天地を 照らす日月の 極みなく あるべきものを 何をか思はむ 

わびぬれば 今はたおなじ 難波なる みをつくしても あはむとぞ思う

十三夜

2019年10月11日 | 秋は夕暮れ
先まくり いま二夜をば 満てずして
くまなきものは 長月の月


藤原俊成



秋桜、桜の木上に十三夜月

雲きえし 秋のなかばの 空よりも
月は今宵ぞ 名におへりける


西行

日豊線大野川鉄橋下の河川敷にて…十三夜の夕日



帰る処を持っていなければ、満たすこともできません。