還暦過ぎの阿乱怒論

家庭菜園や工作好きの爺父が日々感じたことを綴る独り言

ようやくイチゴにマルチ

2012-02-26 21:00:16 | 家庭菜園
まもなく弥生の声を聞くというのに、今年はいつまでも寒さが厳しい日が続いています。
農作業の参考にと日々の最低/最高気温を記録しているのですが、今年は最低気温は例年とあまり変わらないのに最高気温は10°ほど低い日が多いようです。

本日も週一の農作業に畑へ行ってきました。
家を出る時は曇っていただけだったが、畑では時おり雪が舞う状態で寒さにふるえ、車の中に火鉢を持ち込んで暖を取りながらの農作業になりました。

消し炭だけなのでCO中毒は大丈夫だろうと安心していたのですが、前回の豆炭の残りかすが残っていたようで、車から出たとたんに目眩がして危ないところでした。

「ABC(当たり前のことを、バカにせず、ちゃんとやろう)」を再認識した次第です。
狭い空間で火を使う時は窓を開けるという当たり前の事をバカにしていたことを反省です。


イチゴに鶏糞を施してから、ようやくマルチを張れました。

片方の畝にはビニールトンネルもかけたので、時期をずらしての収穫が楽しみです。


タマネギにも追肥として鶏糞を施した。
例年苗に比べて玉の生育が悪かったが、今年は早生種に加えて、水やりと追肥をしっかりやったのでどうなるか、これも楽しみです。



ジャガイモの植付時期について
今年は寒さがいつまで続くかわからないので、遅霜の被害を避けるために例年より遅めの3月下旬に植え付ける予定です。


物を捨てるということ

2012-02-21 20:17:40 | 日記
「物を捨てる技術」だとか「ときめかない物は捨てる」とか世の中は「物を捨てること」への関心が高いようだ。
日本全体がまだ貧しかった子供時代のトラウマか、中々思いきって物を捨てる事の出来ない自分にとっては、肩身の狭い昨今である。


取っ手の取れてしまったコーヒーカップ
独身時代から使っているコーヒーカップ、当時まだ高価だったモールス信号練習用のオープンリールテープレコーダー、もう無線局免許の切れてしまったアマチュア無線機、完全リタイヤしたら再開するつもりで保存している電子工作用の真空管や部品類、もう使うことのないであろうフィルム現像器具類を始めネジ類、材木類と置き場所に困るほどである。

小さな子供と同じで妻に言わせればただのガラクタ(私にとっては宝物?)だがなかなか思い切って捨てきれずに今にいたっている。
世間の声をバックにした妻の小言が身にしみる。

目をつぶって捨ててしまえば気分もすっきりするだろうというのはわかっているのだが、何故か捨てきれない。
それぞれに当時の思い出がつまっており(過去へのこだわり)、今捨ててしまえばもう二度と手に入らないだろうと思われる物が多いのがその理由だ。

また工作好きで「これは何かに使えるんじゃないか」とつい何でも取っておいてしまうものだから、物が増える一方である。

いずれかの時点で思い切って整理しなければ・・・。


この物捨てブームは物欲を刺激して大量消費を喧伝した高度成長時代が遠い過去のこととなり、これからは将来の国家破綻を見越して「物に拘らない世の中」に誘導する為のものなのか?

国土が狭く資源も少ない我が国では、今までのような生活自体がつま先立ちの背伸びをし続けているような状態だったのだと思う。
これからは昔のように必要最小限の物を大切に使い続けるような世の中になっていかざるを得ないのだろう。

しかし、そうなると少子高齢化と相まってますます企業経営が厳しくなり、必然的に雇用環境も悪化し続ける。
負のスパイラルが永遠に続くような悲観的な気分になってしまう。
ウン? 
と言うことは「物を捨てさせて」また新たに「物を買わせる」ための迂遠な戦略なのか??

いやいやこんな変な勘ぐりを続ける自分こそを捨て去らなければ・・・。


積雪の畑

2012-02-19 17:08:15 | 家庭菜園
昨日は厳しい冷え込みで、当地でも今冬初めて5ミリ程度の積雪がありましたが、今日は天気も良いようなので畑へ行ってきました。

昨日の自宅付近です。

畑(篠山市)は自宅から北へ直線距離にして20㎞位ですが、どうやら篠山市南部付近が気候の境目になっているようで、そこから北は日本海型気候になり、昨日は15cm位の積雪だったとのこと。

屋根にも畑にもまだ10cm以上の雪が残っていました。

イチゴのマルチングをしなければいけない時期なのですが、今日も未遂に終わってしまいました(涙)。


本日の作業は土中保存していた大根を数本掘り起こしたのと、剪定枝のたき火と新畝の開墾を少し進めただけです。
火鉢にあたりながら弁当を食べ、さあもう一仕事と張り切ったとたんにまた猛烈に雪が降ってきました。
マイカーはノーマルタイヤしかはいていないので早々に切り上げて帰途につきました。

帰ってくると先ほどの降雪が信じられないくらいによく晴れている。
川端康成ではないですが、気候の境目をあらためて実感しました。
畑にもライブカメラが欲しい!


平成24年

2012-02-12 23:44:56 | 日記
はや今年は平成24年、当時の小渕官房長官が「平成」と書いた色紙を掲げて新元号を発表したのが、ついこの間のことのように思えるのに、時の経過の速さにあらためて自分の年令を意識する。

別に何の意味もないが、私が生まれたのが昭和24年である。
新元号「平成」になってからの24年間の早さを思う時、自分が生まれたのも昭和になってからこのくらいの時間だったのかと思うと、何か不思議な感覚を覚える。

平成生まれの若者にとっては、我々がリアルタイムで経験した東京オリンピック、新幹線開業、大阪万博、安保闘争、大学紛争もみんな教科書で習う歴史の一コマに過ぎないのだろう。

もっとも我々が習った226事件や太平洋戦争の歴史も、祖父母や父母にとってはそれぞれの青春・朱夏・白秋の時代にリアルタイムで経験したことであろう。

あらためて歴史の一コマの重さを思う。

我々の世代は親の世代の苦労を踏み台にして生きてきたようなところがあるが、平成24年生まれの子供達が次の元号の24年を迎える頃には、世界はどうなっているのだろう?

車検

2012-02-06 21:33:14 | キャンピングカー
マイキャンピングカーはベース車が貨物車で、普段は後部座席を取り外しています。
ところが車検の際は正規の座席配置にしなければならないので、ベッド兼ソファを始め全て降ろさなければならない。
乗車定員を3名に変更して後部座席を無くしてしまえばいいのですが、生来のズボラで手続きが面倒な為そのままにしております。

一年に一回の大掃除にはなるのですが、一人では降ろせなくて大変です。

ベッドを降ろすために後部の棚や電気系統の配線を外したりと半日がかりになってしまいます。

そこで今年は左右のベッドをそれぞれ前後に2分割してみました。
車検の際は後部座席を正規の形にするために、前部のベッドだけを取り外せばいいようにしました。
これだと後部の棚やテーブルをそのままにして車検を受検できるので相当楽になります。

前後の接続部は幅広(約18㎝)の脚にして前後をネジで固定できるようにしました。


もしこれから同じようなものを作ってみようかという方が万一おられましたら、最初からこのようにされた方が楽ですよ。

春近し?

2012-02-05 23:51:22 | 家庭菜園
地球温暖化? うーん?とばかり、立春を過ぎたとは言え寒さ厳しい日が続いています。
節分の日は最低気温-8℃と当地に引っ越してきて24年間で一番冷え込んだ日でした。

まだ当分寒さが続きそうなので、篠山の畑にはまだ大根が20本ほど植わっていたのですが、全部抜いて土の中へ埋め込んで保存することにしました。

今日はイチゴとタマネギの除草(あまり雑草を気にはしないようにしているのですが、根張りの浅いイチゴとタマネギは雑草と競合して生長が劣るので)をするつもりだったのですが、午前中は土が凍てついていて鎌が入らない。


それでも植物はしっかり春近しと感じているようで、オオイヌノフグリの花がひっそりと咲き出していました。

春ジャガの在庫も残り少なくなってきたので、畑にそのままにしていた秋ジャガを一本づつ掘り起こしてみました。

春と違ってやや小ぶりですが、また新鮮なジャガイモが食べられるのは嬉しいことです。
そうこうしている内に、もうそろそろ春ジャガの植付準備をしなければなりません。

本格的な春になれば、また畑作業に追われる日が待っています。
おおまかな栽培計画なので、今年も行き当たりばったりになってしまいそう。

インフレ間近?

2012-02-02 19:53:47 | 日記
インフレ間近?
消費税増税への応援団のつもりかも知れないが、いよいよ銀行(三菱UFJ銀行)が日本国債の急落シナリオを検討し始めたと報道されている。
「経済成長率や経常収支、為替など30指標をチェックし、国債急落につながる変化があれば損失を軽くするために売却などの対応をとる」方針だ。
国債の4割を保有する銀行が一斉に売りに走れば、スパイラル的な国債暴落を招き最悪の事態が心配される。
そうすれば、今まで試みる度に国内銀行の買いにより失敗していた海外の投機家が、ここぞとばかり売り浴びせてくるだろう。

銀行が国債の急落シナリオを考えだしたということは、国民の貯蓄が底をつきだして、もうこれ以上を国債を買う余裕がなくなってきたということだろう。
そう言えば、少し前までは窓口で定期預金の解約を申し出ると喜んで応じてくれていたのに、最近は各銀行とも定期性預金の勧誘が激しくなってきた。


40年前の狂乱物価と言われた時代にはベースアップも2万円位あって、働いている人には影響が少なかったように思う。
しかし団塊の世代のほとんどが年金生活に入り、職にあぶれた若者が多い現状では、大きな影響を受ける人の数が昔とは比較にならない。

スクリューフレーションと言う言葉があるそうだが、文字通りほんの一部の富裕層と圧倒的多数の貧者の二極化が進み、殺伐とした世の中が想像される。

我々も少しでも自衛しておかなければ・・・とは思うのだが、何をどうすればいいのかはよくわからない。

取りあえずは健康な心身の維持と、趣味の家庭菜園を充実させて可能な限りの自給生活を目指すしかなさそうだ。