先日、K先生と来年度北大で行われるかもしれない「懇親会」についてお話ししている時のこと。その系統の営業のAさん(道産子の方)がいらして、「ええふりこき」と言う言葉を使われました。K先生も私も、意味が分からず、キョトンとしていると、Aさんが「<ええふりこき>って、標準語でしょ?」と。
いえいえ、違います!
訊くところによると、「ええふりこき」とは、「良い格好をしたがる人(イイカッコウシー)」のことだそうです。なるほど、また一つ道産子に近づきました。
「ええふりこき」ならば、高級ホテルの何とかの間で懇親会を開催するに違いない。オシャレな気分も味わえるし、同じ一杯のコーヒーでもリッチな気分に浸れるかもしれない。しかし、院生が多く参加する懇親会では、ともかく、腹を満たしてあげる必要があるのでは、と思ったり。その場合、北大生協の北部食堂が懇親会の会場。お世辞にもオシャレな会場とは言えないが、食事の物足りなさを解消できるし、会費も安くてすむ。とは言うものの、シニアな先生方には「いまひとつ!」の印象を与えてしまう。うーむ。どうしようか?水前寺清子の「いっぽんどっこの唄」が頭をかすめる。
お腹がすいてきたので、コンビニに足を運ぶ。日高昆布のおにぎりを選んで、レジへ移動。店員さんはいつものように、「おにぎり、あたためますか?」と。この言葉にも、違和感なく聞けるようになりました。
やはり、「懇親会」のコンセプトは、院生向けに「ええふりこき」をナゲテ、北海道らしさダベサ。