「昨日の新聞であんたと同じ症状が書いてあったんよ。
今日、持って来てあげたからね。」っとOばぁちゃん。
私の更年期からくる大汗を心配してくれているおばぁちゃん達。
利用者さんとの物のやりとりは禁止されているのだけど・・・
施設長に相談すると、
「今回は、どうせ捨てるモノやから喜んで頂いておけば・・・」との事なので
頂いたのが ↓ この記事です(クリックすると大きくなります)
ほんと有難いですよね。そんな風に気にかけて頂いて。
どうもおばぁちゃん達は自分の更年期とも重ね合わせ
気になって仕方ないようです。
今ね、Oさんに限らず、利用者さん達にたくさんの元気を頂いています。
仕事にね、入浴介助っていうのがあるんですけど、
これね夏場も冬場も大変な仕事なんですぅ。
でも、実は一番楽しい仕事でもあるんです。
うちはマンツーマンで入浴への誘導から脱衣~入浴~着衣までを担当します。
(介護士4人で一人が3~4人を担当します。)
っということは、じっくりと会話をするチャンスでもあるわけです。
「あぁ~幸せやぁ。この時間が一番幸せやぁ。」とおばぁちゃん達は言います。
(うちは同性介助なので排泄も入浴も同性が担当します)
「こんなに優しくして貰って幸せやぁ。」とも。
「そんな風に言われたら私の方こそ幸せですぅ。」って感じです。
なのでもっともっと幸せにしてあげたくて
一人一人の好みを研究したりするのです(笑)
(湯加減、洗髪、身体の洗い方等みなさん好みがあるのです)
ある日Sばぁちゃんに言われました。
「あんたほんまに上手いなぁ。この仕事長いんか?」っと。
「いえ、まだ2年くらいなんです。」
「えっ!そんなもんか?なんかベテランみたいやで。」っと。
今までは在宅介護の話などしたことが無いのですが
このおばぁちゃんの言葉に何故か・・・
「実は在宅で6年ほど主人の両親を介護していたんです。」
っと言ってしまったんです。
「えぇ、ご主人の両親を!そりゃ大変やったなぁ。」とSばぁちゃん。
「いえ、気づくと6年が夢中で過ぎたんですけどね・・・
なんか今は後悔ばかりなんですよぉ。
あの時こぅしてあげれば・・・とかそんな風に。」と話したところ・・・
「後悔っちゅうのは一生懸命やったもんだけが感じることや。
何にもしてないもんは何にも感じへん。
親御さんはきっと幸せやったと思うよ。あんたに看てもろて。」
くぅぅぅ・・・そんな風に言われたことが無く、
汗と一緒に涙まで出てきました。
妙に説得力のある言葉でした。
デイに勤め始めて4か月が過ぎました。
おばぁちゃん達の魔法の言葉のおかげで私の心も ↓ 我が家の洗面所もピカピカです(笑)
デイサービスはやはりサービス業でもあるわけで・・・
お掃除にはめっちゃ厳しいんですよぉ。
仕事で掃除をしていると、帰宅してからも何故か身体が動くんですぅ。
うちの洗面ボール結構いい感じでしょ。
年末の排水管洗浄、いつでもどうぞって感じですぅ(笑)