還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

帰ってきた友

2017-12-06 21:16:01 | 家庭菜園
今週は珍しく金曜日のボウリング以外は他に予定がなかったので、久し振りに篠山の畑に行ってきた。
(今年から徒歩圏内の畑もお借りしているので篠山ではジャガイモや大根等の手間のかからないものしか作っていない。
現在は大根とニンニク、イチゴのみしか作ってなくて草だらけの畝が多い。)


昨年は種を早く蒔きすぎて虫害で失敗だった大根。
今年は懲りて遅めに播種したせいか、この時期にしては太り方が今ひとつの状態です。


昨年、友達になった渡り鳥。
ツバメもそうですが不思議と同じ場所へ帰ってくることが多いそうですが、今年も帰ってきてくれました。
ツガイなのか2羽とも見覚えのある顔です。
1羽は用心深い性格のようで、畑を耕している1~2m先に降りて待っている。
ミミズを投げてやるとサッと寄ってきてついばんでいる。

もう1羽は50cm位まで近寄ってきてジッとこちらを見ている。
ミミズを投げてやっても見向きもしないで何かを言いたそうにじっと見つめている。
「よく元気で帰ってきたな」と小声で話しかけると小首をかしげて人の言葉をわかろうとしているかのようだ。

今や私にこんな可愛い仕草を見せてくれるのは彼(彼女?)しかいない。
連れ合いのこんな仕草を見たのはいつの頃だったろうか?
幻にしか見えない遠い昔の出来事。

小学生の頃、教科書か何かで読んだスズメを赤ちゃんの時から育てて友達のように遊んでいる少年の話に憧れたものだった。
スズメが巣を作っていそうな屋根の瓦を引っ張りあげて親に叱られたことも。
あれから60年近く経って当時の夢に近づけたようだ。

寒さ厳しい中での一人寂しい畑作業にちょっとした楽しみができました。





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