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ホセ・ムヒカさんの話

2016-06-10 10:54:34 | 世の中のこと


「ホセ・ムヒカさんの言葉」という本を読んでみました
(佐藤美由紀著、双葉社刊)

世界で尤も貧しい大統領という副題がついていました

この人がウルグアイ大統領だったときに

本の中で紹介されておりますが、リオでの国連の会議

「持続可能な開発会議」が開催された折でのスピーチが話題になったそうです

(詳しくは本を見てください)


物質文明の幸福感は、幸せをもたらすのでしょうか・・?

ということ、資本主義のグロバリーゼーションは

消費の上に成り立ち、消費するためにローンを組んで

それに振り回されて、幸せな「時間」を浪費してしまうと

言った内容でしょうか・・

消費社会にコントロールされているのは、環境の問題ではなく

政治の問題であるとも言っています

「発展は幸福を阻害するものであってはいけないのです」

う~むぅ・・

この人の言葉には

とても共感を覚えてしまいました

別なページには

「人間のもっとも大事なものが生きる時間だとしたらこの

消費主義社会は、もっとも大事なものを奪っているのです


「貧乏な人とは、少ししかものを持っていない人ではなく、無限の

欲ががあり、いくらあっても満足しない人のことだ」

    

物質文明でスマホ片手に幸せを感じながらも

本当の幸せは何かを得るヒントがこの本には書かれているような

気がいたします

「私は貧乏ではない・・質素なだけだ」



地球の資源が枯渇するまでは、止められない、気がつかない

気がつきたくない(笑)人間の持つ弱さの先に この人の

言葉の重さが見えてくるようです

興味のある方はどうぞ書店で・・

(えっ・・消費社会は嫌だから、立ち読みでって・・!!)

ちょっとそこは違うと思いますけど・





コメント
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