坊・悟楽坊・岡坊・南坊・谷坊・東坊の6坊があり、鎌倉から室町にかけて彫られた磨崖仏の中には未完成のものも…



磨崖仏が彫られた山王山から、五院六坊、池のあった現石仏公園、薬師堂だった現満月寺。



山頂の山王日吉神社下、山王山石仏前の鳥居。



山王山石仏メインは阿弥陀三尊。



山王山石仏前に観音の水が湧いています。



古園石仏は中尊大日如来の曼荼羅。



五院六坊跡から大日如来。



現在は一廓の満月寺が石仏をお護りしています。



ご本尊は釈迦如来



満月寺脇の岩には蓮城上人、炭焼き小五郎、玉津姫が彫られています。



岩の背には玉津姫が簪を挿したところから…の伝説の巨杉。



妙見堂とともに…



ハス畑は鴨さんたちがお守りしています。



隣の水田はアヒルさんたち



古園石仏下、池があった付近から現満月寺。



五院六坊跡の秋は曼珠沙華、秋桜。



満月寺前を流れる深田川


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