金山ダムから元清澄山に登るコースを歩くのは7年振り3回目です、このコースは全線「関東ふれあいの道」に指定されているので随所に道標や擬木階段等が設置されていてそれに沿って歩けば迷うことなく然も歩きや易く快適な山歩きが出来ました。
秋も深まり日没が早くなったので出来るだけ「はや発ち、はや着き」しようと金山ダム6時着そして車内で朝食弁当を食べ6時半前に出発しました、7年前は9月でしたが時間はほぼ同じ時刻の出発です。
ダム入口の赤い橋を渡って東に約800m余り進むと登山口です、いきなり急傾斜の擬木階段を直登し暫らくするとベンチの置かれた休憩所です、ここから数回きついアップダウンを繰り返し乍ら稜線を進みます。
途中片側が切れ落ちた細い尾根を歩くところや踏み跡の薄い所等一寸緊張するところもありますがそれ以外は擬木階段や谷側に擬木柵等が設置されていますから安心して歩けます。
全コースの2/3余り進むと黒塚番所跡の鍋石方面からの分岐のコルに登り詰めました、ここから元清澄山頂上までのコースは今歩いてきたコースより多少荒れていました、しかもきつく長いアップダウンを数回繰り返し更に数メートルの垂直に近い断崖の鎖場を攀じ登る所もあり「ザ登山…」らしいコースです。
誰もいない頂上に登り着いた時には空はどんより曇り風もあるので汗を掻いた体は冷たく寒いので長居は無用とばかり10分程で帰路に就きました。
所処の写真撮影は往路で済ましてあるので帰りはただひたすら下山あるのみです、それでもきついアップダウンをいくつも越えるので老いた足には堪えました、7年前と所要時間、歩行時間を比べると共に約1時間程今回は時間がかかっています、然し歩ける内は登ります。
【ポイントタイム】
〈往路〉金山ダムスタート(6:20)…(林道)…登山口(6:40)(6:45)…休憩所(6:59)…黒塚番所跡分岐(8:37)(8:40)…元清澄山頂上着(9:54) 〈復路〉元清澄山頂上発(10:05)…黒塚番所跡分岐(11:09)(11:12)…休憩所(12:30)…登山口(林道)(12:42)…金山ダム駐車場ゴール(13:01)、所要時間6時間29分、歩行時間5時間37分、歩行距離約12km、累計標高+1,410m、歩行数約20,000歩。
モミの巨木 ハートのウロに 消えかけた
芽生えた幼木 黒塚番所跡の標識
樹間から覗く山並み 切通しの峠道 元清澄山頂の三角点(手前)
歩いた軌跡(1/25,000)の縮小図