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辺野古埋立承認撤回に関する国交大臣のした執行停止決定及び裁決は違法

2019年10月24日 18時23分07秒 | 法関係
昨日、沖縄県の提訴した裁判の判決が出されたとの事。いつもの如く、沖縄県の敗訴と報じられた。

判決文はこちら

>https://www.pref.okinawa.lg.jp/site/chijiko/henoko/documents/191023hanketsu.pdf



率直に言えば、高等裁判所をしてこれか、と。まるで不出来な学生の丸写しレポートのような出来栄え。
裁判所の役割放棄に等しいのではないかと思うほどである。


国地方係争処理委員会の審査結果の低劣なコピーかと思ったよw

>http://www.soumu.go.jp/main_content/000601070.pdf



係争委の判断は間違っていると思っていたが、裁判所はどういう考え方を出すかは分からなかったので、静観しているしかなかった。


拙ブログでは、以前から取り上げてきた話である。

>https://blog.goo.ne.jp/critic11110/e/1433db8cd9cb193ce989e3ac3d478552


今回出された判決につき、批判的に指摘をしておきたい。


1)沖縄防衛局は一般私人同然か

福岡高裁那覇支部も国地方係争処理委員会も、国の主張を受け入れている最大の誤りは、国の機関たる「沖縄防衛局」が私人と立論している点である。


沖縄防衛局がやっていることで、一般私人ではできないものとして

・埋立計画の根拠を所謂「日米安保条約」「日米地位協定」としていること
・埋立周辺海域について、制限区域を設定し一般人の通航等を公権力の暴力を用いて完全排除していること
・県が条例違反だと指摘しているにも関わらず、岩礁破砕許可申請をせず工事を強行していること
・沖縄県知事の指示に全く従わないこと
・立入検査も拒否していること

など、枚挙に暇がない。


また、最高裁判決(平成28年12月20日 最二小)でも次のように判示している。

>http://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/358/086358_hanrei.pdf

(便宜的にa)~h)の記号を当方が振っているが、一文中の記述である)


a)本件埋立事業は普天間飛行場の代替施設(本件新施設等)を設置するために実施されるもの

であり,前知事は,

b)同飛行場の使用状況

や,

c)同飛行場の返還及び代替施設の設置に関する我が国と米国との間の交渉経過等

を踏まえた上で,前記第1の2(4)イのとおり,

d)騒音被害等により同飛行場の周辺住民の生活に深刻な影響が生じていること

や,

e)同飛行場の危険性の除去が喫緊の課題であること

を前提に,

f)①本件新施設等の面積や埋立面積が同飛行場の施設面積と比較して相当程度縮小されること,

g)②沿岸域を埋め立てて滑走路延長線上を海域とすることにより航空機が住宅地の上空を飛行することが回避されること

及び

h)本件新施設等が既に米軍に提供されているキャンプ・シュワブの一部を利用して設置されるものであること


このような埋立地の利用を計画する者は、一般私人においては存在し得ない。いずれも、一般私人の埋立免許申請において考慮が必要となる事項ではない。日本国政府のやっていることである。

これを一般私人と同じ、とする国地方係争処理委員会や高裁判事は、詭弁を通り越して単なる「国の主張に沿う為だけの屁理屈」を言うに等しい。


最高裁判決において、沖縄県知事が埋立承認時にした「判断」を適切だと評価しておきながら、本件高裁判決では埋立後の利用・事情の考慮など県知事の判断すべきことでない、というような断罪の仕方は、最高裁を無視するが如き暴論であろうww


また国は代執行訴訟時には

『国家間の約束事を実現できず、今後の諸外国との外交関係の基礎となるべき、国際社会からの信頼の低下などの我が国が受ける不利益』

と自らが主張していたのであるから、一般私人が外交関係や国際社会云々を埋立工事で考慮するべき理由などないし、本件埋立が国の事業であって私人の事業と同等でないことは疑いの余地がない。

他にも

執行停止決定書(平成26年3月30日 26水管第2801号  林芳正 農林水産大臣)には、

『普天間飛行場代替施設建設事業が大幅に遅れることとなるため、普天間飛行場周辺住民に対する危険性や騒音の継続による損害、日米両国間の信頼関係への悪影響による外交・防衛上の損害等といった回復困難で重大な障害が生じ、当該損害を避ける緊急性がある』

このような主張を必要とする一般私人がどこに存在すると言うのか。

屁理屈以下の主張をする国、裁判所、国地方係争処理委員会、いずれも杜撰な論立てである。


2)現行行政不服審査法の施行後、国の機関は審査請求ができない

H16年4月以降に本件審査請求が出されたのであるから、行審法7条2項は沖縄防衛局に対して適用される。よって、審査請求が違法な手続であり、これを受けて審査結果を出した国地方係争処理委員会もまた違法がある。

執行停止決定を出した国土交通大臣と共に、国の工事強行をひたすら実現させるべく、出鱈目の法解釈論を並べているに過ぎない。現行行審法
改正の趣旨は、固有の資格での国の機関の審査請求を明示的に否定したものである。


3)公有水面埋立法で、国と私人では取扱に明確な違いがある

一般私人や地方公共団体の場合には「免許」、国は「承認」と条文上でも各種の手続上でも明確に区分されており、沖縄県の主張通りである。行政通達上も、公有水面埋立法の免許は行政手続法の適用範囲だが、承認は除外されていた。

これを私人と同等である、という主張は、こじつけ程度の暴論だ。


4)行政不服審査法の手続を骨抜きにする国と裁判所

公有水面埋立法の知事権限による「承認」は1号法定受託事務であるから、審査庁は国交大臣ということになる。裁決において、どんなこじつけであろうとも、国の暴力による強引な埋立事業を実現しようとすれば、常に国交大臣のオーバールールが使えることになり、事実上知事権限を剥奪するに等しい。今、アベ政権がやっていることは、そういう無法である。


知事が国の埋立事業を承認しない・或いは承認取消

→「国の機関」が私人になりすまし審査請求

→国交大臣が審査請求を受ける・執行停止決定や裁決を出す

→知事の判断・権限を全部否定でき、どんな国の埋立事業でも実現できる


今の国のやってる所業は、何重にも及ぶ脱法の繰り返しであり、これを権力に都合よく擁護するだけの存在として国地方係争処理委員会と裁判所、ということになっているのだ。

これほど違法と脱法をあらゆる分野で積み重ねてくる、日本の政府組織というのは一体何なのか。対抗すべき司法権さえもが、この無法の片棒担ぎしかしないというのは、どういうことなのか。


5)国交大臣は「執行停止決定」を自身の職権で取り消した

15年11月の代執行訴訟に先立ち、沖縄防衛局は10/13に審査請求と執行停止を申出た。10/27には石井国交大臣が執行停止決定をしたものである。これらは、16年3月の和解成立後に全て取り消されたのだ。


沖縄防衛局:埋立承認取消処分の審査請求の取り上げ

国交大臣:「執行停止決定」を大臣権限で取消、裁決権の放棄(審査庁は職権で裁決を出せた)


代執行訴訟の取り下げは、提起した訴訟の「和解による取り下げ」ということで理解可能だが、審査請求や裁決権を放棄する理由はないものである。現に、国交大臣が行った執行停止決定は発動され、たとえ防衛局が審査請求を取り下げたとしても、大臣が自ら執行停止決定を取消さない限り残り続けるものなのだ。


これを自分で取り消したのであるから、本件の執行停止決定も審査請求後の裁決も、保護すべき理由は残されていない。本当に保護が必要だったのなら、取り消さないはずだからだ。

国交大臣は裁判所命令や強制力が働いて取り消したものではない。勿論、取り下げた防衛局も同様だ。
自らの意志で取り消したんだぞ。



この国においては、法解釈も司法判断も、ほぼ滅茶苦茶な屁理屈だけで出来ている、ということだ。行政法は死んだのだよ。

徹頭徹尾、基地利権と米軍に都合よくなるよう、出鱈目の立論が出されてくるのである。


こんな国家には、法など無意味である。

屁理屈とネット詭弁士程度の連中があれば、それで済むということだ。


もう杜撰などというレベルではない。

国の根幹からして、崩壊しておるのだよ。


ラグビーW杯2019 語り継がれる物語 日本vs南アフリカ戦

2019年10月21日 07時28分41秒 | いいことないかな
無念でした。
悲嘆に暮れ寝落ちしてしまいました。

日本は攻め込むも肝心な場面でミスが出て、チャンスを逃してしまいました。シンビンで相手が14人となっても、南アの守備は厳しく早かった。FWも非常に強力で、スクラムやモールでは日本は押されてしまった。トライを奪われたのも、モールからだった。


それでも前半を3-5とロースコアで折り返して、後半勝負と思ったが、そこでも南アの守備は厳しかった。

じりじりと離されてゆくに従い、焦りが出る日本。

ウイングによい形でボールが入らず、見せ場が来なくなってしまった。どう攻めるのか迷いが見られ、自由な発想とか修正が必要だったが、うまく行かなかった。姫野と田村を下げてはみたものの、流れは変わらず力負けが濃厚となっていった。


南アが見せたラグビーは、日本がやろうと思っていた形だった。
厳しいタックル、PGで得点を重ねる、というのをキッチリやられてしまった。


攻め込んでも、ラインアウトでボールを取られる、ペナルティ、ターンオーバー等でチャンスを潰してしまい、段々と落胆が濃くなると相手に勢いが出てくるようになった感じ。


策に拘らず、伸び伸びとやる部分も必要だったのかも。
立場を替えて、アイルランド戦の後半を見ているかのようだった。


今大会の日本代表の試合は終わってしまったけれど、しっかりと道をつけ、足跡を残せた大会だったと思います。

お疲れさまでした。
ありがとうございました。


森ゆうこ参議員に対する、池田信夫・原英史・高橋洋一の質問通告に関する糾弾について(更に追記あり)

2019年10月17日 20時21分08秒 | 政治って?
森ゆうこ参議員の質問通告が遅れたせいで、国会待機の官僚が帰れなくなった、どうしてくれる、というSNS攻撃があったそうだ。

産経新聞
>https://www.sankei.com/economy/news/191012/ecn1910120008-n1.html

参院予算委員会の質問通告が遅れたため、台風19号が迫っていた11日に省庁職員が深夜まで答弁の準備を強いられたとの指摘があるとして、調査する考えを示した。「事実であれば大型の台風が接近している中、問題であり、党を代表しておわびする。週明け改めて事実関係を調べる」と書き込んだ。

 森氏は参院予算委で15日午前9時から質問に立つ予定。森氏は自身のツイッターに、質問について「11日午後4時半に通告済みだ」とし、同日午後5時の通告期限より前だったと主張している。

 これに対し、インターネットの掲示板やツイッターでは、森氏側の質問通告は夕刻以降、五月雨式に続いたため、深夜まで作業を強いられたなどとする「反論」が多数投稿される異例の事態となっている。


=========


日経新聞も後追い記事を出した模様w

>https://www.nikkei.com/article/DGXMZO51016030V11C19A0PP8000/

国民民主党の森裕子参院議員による国会での質問通告が霞が関の中央省庁に波紋を広げている。15日の参院予算委員会の質問通告が遅れ、台風19号が迫っていた11日に中央官庁の職員が深夜まで答弁準備を強いられたとの指摘がSNS(交流サイト)で相次いだためだ。森氏は15日、問題がないとの認識を示した。


日経や産経の記者が政治的な決定過程について、どういう水準の知識なのかということを示すには十分のようだ。

この国には、既に法規範という意識が存在しない状態になっている。全国紙をもってしても、である。

ネット上の一部の煽動家たちの言い分を鵜呑みにするしか能のない新聞社ならば、存在価値が極めて乏しいであろう。ネットのSNSを見ればいいだけなのだから。


さて、批判の急先鋒となっている人々を挙げておこう。魚拓とか、誰かが取っててくれるんだろうから、宜しくお願いしますね。


高橋洋一のツイート

>https://twilog.org/YoichiTakahashi/date-191016
>https://twilog.org/YoichiTakahashi/date-191017


池田信夫のツイート

>https://twilog.org/ikedanob/date-191017


ここで紹介すると、アクセス数上昇に貢献してしまうという痛恨事ではあるが、この際だから止むを得ない。


>http://agora-web.jp/archives/2042146.html


この通告は、12日の24:25に最終的に差し替えられた(松井孝治氏の見せた参議院の文書)。質問通告は17時の〆切前に終わっていないので「16:08に質問通告を出した」という森議員の弁明は嘘だが、それを情報漏洩の問題にすり替えている。

そもそも質問内容は秘密ではない。原英史氏は11日の20時に国会への参考人出席要請を受け、そのとき質問内容についても内閣府から連絡があった。彼は14日のアゴラでこう書いている。

【森ゆうこ議員の質問通告は、内閣府から確認した限りでは、特区ビジネスコンサルティング社(以下「特区ビジネス社」)に関して私に質問したいとのことだったらしい。この会社は、毎日新聞記事で、「200万円」を直接受け取った(そして、同社と私に特別な「協力関係」があり、結局、私が金銭を受け取った)として取り上げられた会社だ。】



原英史は国家戦略特区ワーキンググループの座長代理として、政府の重要な仕事を担ってきたそうだが、その人物をしてこの有様だということは、皆さんの目のよく焼き付けておくとよいでしょう。


では、以下に彼らの言い分の問題点を指摘してゆこう。
(注意!!:
これはド素人である私の個人的見解に過ぎません。正解は本職の方に確認の事)



1)質問通告を行う理由

参議院規則の規定による。

『第91条 
会議において発言しようとする者は、予めその旨を参事に通告することを要する。但し、やむを得ないときは、この限りでない。』


愚か者たちの根本的な誤りは、国会議員が通告する相手を政府であると盲信していることである。まさに「立法府の長」「森羅万象を司る」と国会答弁したアベに匹敵する勘違いではないか。

国会議員が質問(発言)の通告義務がある理由は、この規則によって決まっているからであり、なおかつ通告するべき相手とは参事である。
決して内閣府官僚等の省庁官僚などではないし、行政府の総理や官房長官とか大臣等でもないんだよ。

国会の運営は国会(議院)により自律的に規律されているのであり、参議院が質問通告するべき義務を負うのは国会(議院)に対してだけだ。各省庁への内容通告義務を負っているわけではない。

この提出期限(委員会の支配権を有する与党側が主導的に決めるのでは?)の時刻に間に合っていれば、それは通告期限が守られており、これを嘘呼ばわりする池田信夫の発言がどういう法的評価を受けるのか、少々興味がある。


2)官僚の国会待機が何故生じるか

これも他の記事でよく紹介されているので、よく読んで下さい。
官僚が大量に深夜まで残るのは、いわゆる「質問レク(問取りレク)」と呼ばれる、防御(行政府)側の防御対策、喩えて言えば試験対策の一夜漬け的なものだ、ということである。

すなわち、国会に提出された質問通告を省庁が入手し、その情報を基に質問予定議院に官僚が個別に接触を図り、もっと詳しく内容を入手しようとする裏技なのだ。少しでも政府の答弁が楽になるよう、工夫するということである。

参議院において、参議員が提出した質問通告に関する事務作業は、恐らく参事(理事会?国対経由?)から国会職員へと渡るのでは?

ここで参議院規則を見ると

『第94条 

参事は、質疑又は討論の通告については、通告の順序によつて、これを発言表に記載し、議長に報告する。
議長は、質疑又は討論に当り、発言表により順次に発言者を指名する。
前項の指名に応じない者は、通告の効力を失う。』

とあるので、各議員から通告された発言表を作成するまでに、与野党協議等時間を要するのかもしれないし。

参議院事務局事務分掌規定に則り、それら通告された質問は国会職員が処理(議長に報告等)するのでは?

国会職員法で法的に守秘義務を課せられているので、これら職員は通告された質問をバラすわけではないでしょう。
すると、与党議員とかが参考資料的に、善意で省庁に伝達するといったことなのでは?だって、政権を支える側なんですから。


3)参考人に呼ばれそうだった原英史は内閣府官僚から連絡が来た?

高橋洋一は、大学名が出てたという理由だけで担当省庁官僚から質問事項に関連して?連絡があった、と言っている。

原英史も国家戦略特区に関する事項ということから、内閣府から連絡があったと自分で書いていた。

内閣府から確認した限りでは、特区ビジネスコンサルティング社(以下「特区ビジネス社」)に関して私に質問したいとのことだったらしい』(再掲)

恐らく、高橋洋一に連絡したのも内閣府だったのであろう。この辺は調査が進展しないと分からない。


もう一つ気になる点がある。それは、参考人の依頼の件である。
ここで、規則を見てみよう。

『第186条 

委員会は、審査又は調査のため、参考人の意見を聴くことができる。委員会が参考人の出席を求めるには、議長を経なければならない。』


つまり、参議院規則によれば、参考人の委員会への出席は「参議院議長に対してお願いをする」という形式になっており、ここでも国会職員がその手配をするのではなかろうか、ということである。

もし、森ゆうこ参議員が参事に対し参考人を求め、これが理事会だか運営委員会だかで認められたのであれば、国会議長からの出席要請ということになるわけでしょう?

通常であれば、議長がいちいち全件自分の手で要請手配をしないのだから、先の事務局事務分掌規則に則り、国会職員が事務を代行するんじゃないですか?

だとすると、原英史に内閣府から出席依頼があった、というのは不自然では?

参考人の出席は与党が参院議長への要請を通さない限り、認められないものなんじゃないですか?

立法府たる国会の行うべき事務手続を、何故行政府である内閣府が担当するのでしょうか?
変ですよねえ?

この可能性として考えられるのは、参考人に出席できないか、という与党側からの意見が官僚サイドに内々で回されて、内諾があれば与党は参考人として原を呼ぶつもりだったんじゃないですか?

原の参考人を与党が受けるかどうかは、質問内容がもっと詳しく分からないと判断できなかったので、内閣総務官室の人たちが森議員の下を訪れたということかもしれませんよね?

因みに、参考人には、出席すると旅費規定により金銭が支給されるんだそうです。いくらかは知らないですけど。大した額でもないのかもしれませんね。


詳しい経緯は分からないですが、少なくとも参考人出席依頼が「内閣府官僚」から出るというのは、事務手続的にどうなんでしょうか?
下手すりゃ、国会への行政府からの運営妨害とか権利侵害なんじゃないですか?


話を戻しますが、内閣府から質問内容についても連絡があった、と述べた原英史の記事は消せないわけですし、職務について知り得た秘密を漏示してしまった者は国家公務員法違反の疑いが濃厚になった、ということですね。


さあて、原英史と高橋洋一にご注進をした人物というのが内閣府の誰なのか、そして、池田信夫、高橋洋一、原英史らの参議院における発言予定議員が課せられた「質問通告」の義務につき、反論が出るのを待つとしますかwww


彼らの為に将来を棒にふることになりかねないなら、哀れよのう。高橋洋一に連絡するのって、彼が現政権にとって特別の立場にあるってことの証左みたいなものでは?

民主党政権時代にも、野党だった自民党議員とかが菅直人元総理の政治団体との関係先なんかを通告なしで質問してたと思うけど、ああいう時にも内閣府から相手先全員に連絡があったとでも言うつもりかね?「あなたの所属団体名が出てる!」ってか?w


まあいい。
漏らしたのは、内閣府、これはほぼ確定的なので、今後どうするかが見ものだな。


国家戦略特区ともども、火ダルマになって防御ってことですかね?www


けど、今回の通告遅延の炎上騒動、アベ官邸は遠いから、尻尾は切られるんじゃないですかねえ?
ご威光が果たしてこの末端に届くのかどうか。


見物させてもらいますわ。


追記:

10月19日


今度は内閣府が必死で対抗策を考えてきたんですってw


>https://www.msn.com/ja-jp/news/politics/%e5%86%85%e9%96%a3%e5%ba%9c%e3%81%8c%e5%ba%a7%e9%95%b7%e4%bb%a3%e7%90%86%e3%81%ab%e3%83%a1%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%80%81%e7%ac%ac%e4%b8%89%e8%80%85%e3%81%ab%e6%bc%8f%e6%b4%a9%e3%81%8b-%e9%87%8e%e5%85%9a%e3%81%ae%e8%b3%aa%e5%95%8f/ar-AAIYRWJ?ocid=st#page=2


内閣府の説明によると、15日の参院予算委員会での森氏の質問内容について、内閣府の事務局が11日夜、森氏が参考人招致を求めていた国家戦略特区ワーキンググループの原英史・座長代理に対し、原氏に関連しない質問も含めたすべての質問内容をメールで送付した。原氏はその後、知り合いの大学教授に質問内容を電話とメールで連絡したという。

 大学教授にどの範囲の質問内容が示されたかは不明だが、この大学教授は14日に放送されたDHCテレビのネットニュース番組で森氏の「質問通告を見た」と発言し、森氏への批判を展開した。

 内閣府はすべての質問内容を原氏に提供したことについて「守秘義務違反にはあたらない」と説明。国家戦略特区を担当する北村誠吾地方創生相は18日の記者会見で「内閣府から通告内容が漏洩(ろうえい)した事実はない」と述べたうえで、「質問通告を受けた私人が、その内容などを第三者に伝えることについて特段の定めがない」と問題視しない考えを示した。

======


さて、内閣府の北村大臣の説明から判明したことは、

 ア)内閣府は原WG座長代理を「私人と認識」した上で、原に関連しない全ての質問内容をメール送付
 イ)「私人の原座長代理」が第三者に伝達することに特段の定めがないので問題視せず

ということである。


メール送付の内閣府事務局の考えとしては、国家公務員が「私人に対する情報提供」を無選別に行っても、守秘義務違反にあたらない故に問題ない、と宣言したわけですね。本当っすか?w


じゃあ、役所に出入りしてるとか、顔見知りとか、会議の席上で同席したことがあるとか、そういう人にでも「あなたの会社名が表記されていたので、全部まとめてメール送信しますね」とかやってもOKってわけね?ww

随分とヘボい反論ですなww
必死で考えた割には、相変わらず杜撰な論立てでは?w


放たれた矢は戻せないぜ?w


ちょ、数時間前まで存在してたyoutube上の「10/18 閣議後の北村担当大臣会見」の画像が消滅しとるみたいだが?w
だって、深夜頃に見たんだもの。発語を確認した上で書いたんだよ?w


消す必要があった、ってことですか?
どうして?

「内閣府事務局」方面で何かヤバいことか、非常に困った事態が判明したから?w
不都合になれば、ネット情報ならいくらでも操作可能ですもんねw

さすがの、情報支配力w
国家の権威はハンパないw動きが素早い



更に追記:
19日11時半頃


台風の11日夜に官僚が深夜まで残されて、どうしてくれるって抗議が官僚ツイッターを名乗る人物からの抗議、というのが元々の発端だったわけでしょう?

それは、与党のせいだろうにw本職の国会担当官僚が、そういうことを知らないわけがないよね。


>https://www.jiji.com/jc/article?k=2019101300338&g=pol

野党幹部は13日、台風19号で大きな被害が発生していることを踏まえ、安倍晋三首相と全閣僚が出席して15、16両日に予定される参院予算委員会の開催を延期すべきだとの考えを示した。

 立憲民主党の福山哲郎幹事長は取材に「予算委は延期し、各閣僚は被災地への対応に全力を尽くしてほしい」と強調。共産党の小池晃書記局長も党本部で記者団に「これだけの大災害だから、政府には対応に集中してもらいたい。予算委の延期を求めたい」と語った。

 これに関し、自民党幹部は「政府は初動対応をしっかりやっている。予算委を止める必要があるとは思わない」と述べ、予定通りに行う方針を示した。


=======


立憲や共産党が、延期を申し入れしたのに、それを断った自民党、この事実を糊塗するべく、一議員の質問通告の問題を煽り立てたというのが本当の所では?w




更に追記:10/27 12時頃


SNS上では、野党議員たちが「高橋洋一のツイート時刻を改変した」的な、よくある「論点はぐらかし」戦術に切り替えたらしい。まあ、自分たちの嘘を隠蔽する為には、よく使われる手口だな。


ここで、高橋洋一の発言について、振り返ってみよう。

参考>https://twilog.org/hamagikukai/date-191026
  >https://twilog.org/hamagikukai/date-191027


10/14に放映された 虎ノ門ニュース

それであとでいろいろバタバタしてきたっていうから、それは悪かったんだと思いますね。最初の質問通告だけで、まああの終わりにしておけば、よかったのになぁと

※最初の質問通告と、それ以降の「バタバタしてきた」質問を別々に見たということを示している。


あんまはっきりいうと私の大学でね私がね、あの要はね、影響力を使ってプレッシャーをかけたっていう風なストーリーらしいんだけど。
(中略)
毎日新聞も、その取材に来たんだけど、私にすら取材ができなくて、記事になってませんから、これは


※高橋洋一の大学、謎の「ストーリー」、毎日新聞が取材できず記事になっていない内容、というのを予算委開催前に語っている。


通告はあれだったよ、要するに地方創生っていうのだけだったよ

※つまり、森ゆうこ議員が通告した内容では、「高橋洋一の顔写真の画像」や「嘉悦大学(教育ホールディングス)」という特区ビジネスコンサルティング社のHPに掲載された画像を知ることはできないはず。


森ゆうこ議員が15日参院予算委で使用する説明用の「パネル」は、委員会開催当日朝に完成しており用意したもの、ということかと。

「地方創生」という質問内容を原英史から聞いたとして、高橋洋一はどうして自分が所属する大学のことや特区ビズ社の件だと思ったのだろうか? 14日の時点で。



一方、野党議員の高橋洋一のツイート時刻を捏造した、等の疑惑を説明しているブログがこちら
(今見たらリンク先を取り違えました、修正)

>https://www.jijitsu.net/entry/moriyuuko-tsuukoku-netsuzou


中身は各自でご確認を。


このブログ記事中で紹介される森ゆうこ議員のツイートで示された資料というのがpdfであるのだが、

森議員のHP上では、それに該当する項目を発見できない。資料が掲載されてるんですかね?

(森ゆうこ議員のHPからの資料はこっちでした)

>http://my-dream.air-nifty.com/siryou/


もし、他のページにあるということですと、ご存じの方は教えて欲しいです。


高橋洋一の発言に戻るが、時刻表示を野党議員団に捏造されたんだ、という問題の「15日のツイート」で以下のように書いている。


予算委当日の15日

森議員の質問の最後に、特区ビジネスコンサル社の図の中でオレも書かれている。何度も言うが、顧問をしていたなんて知らないし、金銭は一切調べたがまったく受け取っていなかった(略』


※ここが重大!

 ・森議員が用意したパネルには「顧問」とは書かれていない
  (パネルを見て激怒したなら、セミナーに顔写真なので、顧問は本人しか知らない”秘密”wですか?)

 ・実際には、当日そのパネルは使われておらず、NHKで放映されてもいない(=国会中継映像で見ることが不可能)

 
そして、昨日のツイートでも

>https://twilog.org/YoichiTakahashi/date-191026

オレは事前にオレの写真入り資料をみていない。しかしNHKの国会中継でみてぶったまげた。それはネットでころがっているデタラメ資料。そんなものをよく国会でやるよな。そんなデタラメ資料が漏れたとか喚いている、森議員(国民民主)、柚木議員(立憲民主)はどうかと思う

と言ったんですね。


事前には見てない、NHK放送で見た、と証言しているんですよ。実際にはそのパネルは掲示されておらず、質問もされていなかったのに、ですよね?


つまり、14日虎ノ門ニュース時点で、高橋洋一が知ることができたのは「地方創生」だけのはずが、「大学名が入ってた」「顧問と勝手に写真を使われた」ということを知っていた、ということです。しかも、森議員が用意した資料には、顧問と書いていないのに、です。


パネル作成用の下原稿段階のものを見た、という可能性がある、ということなんですよ。それも15日予算委の前日14日に、ですね。

15日予算委の国会映像は、各自でご確認をお願いします。本当に「高橋洋一の顔写真」パネルが放送されたのか、と。




ラグビーW杯 日本対スコットランド戦 万感の勝利

2019年10月13日 22時38分19秒 | いいことないかな
勝った。

因縁の相手、スコットランドに真正面から激突して、勝利した。

日本代表の皆様、おめでとうございます。


魂が震えましたw

不覚にも稲垣の2トライ目、で感涙が止められなかった。

日本の連続攻撃が続いて、最後は次々と倒されながらもサポートが付いて、最後は稲垣が中央にトライ。

何と言う攻撃だ!

何と言う、日本らしいFWとBKが一体となった攻撃だ!

この攻撃が実った姿を見て、涙が止まらなかった。


日本は、序盤、積極的な攻撃を見せるも大事な所でスコットランドに反則を冒してしまい、チャンスを失う。

逆に自陣前まで運ばれ、先制トライを奪われてしまう。

が、日本は自分達の攻撃スタイルを貫き、次第に緊張から解放され集中力が発揮された。

そうした中での同点トライ!

更に連続攻撃からの中央への逆転トライ!

PGゴールが外れて、ああチャンスを失ったかと思われた矢先に、福岡の追撃トライ。

後半も、幸先よくトライをゲット。

しかし、スコットランドも猛烈な反撃を繰り返す。2トライを重ねられ、7点差に迫ってくる。

が、日本は厳しい守備で対抗。スコットランドの反撃をしのぎ切った。


おめでとうございます。

号泣してしまった自分が恥ずかしいですが、これほどまでに魂を震わせる試合というのは、そうそうないかもしれません。


宿敵スコットランドから4Tを獲得したのは、日本の進化だと思います。

本当にありがとうございます。次も頑張って下さい。