狷介不羈の寄留者TNの日々、沈思黙考

多くの失敗と後悔から得た考え方・捉え方・共感を持つ私が、独り静かに黙想、祈り、悔い改め、常識に囚われず根拠を問う。

夢ばかり見る「平和ボケ」では無く、今後に景気が良くならない「現実」を把握する事が必要・・・人間・科学・成長の限界、原発解体・放射線除去による仕事・雇用の創出

2012-12-18 00:00:39 | 社会・経済
 総タイトル:【夢ばかり見る「平和ボケ」では無く、今後に景気が良くならない「現実」を把握する事が必要・・・人間・科学・成長の限界、原発解体・放射線除去による仕事・雇用の創出】

 此度の選挙の投票で重視する政策において「景気・雇用」対策が36%と最も高かったのですが、景気は良くはならないと思います。逆に今後、米国のニューヨーク株が大暴落する危険性を知る必要が有ります。
 NYダウ工業平均株価は今や1万ドルを超えていますが、プラザ合意による円高ドル安政策で日本のバブル景気が作られた1985年の時点では1300ドル程阪神淡路大震災地下鉄サリン事件のあった1995年の頃から急激に上がり出し(この時点で3900ドル程)、翌1996年~2001年までの金融ビッグバンによる第一次規制緩和の間の1999年1万ドルを超えました。其の後2002年ITバブル崩壊2008年リーマンショック(世界金融危機)で一時的に1万ドルを大きく割りましたが、其の後にまた1万ドルを一応回復しています。その様に、過去の米国の株価と現在を比較しても解る様に、現在の米国の株価がいかにバブルであるかが解る訳です。故に、米国のバブル崩壊は必ず起こります
 米国はベトナム戦争で多額の戦費を費やしてしまい、北爆を開始した1965年に赤字に転落し、以降は恒常的赤字国家となって今日に至っています。ベトナム戦争中の1971年に当時の大統領ニクソンによって、金とドル紙幣との兌換停止を行ない、以降のドル紙幣は「紙切れ」となっています。米国の中央銀行とされるのは、FRB(連邦準備制度理事会)が統括する全国に散在する連邦準備銀行の私立銀行群であり、国家のものではなく権力組織の私有物であります。その権力組織(イルミナティ・フリーメーソン)の意向で、ドル紙幣が輪転機によって限りなく印刷され続けられています金の裏打ちの無い「紙切れ」のドル紙幣が今や世界中に溢れており、世界的な「ハイパー・インフレーション」がいつ起きてもおかしくない現状です。物に比較して、「紙切れ」のドル紙幣が過剰に印刷され過ぎた為に、今後に破滅が必ず起きます。
 日本は現在逆にデフレーションとなっていますが、何時インフレに転じるかも解りません。その時、物価が極端に上がるだけでは無く、失業者も多く生み出してしまいます。「紙切れ」のドル紙幣が有り余っている現状から、デフレである事自体がおかしい訳です。
 人間の能力には限界が有り、科学にも限界が有ります。原発の爆発でも未だ目が覚めていない人が多く居る事が、此度の選挙の投票率とその結果から読み取れますが、原発爆発による対処が不可能と言う事を曝け出したにも関わらず、悟らない人が未だ多数派を占めています科学には限界が有りますので、諸悪の根本である原発は全廃が当然です。
 経済の成長にも限界が有り、今後は原発全廃によるその分の穴埋・代替として、再生可能エネルギー関連や、原発解体に関する仕事、元々地球上に存在しなかった放射性物質の除去・除染、放射性廃棄物の処理等において仕事と雇用の創出をする事で、全体的な国民総生産(GNP)は維持されます。全体的な±は「0」です。
 
 

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