かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

北海道新聞記者の逮捕、法に違反したら駄目と多くの国民が声を上げるのは、社会が健全な証拠とも言えそうです。

2021-06-23 19:20:56 | Weblog
 今朝の奈良市の最低気温は19.6℃、最高気温は30.2℃、五條市の最低気温は19℃、最高気温は28.7℃でした。今日は朝からよく晴れました。天気予報では曇りとなっていたように記憶していましたが、見事な夏空が広がり、気温もそこそこ上がりました。もっともあまり蒸す感じはなく、比較的過ごしやすい日中だったと思います。一方、昨日よりも20キロほど北で昨日と同様の夕立のような強い雨の地域が出現しています。雨の降る範囲もほぼ同じ直径20キロ位。昨日は葛城山が雨雲発達のきっかけとなり、今日は生駒山がその役割を果たした、という感じの降り方です。後も連日夕立っぽい雨が降るとは、全体的に空模様は不安定なんでしょうか? まあそれはともかく、この好天気は明後日金曜日まで続く模様。土曜日は曇で日曜以降は梅雨空が戻ってくるみたいです。それが過ぎたらいよいよ夏本番ですかね?

 さて、北海道新聞の22歳の女性記者さんが、大学の学長を解任するかどうか審査する学長選考会議を取材しようとして、立ち入りを禁止された旭川医科大構内へ潜り込み、北海道警旭川東署の手で、建造物侵入容疑で逮捕された事件、朝日新聞社の記者さんなどが逮捕されるほどの案件か? とSNSで疑問を呈して炎上していたりします。件の女性記者さんは、年齢からしておそらくは今年新規採用の新人さんだったりするんじゃないかと思いますが、この子を指導するベテラン記者さんが「記者は警察に「不当逮捕」されてなんぼじゃ!」なんてうそぶいていたりしてないかな? と勝手に想像して楽しんでいたりします。
 まあ報道機関はいわゆる正義の味方として権力者の不正や恣意的な密室活動などを監視したり暴いたりして公益に寄与する立派な役割というか大義名分がありますから、取材される側にはそれに則った活動には便宜を図る必要もあるのだろうなとは思います。とは言え、入るなと言うところに無理に侵入して情報を拾ってくるというのは、昔ならそれで特ダネが得られるなら結果オーライで良かったのかもしれませんが、今の世の中では、もうそれは取材方法としてはあまりに古臭く、コンプライアンスに欠けた、報道機関のわがままとして認知されているようです。そんな違法行為に手を染めないとまともな取材もできないのか、だからマスゴミと揶揄されるのだ、とされてしまうくらい、報道機関の正義は一般には認めてもらえなくなっているのでしょうね。昔は進歩的だったはずなのに、既存の報道機関は、残念ながら今や古くて伝統的で守旧そのものと位置づけられてしまう。なんとも難しい時代になっているのでしょう。


 
コメント
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