アウトドアー

山登りや峠越えなどを書きます。

389 奥武蔵・陣見山登山&羊山公園散策。  ('18,04,26~27)

2018-04-28 08:35:02 | 県外

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奥武蔵の山登りは昨年日和田山と物見山の縦走登山をしましたが今年も同地域の陣見山を登ってきました、標高は530m余りの低山ですが結構大小のアップダウンが続く登り甲斐の有る山で地元の人たちに親しまれている山の様です。

この山を選んだのはもう一つの目的芝桜の羊山公園に行く電車の沿線にある事、「かんぽの宿・寄居」に近い事そして何よりルート上に3点の三角点があることです、君津を早朝(5:40)のバスで出かけ登山の玄関口「かんぽの宿・寄居」の真下にある秩父鉄道・波久礼駅からスタート(9:50)しました。

急坂の車道を登り「かんぽの宿」入口数十メートル手前の登山口に取り付きよく整備された道を進みました、200m程進むとⅣ△「波久礼」がある筈ですが最初のピークに登り着いても見当たりません、現在地を確認すると200m近く通り過ぎていました。

当初のコースは陣見山から西に下って波久礼駅の一つ先の樋口駅に下山する予定でしたが最初の三角点をパスしてしまったので予定を変更して往路を引き返し帰りに見落とした三角点を探すことにしました。

事前によく読図すれば凡そのアップダウンの状況は予想できますがそれをしなかったので突然長い尾根の急登を強いられる羽目に何度か出くわしました、これこそ「低山といえども侮るなかれ…」肝に銘じました。

二点目のⅣ△「大槻峠」はルート上にありましたので直ぐ分りましたがコンクリート枡の中にあり確り蓋がされていました、ここまで凡そ3/4程登ってきましたがここから先長~い急登が続きやっとのこと頂上に辿り着きました。

頂上は見晴らしはきかず電波塔と建物があるだけでしたのでⅡ△「矢那瀬」を写真に収め15分程休んで復路に就きました、途中往路で昼食休憩した東屋の有る「虎ヶ丘城址」で小休止しの後往路で見落とした三角点を目指して山を下りました。

下山口に近くなって下の道路を走る車の音が聞こえる頃ルートの直ぐ右のこんもりしたところに白い標柱が立っていてその横にコンクリート枡の蓋で保護されたⅣ△「波久礼」がありました、これで三角点3点を写真に収められたので満足して「かんぽの宿・寄居」にゴール(16:30)しました、今日は誰一人ハイカーに会わず貸し切り登山でした。

【ポイントタイム】
秩父鉄道・波久礼駅スタート(9:50)…登山口(10:03)…虎ヶ岡
城址(11:43)昼食休憩(12:02)…Ⅳ△「大槻峠」(368.4m)(12:50)…陣見山頂上・Ⅱ△「矢那瀬」(531m)(13:45)(14:00)…虎ヶ岡城址(15:11)(15:20)…Ⅳ△「波久礼」(190.7m)(16:20)…かんぽの宿・寄居ゴール(16:30)、所要時間6時間30分、歩行時間5時間20分、歩行距離約12km、累計標高+1,548m、歩行数約20,000歩。

[4/27]
今日はもう一つの目的秩父の名所羊山公園の芝桜見物に出かけました、昨日下車した秩父鉄道・波久礼駅から電車で御花見駅まで行きここから歩いて小高い羊山公園・芝桜の丘へ登りました、宿の朝風呂に入って来たのに大汗を掻いてしまいました。 

天気は快晴でしたが平日のせいか思ったより人出は今一つでしたが一時間もするとかなりの人出になってお祭りの様でした、丘一面にピンクや白の芝桜で埋め尽くされその広大な花絨毯の中を人々が散策している様は正に平和そのものです。

私たちもポイント毎に写真を撮りながらひと通リ園内を回ってから入口近くに集結している地元特産品を販売する沢山の直売店を見て回り途中地元の手作りアイスクリームを食べてひと休みしてから丘を下って西武鉄道・秩父駅に戻り特急(11:25)で帰路に就きました、自宅には15時頃着きしました、結局今日も10,000歩余り歩きました。

      outdoor (hacca.jp)

           
           杉林の中の階段道                  Ⅳ△「波久礼」                 ヤマツツジ  

           
            道の真中にある石祠                   虎ヶ岡城址の東屋               Ⅳ△「大槻峠」

           
              陣見山頂上にて               Ⅱ△「矢那瀬」            ジュウニヒトエ

           
               羊山公園からの武甲山               芝桜①                芝桜②

     
                 歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

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388 房総の山(南房総市・海老敷金毘羅山)の昔道を登る山歩き。('18,04,16)

2018-04-17 08:59:43 | 房総の山南部

海老敷金毘羅山へは6年前の'12年8月に舗装林道を歩いて登りましたがこの時は「房総のやまあるき」の概念図に沿ったコースでした、今回登ったコースは今年4月に発行された「千葉県の山」改訂版に新たに加筆された5コースのうちの一つで林道が出来る以前の金毘羅神社への参詣道だそうです。

海老敷集落の北側に聳える金毘羅山の中腹にある「海老敷第二堰」を挟んで林道は西側に旧参詣道は東側に延びています、頂上には最近建設されたらしい高い防災無線の中継塔が建っていて麓からよく見えました。

何時ものように取り付き点が分りにくく集落の中をうろついていたら民家の庭で作業をしている初老の男性がいたので「金毘羅山へ登る登山口は何所ですかね…」と尋ねると手を休めてわざわざ案内してくれました。

中腹にある堰は丁度改修工事中の為そこまでの道は広いコンクリート舗装がされていましたがそこから先は一転して踏み跡も薄く藪漕ぎを強いられました、多少不安を感じながら藪を掻き分け進むと何時もの赤いテープを紐で吊るしてあるマーキングに出会いホットしました。

地形図には破線道もありませんから「房総丘陵」のガイドマップを頼りにコンパスを設定して進みましたが殆ど踏み跡もテープも見当たりません、ルートから西側に数十メートル外れていることは分っていましたが修正は面倒とばかりに急尾根を木の根を掴みながら這って直登しました。

稜線に登り詰めると確りした踏み跡がありあの紐で吊るされた赤テープもあって正規のルートに復帰出来たのです、暫らく水平道を進み最後の急坂を登ると金毘羅神社の赤い鳥居が目に飛び込んできました。

神社にお参りした後三等三角点「金毘羅」(208m)を写真に収め帰路に就きました、当初の予定はガイドブックにある通り北側に聳える遠見山八幡台の滝田城址にも行く予定でしたが疲れたのでこれは後の楽しみにして舗装林道や県道を約6km歩いて駐車場に向かいました。

【ポイントタイム】
海老敷集落駐車場スタート(8:54)…金毘羅神社(10:28)・Ⅲ△「金毘羅」(10:32)…駐車場ゴール(12:30)、所要時間3時間36分、歩行時間2時間55分、歩行距離約8.5km、累計標高+645m、歩行数約15,000歩。

        outdoor (hacca.jp)

           
            荒れた昔道                 稜線の昔道                オオジシバリ

            
           桜の花絨毯                  ノアザミ                金毘羅神社の鳥居 

           
         ハハコグサ                     Ⅲ△「金毘羅」             金毘羅神社石祠

       
                  歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

 

 

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387 房総の山(九十九谷)を巡る周回コースの山歩き。 ('18,04,04)

2018-04-05 08:23:50 | 房総の山中部

約6年ぶりに九十九谷を巡る周回コースを歩いてきました、最近持病の腰痛が多少頭をもたげてきましたのでそのリハビリを兼ねた山歩きですので今回は歩く距離をいつもより短縮して習志野青少年自然の家入口に駐車してそこから歩きだしました。

約1km余りの登り坂を花の写真を撮りながらゆっくり登って九十九谷展望公園に辿り着くと九十九谷の絶景は霞でぼやけていましたがそれでも気持ち良い気分になりました。

小休止の後右手にゴルフ場を見て登山道を下って行くと間もなくルート上の目印である「桜の大木」に出会いました、此処から標高差凡そ50m位下った所から左折して支尾根に入りますがそこがポイントの一つだと思っていました。

6年前そこから先が踏み跡は薄く急傾斜をひたすら下って谷底に降り立った記憶がありましたが今回は確りした踏み跡が続き随分判り易くなりましたが下って行けども行けども一向に谷底に辿り着きません 。

それどころか鞍部から登り返すところが出て来たので一寸不安になりました、然し分岐に小さな道標がありましたので一安心しました、6年前の記憶では谷底から左手に湿地を見て尾根の末端を迂回して進むと思っていましたがいつの間にか林道終点手前の鹿野沢沿いを歩いていました。

以前とルートが変わったのか或いは6年前私がルートを外れて歩いたのか分りませんが兎に角今回は確りした踏み跡が続きしかも分岐には道標があり迷うことなく歩けましたので安心しました。

腰痛のリハビリは歩き出して九十九谷展望台公園までは多少の痛みを感じていましたがいよいよ登山道を下り始めると痛みを感じなくなり最後駐車場にゴールするまで何の痛みもありませんでした、今月末の奥武蔵山歩きは何とかできそうです。

【ポイントタイム】
習志野青少年自然の家入口駐車場スタート(8:50)…九十九谷展望公園(9:45)(9:50)…鹿野沢林道終点(11:22)昼食休憩(11:32)…桜広場(12:12)(12:17)…駐車場ゴール(12:40)、所要時間3時間50分、歩行時間2時間45分、歩行距離約7km、累計標高+818m、-828m、歩行数約12,000歩。

       HP URL outdoor (hacca.jp)

                       
                    ルート目印の桜大木             ムラサキケマン             確りした踏み跡

                       
         椿の花絨毯               キランソウ           瘤だらけの木

                       
        シャガの花            オオイヌノフグリ             タチツボスミレ

         
                 歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図

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