Daily life of Emiri

明日は明日の風が吹く♪

鬼の介護士

2013-10-29 | 鬼嫁と呼んでくれぃ!

 

バァさん、散髪をして貰ってさっぱりしています。

 

絵的には微笑ましいんですけどね・・・。

毎週火曜日、ジジィを連れてのお出かけはホント大変なんですよぉ。

 

その上・・・復活したババァのお口・・・

 

「emiriちゃん、味噌汁がのぅ、とろりんじゃないんよ。

飲めんけん、言うてくれ。」

↑ 何のことかと説明しますと、

バァさんの食事に付いているお味噌汁がサラサラで飲みにくいから

トロミをつけるよう言ってくれって意味かと・・・。

 

「バァちゃん、自分で言えばええやん。」っと私。

 

「鬼の介護士が居るんじゃ。きついんよぉ。」

 

「ま、まぁね、鬼の介護士はどこにでも居るわね(←実感!)

看護師さんに言えばええやん。」

 

「それがのぅ、課長さん(たぶん介護士長さんの事かと)は、最近代わったんじゃとう。

頼りないんよぉ。わしが言うても聞いて貰えん。

emiriちゃんが言わにゃあ、いけんのんよぉ。」

 

仕方なく帰りにナースステーションでお願いしました。

 

「バァさんがこちらの食事が美味しいと大喜びなんです。

ただ、お味噌汁の方がさらさらで飲みにくいと申しておりまして・・・」

っと丁重にお話しました。

 

帰りに恒例のジィさんのスーパーでのお買い物にも付き合い、

夕食の支度もし、癒しのジムで汗を流していると主人からメールが入りました。

 

Y先生(バァさんの主治医)から電話があって、

バァさんの入れ歯の治療に1万円以上かかるけれどどうしますか?

って内容だったそうです。

お願いしますって、返事しといたからって言うのです。

 

くぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・使うんか?ほんまに使うんか?その入れ歯。

この前調整したばっかりやん。

使わんまんまごみ箱に捨てたやん。→

 

言い出したら聞かんもんなぁ。

いえ、本当に使うんならいいんですけどね・・・

ったく・・・

入院費だけでも大変やのにぃ・・・

 

愚痴でした。

 

 


戦いは続く

2013-10-27 | 鬼嫁と呼んでくれぃ!

火曜日(22日)バァさんの療養中の病院のカンファレンスでした。

病棟のバァさん担当の相談員さん?が司会をされ、

看護師さん、理学療法士さん、歯科衛生士さん、管理栄養士さん、介護士さん

総勢14~15名は居たかと思います。

 

それぞれの立場から今後のバァさんの介護についての

方向?計画?が示されました。

 

本当にきっちりと看ていて下さっているのが伝わりました。

 

歯科衛生士さんの方から、入れ歯を持って来るよう言われました。

本人に食べる意欲があるので、入れ歯を調整すると、

もっと食べる楽しみが広がるかもということです。

 

栄養士さんと相談しながら、様子を見ていかれるそうです。

 

やはりバァさんは不死鳥でした。

どんどん元気になっています。顔色が違います。

 

そしてジィさんです。

昨日26日(土曜日)は月に一度の通院日でした。

レントゲン・血液検査の結果も良く、次回は2か月先の12/21です。

 

人間の生命力ってスゴイですね。

ジジババを見ていると、つくづくそぅ思います。

 

で、私はというと・・・二人にパワーを吸い取られているのか?

ってほど、不調でした。

 

更年期障害なのか自律神経失調症なのか分からないけれど・・・

いきなり汗が噴き出してきたり、耳鳴りが続いたり・・・。

 

10/1に職場の健康診断があったんですけど、

その結果がようやく25日の金曜日に届きました。

これだけ不調なのだから、絶対どこかに異常があるはずだと思っていました。

恐る恐る診断結果の封筒を開けたところ・・・。

 

今回はすべて良好な数値なのです。

中性脂肪、悪玉コレステロールは減り、善玉コレステロールが増えていました。

心配した血糖値も基準内をキープし、心電図、尿検査、レントゲンも異常なしです。

 

日々、1~5階を走り回っている結果が数値に現れたようです。

 

とりあえず良かったねってことで、主人がランチをご馳走してくれました。

 

私、くたばっている場合ではないのです。

ジジババが生きている以上、先にくたばるわけにはいかないのです。

 

戦いはまだまだ続くのです。

 


変身

2013-10-20 | いつまでも若く美しく

同窓会を前に美容院へ行きました。

どうも髪がパサついて艶が無いので・・・

思い切って美容院を変えてみました。

最近行きつけの美容院はカットの腕はいいのかも知れませんが、

シャンプー他、薬品類がどうも合わず、しっくり来ませんでした。

 

コミュニティの口コミランキングで1位のところだったのですが、

相性だけは仕方ありません。

で、今回その2位のところを訪ねてみました。

 

昨年ご夫婦でオープンしたばかりの初々しいお店です。

オーナーさんは瑛太似のおっとこ前です。

それだけでもテンションが上がります。(笑)

それぞれね、左がビフォーで右がアフターなんですけど・・・

ヘアカラーとカットだけでこの艶はうれしいでしょ。

 

私の場合は縮毛矯正をしなくても、

ストレートパーマやトリートメントで十分ボリュームダウンできるそうです。

うふっ♪美容院に行く楽しみができました。

髪のダメージが治ったら、ボブなんかも似合いそうだとのこと。

 

似合うと言えば・・・↓これも似合うでしょ。プクク(* ̄m ̄)ククク

 

 

 

衝撃の画像です。(笑)↑はちなみに私です。

 

↑ ピーのハロウィン仮装用のウィッグを借りてみました。  

うちのお嬢さん、昨日、今日とこんな恰好をして

神戸のイベントに出かけております。

 

ふぅ~。12月には20歳になります。

育て方・・・間違ったか?

 

いや、この親にしてこの子ありか・・・。

                


セレブの集まり?

2013-10-20 | 日常のひとこま

金曜日ね、待ちに待った同窓会に行ったんですけどねぇ・・・

 

ふぅ・・・・痩せよう!

 

平日のお昼って事もあって、集まったのは私を含め6人だけでした。

神戸の街を見下ろす高層ビルの15階でランチをとり、

中華街を散策し、船上(ルミナス神戸)でお茶をという優雅なコースでした。

 

久しぶりに会う同級生たちは、本当に綺麗に年を重ねておりました。

なんで体型維持できてるねん?!

「ホットヨガに通い始めてん。」←ホットヨガ?なんじゃそれ?

 

偶然か必然か、どうもこの日のメンバーはセレブ揃いのようでした。

海外旅行の話であったり、エリートなご主人の話であったり、

優秀なお子達の話であったり・・・

ば、場違い?って思える雰囲気でした。

 

で、私に向かって

「痩せや!。」← 一言かい?

 

ったく、時間を超越しても語り口調は昔のままで・・・

お世辞は一切ない有難い?関係。

くぅぅぅぅ・・・覚悟はしてたけどさっ。

 

「とりあえず酎ハイをハイボールに替えやぁ。」っと

親切なアドバイス。

 

なんか定期的にこういう集まりをするらしい・・・

くっそぉ~~。。。

こぅなったら次ん時まで、意地でも痩せてやる。

 


お饅頭

2013-10-15 | 鬼嫁と呼んでくれぃ!

バァさんが食べているのは ↓ これです。

ハロウィンにちなんだお饅頭です。

一昨日、転院先の病院で羊かんの許可を頂きました。

羊かんが大丈夫なら、こしあんもいいかと確認したところOKが出ました。

実に1年ぶりくらいのお饅頭です。

 

3つ買いました。

ジジババと私の分です。

バァさんに与える前に私が先にお毒見?をしました。

お餅や小豆が入っていると怖いので・・・。

 

「わしゃ甘いもんは好きやないけん、いらん。」っとジジィ。

「あっ、そぅ、じゃあ私が頂くわ。」と私。

自分の分もバァさんにと思ったのかも知れないけれど

こんなん二つも食べたら食事に響くし、

家族が居る時にしか与えてはダメだと言われているので仕方ない。

 

これからはジジィを連れて行く時は目を離せないかも。

また以前のように、手押し車に隠し持ってバァさんに与えるかも。

 

バァさんの声を聞かせてあげようと義姉に電話をした。

先に↑の写真も送信していたので、義姉は驚いていた。

で、バァさんに代わるなり・・・

 

「んもぅ、車椅子でごはんを食べにゃあいけんのんよぉ。

腰が痛ぉぅて・・・痛ぉぅて・・・。」っと第一声がコレです。

 

車椅子で食堂に行き、みんなと食事を一緒に食べることが

バァさんのリハビリと精神面の刺激にもなるだろうということで

家族としては病院側の判断にお任せしたのです。

 

昨日行った時には今治出身だとか・・・パンが好きだとか・・・

回りの人達と楽しげに話ながら食事をしていたんです。

 

自分の事を話したがらないバァさんなのに

何だかこちらまでうれしくなったというのに・・・

 

何かにつけて文句ばかり言うジジババですが、

一緒に暮らしていると、その表情などから

実際は楽しいんだなっということが分かります。

 

目が生き生きしているから・・・

 

しかし、電話でこの話だけを聞かされた義姉には

ホントのところは伝わらないのです。

 

どうした事だろう?っと心配になったと思います。

 

「先生がのぅ、明日、帰れって追い出すんじゃ。」っとバァさん・・・

 

な、なにをいきなり・・・

それには私、電話を取り上げて訂正しました。

 

また、何かまぼろしを見たようだと・・・

 

だけど・・・あの様子だと、また近々義姉は来るでしょう。

もぅ、しんどいです。いろんな事が・・・

 

ジジィは帰りにスーパーに寄り、エコバックにひきずるほどの

食材を買い込んでいました。

お菓子のある間は夕食が進みません。

 

痰の絡んだ咳をしながらおかきを食べています。

 

明日のデイ、熱はどうだろう?

 

ほんま、勝手にやってくれ! 

 


転院

2013-10-12 | 親の老いを見つめて

10月10日、バァさんはまた一つ歳を重ねました。

こちらで迎える6度目の誕生日です。

(今年は82歳だよ。)

画像はお祝いのミニブーケとピーのお手紙です。

 

バァさんを見舞い、帰宅するといきなり電話が鳴りました。

先日面接に行った療養施設からです。

 

部屋が空いたので、急ですが12日の転院はどうか?というものでした。

 

2~3週間うちにとは聞いていたので、私も主人も予定は空けていました。

トントン拍子に話が進み、トントン拍子に段取りも進んでいました。

 

朝11時、バァさんの入院する病院に転院先の病院から

看護師さん1名と運転手の方1名が到着しました。

寝台車にストレッチャーを装備していて、寝たままの移動です。

 

新施設での患者着も持参していて、その場で着替えも済みました。

手際がいいです。

 

お世話になった看護師さんや大好きな理学療法士のMさんに

見送られながら、エレベーターの扉は閉まりました。

 

寝台車は玄関前に停車されていました。

バァさん一人では心細いだろうからと、私も同乗させて頂きました。

後ろから主人が自家用車で付いてきます。

 

車がエントランスを離れようとした時に、バァさんが突然、

「お世話になりました。」っと口にしました。

なんかね、私、不覚にも泣けそうになりました。

 

思えば田舎からこちらに来て、バァさんは家とこの病院(デイも含め)の

間の景色しか知らないのです。

 

揺られている車の行き先はバァさんにとっては未知の世界なのです。

 

到着するとお昼ごはんが用意されていました。

スプーンがたくさん並んでいるのは

バァさんに一番使い勝手のいいスプーンを試してくれているのです。

 

食事の形状もトロミ食からきざみ食になっていました。

これが大丈夫なら羊羹等も大丈夫なのでは?っと思い、

思い切って確認したところ、

家族が付き添っている状態で食べる分にはOKだという事です。

 

バァさんに楽しみができました。

こちらの食事は味付けがしっかりしているようで、

どれも美味しい、美味しいと言って口に運んでいました。

 

しっかりと胃袋はつかんだようです。(笑)

 

別室で手続きの際に担当の医師が言いました。

「在宅介護は何年ですか?」と。

「5年半です。」とお答えすると、

「そうですか。奥さんが一番大変でしたね。」と言ってくださいました。

「まだ、もぅ一人オヤジも居るんです。」と主人が言うと

「そのようですね。お母さんの事はこちらで引き受けましたから。」と

穏やかな口調で先生の言葉は続きます。

療養施設って、やはり病院とは違う空気が流れています。

 

どこか・・・介護する側に優しい気がします。

 

 

そしてもぅ一人の介護老人のジジィです。

昨日から発熱しています。

金曜日、デイから電話がありました。

ジィさんの熱が38.6℃あるけれども、元気なので、

このまま夕方まで3点クーリングをしながら、

こちらで様子をみましょうか?というものでした。

 

丁度、仕事だったので、助かりました。

有難いですぅ。こちらの事情を察してくださって・・・

 

で、今日も熱が出たり、引いたりしています。

痰の絡んだ咳をしていたので、そろそろかなぁ?と思っていました。

 

う~む・・・バァさんの居ない病院に、ジィさんが入院?

ってこともありそうです。

ふぅ~~・・・まだまだ忙しそうです。(笑)

 


更年期

2013-10-09 | 日常のひとこま

今日は久しぶりにユカちゃんと月一恒例のランチです。

ほんとこの時間だけが私の楽しみかもぉ~。

 

思えば、バァさんの施設入所を決めた辺りから、

私自身の体調と心調に大きな変化が見え始めました。

 

張りつめていた糸が切れたような・・・

介護同居が始まった当初のしんどさから比べれば

今なんて笑えるほど楽な時を過ごしているというのに・・・。

 

突然汗が滝のように流れおちてきます。

それは暑さとか身体の動きとかに関係なく・・・。

そして夜も2時間おきくらいに目が覚めるので眠った気がしません。

 

そんな話を職場ですると・・・人生の先輩たちは

それが更年期なんだと言います。

十年くらい続くよと脅す人もいます。

 

ナースに相談しても、気にしないのが一番だと言います。

 

同年代のヘルパー達もやはり同じ症状が出ているようで、

それぞれに対策を考えているようです。

で、勧められたのが・・・

 

命の母A」です。昔から、名前だけはきいていたんですけどね。

 ・ 急に顔がほてって汗が出る

 ・ 体が重だるくてやる気が出ない

 ・ わけもなくイライラする、不安になる

 ・ 生理の乱れ

そのほかにも肩こり、めまい、肌荒れ、頭痛、冷え、血の道症

    

    Σ( ̄ロ ̄ll)ガーン

私の症状、そのままじゃないですかぁ。

 

とりあえず、7日分を買ってみました。

調子が良ければ続けたいと思います。

 

ふぅ・・・先日入った3人のヘルパー・・・

早々に2人が辞めました。

 

一人は連絡をしても電話に出ず、

もぅ一人は「こんな仕事、やってられません。」と

捨て台詞で辞めて行ったそうです。

 

また、シフトがきつくなりそうやなぁ~。

ほんま大変やぁ~。

何とか、この妙な汗だけでも治まって欲しいわぁ。

 

 


眠れぬ夜

2013-10-03 | 鬼嫁と呼んでくれぃ!

ベランダのハイビスカスはこんなに元気なのに・・・

元気で無いのがウチのジジィですわぁ。

「ジィちゃん、今日は10時頃でええか?」と声をかけると

              ↑ ババァの病院に行く時間のことです。

「今日はええわい。夕べは眠れんかったけん、1日寝るわい。」とジジィ。

眠れない原因ははっきりしているのです。

一昨日、洗濯物をたたんでいると、珍しくジジィから話しかけてきました。

「あそこ(特養)に行くとカラオケは無いって言っとったよ。」とジジィ。

「ふ~ん。でもバァちゃんはカラオケはしないからええんちゃう?」と私。

「デイの友達もな、当たったけど断ったんじゃとう。」とジジィ。

何が言いたいんだ?とその時は思ったんですけど・・・

後で事情が分かりました。

 

←こんな事があって、バァさんの転院先を考えているんですけど・・・

もちろん第一候補は特養です。しかし何年待ちって聞いているので、

とりあえず申込書は提出し、

今週末に第二候補の療養型の病院での面接が予定されています。

 

その特養の申し込みを、ダメ元でジィさんのも出しておこうという話になりました。

ジィさんは自由人なので、どこに居ても奔放にやっていけるだろうっつぅことで。

 

滅多に当たらない特養。しかも介護度の低いジィさんが当たるはずもなく・・・

もし、万が一、奇跡的に当たったら、それは神様のおぼし召しってことで・・・

 

ところがその一件を主人はジィさんに話したようです。

「どうせ当たらへんねんから、一応出しておくよ。」っと軽い気持ちで。

 

それを聞いたジィさんは大変です。

自分は余所に出されるんだ。邪魔ものなんだ。と思ったかどうかは

私の憶測ですが・・・。

バァさんのお見舞いどころでは無いようです。

 

デイで特養のリサーチを始め、カラオケが無いと聞くと余計に寂しく・・・

そんなこんなで眠れぬ夜を過ごしたんだと思います。

 

困りました。

ジジィの立場になって考えると、その気持ちも分かります。

う~む・・・

 

でも、もぅ私自身が限界に来ています。

特養の申し込みは、宝くじを買うようなもので・・・

先の生活の夢というか、希望の光なのです。

 

さて・・・この先、ジジィはどぅ出ることやら・・・。