「ホセ・ムヒカさんの言葉」という本を読んでみました
(佐藤美由紀著、双葉社刊)
世界で尤も貧しい大統領という副題がついていました
この人がウルグアイ大統領だったときに
本の中で紹介されておりますが、リオでの国連の会議
「持続可能な開発会議」が開催された折でのスピーチが話題になったそうです
(詳しくは本を見てください)
物質文明の幸福感は、幸せをもたらすのでしょうか・・?
ということ、資本主義のグロバリーゼーションは
消費の上に成り立ち、消費するためにローンを組んで
それに振り回されて、幸せな「時間」を浪費してしまうと
言った内容でしょうか・・
消費社会にコントロールされているのは、環境の問題ではなく
政治の問題であるとも言っています
「発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです」
う~むぅ・・
この人の言葉には
とても共感を覚えてしまいました
別なページには
「人間のもっとも大事なものが生きる時間だとしたらこの
消費主義社会は、もっとも大事なものを奪っているのです
「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の
欲ががあり、いくらあっても満足しない人のことだ」
物質文明でスマホ片手に幸せを感じながらも
本当の幸せは何かを得るヒントがこの本には書かれているような
気がいたします
「私は貧乏ではない・・質素なだけだ」
地球の資源が枯渇するまでは、止められない、気がつかない
気がつきたくない(笑)人間の持つ弱さの先に この人の
言葉の重さが見えてくるようです
興味のある方はどうぞ書店で・・
(えっ・・消費社会は嫌だから、立ち読みでって・・!!)
ちょっとそこは違うと思いますけど・