あとどれくらい生きられるだろうか?
もし、200年生きることができたなら、ぜひとも確かめたいことがある。それは、私の研究がどれくらい微生物生態学のマイルストーンになっているかだ。うーむ。まあ、予想外に展開するかもしれないので、日々精進を重ねていこう!
さて、今日2月12日は、進化論のチャールズ・ダーウィンの誕生日で、200年を迎える。こうした記念日に、英国に滞在できたことは幸運かもしれない。
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英国のBBCニュースでは、生誕200年を報じているが、銀行の経営破綻や雇用問題関連ニュースの方が多い。タイムズ紙では一面で紹介され、さらに特集記事が掲載されている。
大学町のオックスフォードでは、ブラックウェル書店でダーウィン進化論キャンペーン。北大生協書籍部では、同様の企画があるのでしょうか?
ダーウィン進化論が生物学に与えたインパクトは大きく、今後も生き残っていくのであろう。
にひゃくねん。さてさて、私たちの研究グループから生まれた発見は、どれくらい生き残るでしょうか?
さあて、札幌へ帰ろう!
1年半ぶりのオックスフォード。変わりやすい天気。到着した日は雪であったのに、翌日は重い雨。そして今日は、快晴。しかし、夕方からは、また雨。
カバリエ・スミス先生と充実した研究討議。矢継ぎ早の質問攻めで、気がついたら4時間経過。夕方も、英国の伝統的なパブで、やはり緻密なディスカッションが続く。やはり生物学者は生物に関する経験を積まなくてはならない。