今日は清和県民の森主催の高宕山ハイキングの予定でしたが台風26号の影響でコースの一部が危険になったので中止とのことなので急遽一人山歩きに出かける事にし2年4ヶ月振りに小糸浅間山に登りました、天気が午後から雨になる予報なので早出しました。
自宅を出発(7:05)し市宿集落を通って山砂採集場に登りその入口から檜林の中の登山道(7:44)に取り付き尾根を急登しました、何時もならひどい藪漕ぎを強いられるのですがなぜか今回はきれいに刈り払われていて助かりました。
一登りすると分岐(7:54)になりここからは多少傾斜は緩くなりますがそれでも登りが延々と続きます、樹林帯の中なので見えませんが直ぐ右手は山砂採集場で深く削り取られた断崖になっているのです。
一部昔道を含めたこの山一帯は「習志野市少年自然の家」の敷地内で子供達のハイキングコースとして良く整備されていて歩き易い道になったいます、結構急坂で秋と言うのに大汗を掻いてやっとの事「少年自然の家キャンプ場」(8:15)の平地に登り詰めるとこのルートの最大の難所が終わりました。
ここから鉄筋四階建ての「少年自然の家」の前を通リ別荘地の中の坂を数百メートル登って県道に出ると「白渓山荘」を左に見て更に登って鹿野山一の高峰「白鳥峰」の「白鳥神社」(8:52)下に着きました。
小休止した後西に進んで「下宿」(しもじゅく)集落入口を右折して下ると右手に「水準点」が有りました、写真を撮って更に下ると左手下の杉林の中に「阿久留王塚」が有りますが今回はパスしようと思っていたのについ足が向いてしまいました。
「阿久留王塚」(9:12)から登り返し県道に出て反対側の杉林の中の小糸浅間山登山道(9:16)に取り付きました、杉の葉が厚く積もってふわふわした急斜面を九十九折リにゆっくり登っていると何処からか小鳥の囀りが聞こえてきました。
漸く稜線のコル(9:28)に登り詰めると更に北に登り直ぐ右折して尾根を下り登り返すと「浅間神社」の裏(9:45)に出ました、神社に参拝して前庭を見ると三角点が地面から頭だけ出していたので写真を撮って神社を後にし復路に就きました。
数百年経つ椎の巨木の林の中の急坂を東に下りゴルフ場上の道路(10:08)に下り立ち失礼してゴルフ場の端の道路を歩かせてもらって南に向かいました、土曜日とあって大勢のゴルファーがプレーしていましたが場違いの私の姿を見て怪訝な顔をしていましたので小さくなって通リ過ぎました。
1km程の長いゴルフ場の中の道をやっと通リ抜け場外の山道に入ると下のゴルフ場からのオーバーボ―ルが沢山道路や山の中に落ちていましたので夢中で拾いました、数十個も拾ったでしょうかずっしりと重くなったザックを背負って帰ることになりました。
県道(10:45)に出ると直ぐ上の「白渓山荘」の前から昔道に入り≒1km程下って又県道に出て昔道の市場コース分岐(11:09)に着くとさてどの道を行くか迷いましたが今回は広く歩き易い新道を行く事にしました。
暫く行くと左下に深くU字型に掘れた昔道が有りますが以前歩こうとしましたがあまりにも凄い藪でとても歩けないので止めた事が有るのです、ところが良く見るときれいに刈り払われているのです、〆たとばかり下りて行きました。
余りにもひどい藪は尾根に回り込んで刈り払われていましたがそれも直ぐ終わってしまいました、然しこの昔道は集落の何処へ出るのか確認しようときつい藪漕ぎをして進むと藪も大分薄くなったので小休止して地形図で現在地を確認しコンパスで方向を定めました。
U字型に掘られた広い道が続いているので昔道には間違いないと思いどんどん南に下って行きました、すると突然樹間から赤い屋根が見えたのです急いで進むと農家の納屋の裏に出ました。
表に回り込んで舗装道路を下ると県道(11:45)に出ました、予定の新道を下るとお寺の下に出るのですがそれより≒200m程先に出ました、これで本来の昔道のほぼ全コースを歩いた事になり満足感に浸って小休止したら手に持っていた折り畳みコウモリの柄の握り部分と袋が有りません、落としてしまったのです。
小休止した後車の行き交う県道を≒3km程北に進み自宅にゴール(12:15)しました、所要時間5時間10分、歩行時間4時間30分、≒15km、≒25,000歩でした、予定より早く帰宅しましたが、最後の藪のひどい昔道では一度は引き返そうかと思いましたがあのいやな藪漕ぎをしながら登り返すのは億劫なのでとにかく昔道には間違いないので下れば必ず集落に出られると思い前に進みましたが今回は正解でした。
HP URL outdoor (hacca
杉林の中の昔道 小糸浅間神社の社 Ⅲ△「長作」(325.7m)
一等水準点(11017) コウゾリナ 胴体埋葬の「阿久留王塚」
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図