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海水注入策は空振り??~福島第一原発

2011年03月13日 23時32分36秒 | おかしいぞ
福島第一原発の1号機と3号機の水位は低いままだそうだ。

海水注入後も水位に変化なし=福島第1原発1、3号機―東電 (時事通信) - Yahoo!ニュース


3号機がまだだ、というのは分かるとして、問題は1号機である。
海水注入から一体何時間経過したのか、ということである。格納容器内に充満するには数時間~1日とかかかるとしても、圧力容器内の水位すら低いままということになると、今後どうなるんだろう、とは思う。
1号機はもう大丈夫、といった報道もあったけれども、海水が満タンにならない理由というのが何なのか、というのが気になる。
3号機の弁か何かの異常があるかも、という発表にしても、圧力が逃がせているのなら、海水で充満させられてもよさそうと思いますよね。圧が抜けてないなら、海水が入って行かないか、入った海水がリークで出て行ってしまう、ということでもないと水位が低いままというのはないはずだし。


何がどうなっているのか、誰もわからないということなのかもしれない。



ホバークラフトとかでも近づけないの?

2011年03月13日 13時06分49秒 | 社会全般
周辺状況なんかが全く判らないのだけれど、ヘリで難しい、ということなんですよね?

仙台空港で孤立1200人救出メド立たず、死者情報も 東日本大震災 (産経新聞) - Yahoo!ニュース


上陸用のホバークラフトなんかでも無理なのかな?
それに、小型ゴムボートを積んで行くとかして、建物に接近するのも難しい?

上陸用舟艇みたいなのは、何かないのかな?
海岸部に海自の揚陸艦を展開して、接近できないものなのかな?
夜になると作業が困難になるよ。

せめて医薬品や物資だけでもヘリから投下するとか、できないのかな。



検察の闇と福島第一原発のプルサーマル計画

2011年03月13日 10時59分00秒 | 社会全般
今回の事件で大変な注目を集めることとなった福島第一原発だが、ここに来て過去の醜聞ないし悪事の露見が予感されるようになったかもしれない。


既に冷却系のダウンが伝えられた3号機であるが、これが東電のプルサーマル計画に関わる原発だったとは。

プルサーマル - Wikipedia

この記事によれば、3号機は『2010年(平成22年)9月18日より試運転開始。同年10月26日より、営業運転を開始』となっている。
計画通りに運びたかった、ということかもしれないな。バックアップの電源切替異常が発生したのは、6月17日。僅か3カ月後には、試運転開始と。

そして、このプルサーマル計画に反対していたのが、収賄事件で東京地検特捜部に逮捕された「佐藤栄佐久福島県知事」(当時)だった、ということか。

福島第一原子力発電所 - Wikipedia
一部を引用する。

・2001年(平成13年)2月26日:佐藤栄佐久福島県知事(当時)が3号機プルサーマル計画について、当面許可しない旨を表明する。
・2002年(平成14年)8月29日:東京電力、原子力安全・保安院が原子力発電所における点検・補修作業の不適切な取り扱いについて公表する。
  10月25日:東京電力が1号機の原子炉格納容器漏洩率試験における不正に関する報告書を経済産業省に提出する。また、1号機の1年間の運転停止処分を受ける。
・2003年(平成15年)4月15日:定期検査時期等も重なり、東京電力の運転する原子力発電所全号機が運転を停止する。
  7月10日:佐藤栄佐久福島県知事(当時)が6号機の運転再開を容認する。
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どこまで真実なのか分からないが、こんな記事もある。
佐藤前福島県知事収賄容疑事件の真実: もりのくま



知事が交代した後、昨年2月には福島県側の受け入れ表明がなされた、と。
その4カ月後の6月には事故が発生していたのだ、と。
なのに、9月から試運転、10月には営業運転開始に踏み切った、ということだね?

こうして事後的に見れば、プルサーマル反対派だった佐藤福島県知事が「簡単には言うことを聞かない」ので、検察権力でもって排除されたかのように見えますね、ということではないのかな。東電にとっては、目の上のタンコブだった佐藤知事を排除できれば、福島原発をもっと活用できるのに、という側面がなかったと言えなくもないのでは?
そういう知事が、偶然にも収賄で逮捕されたのだ、と。
あのマエケン(広島の投手ではないよ)こと前田検事が担当検事だった、と。それにしても、そんな偶然って重なるものかな?



今回の事故で、恐らく福島第一原発は終わるんじゃないかな、と誰もが思っているかもしれないが、廃炉になってしまう可能性はあるだろう。これも天罰ということなのか?

ここに来て、ツケが回ってきたということなのかもしれない。


それにしても、東電、原発、収賄事件、特捜部の捏造事件、検察腐敗、これらがまさしく一本の線でつながりました、ということなのか。
また陰謀論と揶揄されるかもしれないが。


今回の福島第一原発事故が示したものは、事故の教訓ということばかりではないのかもしれない。天罰覿面、お天道様は見ているんだ、ということか。



福島第一原発3号機の電源喪失?

2011年03月13日 07時30分47秒 | おかしいぞ
1号機と似たような経過、ということらしい。

東電広報の7時の報道発表で3号機の減圧措置となったらしい。

原発緊急停止後、非常時ディーゼル発電で対応していたか、前の記事で取り上げた昨年の事故のようにディーゼル発電が機能しなかったということなのか。

非常用炉心冷却装置 - Wikipedia



昨年事故では、たぶん、緊急停止後ディーゼル発電に自動で切り替わるべきところ、それが起動せず冷却装置が停止したままになった、と。その結果、水位低下が生じたが、手動で非常用ディーゼルを起動して高圧炉心注水系を動かせたので、冷却ができた、ということでは。

今回の1号機の事故では、やはり非常時ディーゼル発電が起動せず、高圧炉心注水系が使えなかった為に、隔離時冷却系で対応したが、水位低下となり減圧と海水注入となったということだろう。


3号機の非常時ディーゼル発電が動いていたとも思われず、同じように電源喪失となったのではないかと思う。隔離時冷却系のポンプが動いていたものの、これが機能不十分となったか、電源車両が行ってポンプを駆動していたものの、この電源が時間切れで切れてしまったのかもしれない。

いずれにせよ、非常時発電の不具合は昨年の時点で分かっていたことであり、これの対処に不備があったものと思うよりないのである。


追記:9時頃

上の記事に書いたのはどうやら間違いでした。
申し訳ありません。

高圧注水系の機能停止、ということらしいです。

asahi.com(朝日新聞社):福島第一原発3号機、冷却装置が停止 緊急事態報告 - 社会


東京電力によると、東日本大震災で自動停止し、原子炉を冷却していた福島第一原発3号機で、13日午前2時44分、冷却水を炉心に入れていた高圧注水系が停止した。別の冷却装置を起動しようとしたが働かなかった。


この記述からすると、非常用ディーゼル発電は動いていて、高圧注水系は機能していたが、これが止まったということかもしれない。

非常用発電の燃料が尽きたか?
それとも、発電はできなかったものの、別な電源車両から電源供給でポンプを駆動していたが、その電源車両の蓄電池が尽きたか?

続いて、隔離時冷却系が機能しなかった、ということなのかな。
蒸気タービンで駆動するのが、発熱量が少なくなって発生蒸気が少ないのであれば、タービンが回るのに十分とはならず、冷却水を送るポンプが駆動しない、ということなのか?
もしも、この状態なのであれば、崩壊熱は小さくなっていて危険度は少ないのかもしれないが、単に冷却水が喪失するような事態なのであれば、やはり危険ということだろう。