エピローグ

終楽日に向かう日々を、新鮮な感動と限りない憧憬をもって綴る
四季それぞれの徒然の記。

運動会

2013年10月14日 | ポエム
昨日は運動会であった。
体育の日の休日は今日だけれど、昨日終えたのであった。

孫娘の幼稚園である。
風が強かったけれど、子どもたちはものともせず、汗を流していた。

今日は一転、秋の涼風が吹いている。
長袖が必要である。
山は、化粧を終えている。

もうすぐ、白粉がはたかれる。



小学校の校庭を借りての運動会である。







「綱を引き大人も興ず運動会」

「得賞歌年長組の秋終わる」

「埃立つ入場の声アケビ生る」







どの子も可愛い。
写真にすると良く分かるのだけれど、瞳が清んでいる。
だから・・・空が綺麗に人見に映っているのが分かる。

無垢、とはこの事である。



校庭の片隅には、ススキとキバナコスモスが共生している。
鉄棒の後ろ側である。

また、緑のトンネルにはアケビが生っている。
秋を感じる造作であって、先生方の工夫が偲ばれるのである。



我が孫は「初めの言葉」を壇上に上がってやった。
はっきりとした声で、見事に大役を果たしたのである。

少し自慢である。




       荒 野人