天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

声を上げずしてどうする

2013年08月29日 | 橋下徹
【橋下氏慰安婦発言】「誇張された非難に声あげる」と反日運動を批判、問題再燃リスクも
2013.8.28 20:59 産経[west政治]

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が、自身の慰安婦発言への非難決議を採択した米サンフランシスコ市議会に反論の書簡を送った。「慰安婦制度を正当化していない」として決議の撤回を要求するだけでなく、米国内で進む慰安婦像の設置などを「反日運動」と批判し、冷静な対応を求めている。橋下氏は歴史の検証と対話の必要性を強調するが、市幹部や専門家は問題の再燃や「反日運動」の加速を懸念する。
 「今まで誰も声を上げなかったから韓国の主張が広まった。事実誤認の広がりに『待った』をかけるのが政治家の役割だ」
 市役所で22日に開かれた定例記者会見。橋下氏は反論の書簡を和訳したA4判6ページの資料を報道各社に配布した上で熱弁を振るった。

 サンフランシスコ市議会は6月18日、橋下氏の非難決議を採択。「慰安婦制度を正当化し歴史的真実を否定する橋下市長の発言を強く非難する」という内容で、7月11日には決議書が大阪市に届いた。
 橋下氏は有識者の意見を参考にするなどしながら反論の書簡を作成。書簡では「正当化したことは一度もない」と強調する一方、戦場での女性の性的利用は慰安婦制度だけでなく世界各国に存在したとして「日本だけを非難することで問題を矮小(わいしょう)化する限り、解決しない」と指摘した。
 また日本側の抗議を無視する形で慰安婦像の設置が行われたことについて「反日運動は日米関係にマイナスの影響を与える目的ではないかと疑わざるを得ない」と批判。「慰安婦問題を政治的目的に利用する運動に同調せず、正確な知識に基づく建設的対話の開始を求める」と訴えた。

 反論の書簡は8月20日にサンフランシスコ市議会に送達された。大阪市とサンフランシスコ市は、昭和32年からの長きにわたる姉妹都市で、市幹部は「せっかく収まった批判が再燃するのではないか」と関係悪化に気をもむ。
 日米関係を研究する簑原俊洋・神戸大大学院教授は「アメリカ人は人権問題に関して非常に敏感で感情的だ。慰安婦問題についても感情的になっており、理屈で訴えても通用しない」と指摘した上で、「橋下氏の書簡の内容はアメリカ人の目からは慰安婦制度を正当化していると映り、反日グループにとっては『うれしい攻撃材料』になる。関心がなくなるまで放置するべきだった」と懸念する。

 一方、橋下氏は「(今回の書簡で)何かが変わるとは全然思っていない」と話しながらも、こう意気込みを語っていた。
 「誇張された非難に声を上げずしてどうするのか。米国は言論の国。徹底的に議論する」

 相手が変わることは期待せず、正しいことを言い続けること。

初秋十五夜

2013年08月21日 | 秋は夕暮れ

昼40度、夜30度のお月見

雨乞いも



天の原 おもへばかはる 色もなし
秋こそ月の 光なりけれ

こしかたは みな面影に うかびきぬ
行末てらせ 秋の夜の月

しのべとや しらぬ昔の 秋をへて
おなじ形見に のこる月影

菩提寺

2013年08月14日 | Weblog
 先祖代々の墓所のある寺を菩提寺と云います。 古代・中世の氏寺。 皇室の泉涌寺、 藤原氏の興福寺、徳川家の寛永寺や増上寺、伊達政宗の瑞鳳寺など。
 菩提とは、サンスクリット語でボーディ(bodhi)の音写。言語学的には英語のbodyと語源を同じくすると思われ、「体」のこと。
 ブッダは木の根元に座っていた時覚りを得たとされ、その木は菩提樹と名付けられた。三代目のブッダの菩提樹が、ブッダガヤの大菩提寺に植えられている。
 菩薩は菩提薩埵。薩埵が「生きる者、考える者」の意であることから、菩提は覚りを得て、もう考えることができなくなった体、亡くなった者。菩薩は考えることができる者、修行者、生きている者。

数秒から数十秒で何が

2013年08月11日 | Weblog
 緊急地震速報にびっくりしていたら、数秒から数十秒経ちました。

8日の緊急地震速報 突然で戸惑い…何もできず 2013/8/11 11:22

 兵庫を含む34都府県に発表された8日夕の緊急地震速報。早朝だった4月13日の淡路島地震と異なり、仕事中や運転中の人も多く、対応を迫られた。だが「突然のことで何もできなかった」との声も多い。結果的に誤報だったが、いつ大地震に結びつくか分からない。次に備えて検証する。(上田勇紀)

 気象庁は淡路島地震後、2千人にアンケートを実施。「地震速報に気付いてから何をしたか」との問いに、最も多かった答えが「テレビやラジオで情報を知ろうとした」(46・8%)。「揺れに備えて身構えた」(26・9%)、「様子を見た」(17・7%)、「何をしてよいか分からず、何もできなかった」(9・5%)‐と続き、身を守る行動は少数だった。

 今回はどうだったか。神戸市西区の西神中学校。8日午後4時56分、樽本信浩教頭(53)は4、5人の教員と職員室にいた。突然、聞き慣れない携帯電話のアラーム音。戸惑うばかりで、机の下に潜るなど身を守る行動をした職員はいなかった。
 テレビに見入る。だが揺れは来ない。部活動で約50人の生徒が運動場などにいたが、速報は伝わってなかった。樽本教頭は「心配する保護者もいる」と思い、早めに帰宅させた。「速報でどう動くべきかのマニュアルがない。最悪を想定した対応を考えなければ」
 同市須磨区の社会福祉法人「きらくえん」には、特別養護老人ホームの入居者など介護が必要な高齢者ら約140人がいた。特に混乱はなかったが、土谷千津子副理事長(45)は「揺れる前にどうするかを協議する必要がある」と振り返った。
 4月に淡路島地震があった洲本市。海に接する漁師町町内会の前会長、吉岡國興(くにおき)さん(70)は自転車で帰宅中だった。携帯電話が鳴り、画面を見ると「奈良県で地震」とあった。「津波は大丈夫」と思い、自宅へ戻った。
 その後、近所の人とどう行動したかを話し合ったが、誰も何もしていなかった。「いざとなると動けない。とっさにどうしたらええんか」
 気象庁は「速報を見聞きしてから揺れるまで、数秒から数十秒しかない。その短い間に身を守る行動を取る必要がある」として、適切な対応例をまとめている。今回の誤報を生かし、冷静かつ迅速な対応が求められる。

気象庁対応例

緊急地震速報を見聞きしたときは
はじめに

 緊急地震速報は、情報を見聞きしてから地震の強い揺れが来るまでの時間が数秒から数十秒しかありません。 その短い間に身を守るための行動を取る必要があります。
 また、この短い間に行動を起こすためには、緊急地震速報が発表されたことを即座にわかるよう専用の音(報知音)を覚えておく必要があります。
 緊急地震速報を見聞きしたときの行動は、まわりの人に声をかけながら「周囲の状況に応じて、あわてずに、まず身の安全を確保する」ことが基本です。
 このページでは、緊急地震速報の報知音やさまざまな場面において緊急地震速報を見聞きした時に取るべき行動の具体例について解説しています。

地震の揺れを感じる前に緊急地震速報を見聞きした時も、緊急地震速報を見聞きする前に地震の揺れを感じた時も、行動内容は同じです。
ふだんから、家屋の耐震化や家具の固定など、地震に備えましょう。

行動の具体例
周囲の状況により具体的な行動は異なります。日頃からいざという時の行動を考えておきましょう。

屋内にいるとき
家庭では
頭を保護し、丈夫な机の下など安全な場所に避難してください。
あわてて外に飛び出さないでください。
無理に火を消そうとしないでください。

人がおおぜいいる施設では
施設の係員の指示に従ってください。
落ち着いて行動し、あわてて出口には走り出さないでください。

乗り物にのっているとき
自動車運転中は
あわててスピードを落とさないでください。
ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促してください。
急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとしてください。
大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止してください。

鉄道やバスなどに乗車中は
つり革や手すりにしっかりつかまってください。

エレベーターでは
最寄りの階で停止させて、すぐに降りてください。

屋外にいるとき
街中では
ブロック塀の倒壊等に注意してください。
看板や割れたガラスの落下に注意してください。
丈夫なビルのそばであれば、ビルの中に避難してください。

山やがけ付近では
落石やがけ崩れに注意してください。