日照時間の最短を記録したような今年の4月だったが、このところはようやく春らしい好天が続いている。
今日は中二になった初孫のテニス大会を見に行ってきた。
高校生になってから始めた我がテニス歴はとうとう公式戦未勝利のままで終わってしまい、おまけに我が子はテニスには見向きもしない。
最近になってやっと身内がテニスに興味を示してくれ、50年の時が一気に巻き戻されたような気分だ。
思えば「船に乗ってお金を貯め、庭にテニスコートのある家を建てる」というのが当時の夢だった。
銚子では職場にテニスコートもあり、また市の大会でも結構多くの軟式テニス愛好家が集まったものだったが、現在では学生しかやる人のないマイナーなスポーツになってしまっている。
当地でもたくさんのテニスコートがあるが軟式テニスをやっている人を見ることはない。
思春期を迎えだんだん煙たがられる存在になりつつある爺父だが、「じいじテニスしよう」とテニスを通じて孫とつながっていられるのは有り難いことだ。
不登校も経験し何かと難しい年令になった初孫だが、テニスに熱中しているときの笑顔は何にも代えがたいものがある。
勉強なんか出来なくても、何か熱中できるものを持ち、テニスを通じていい仲間を作ることがきっとこれから生きて行く上での宝になるのだろう。
頑張れ! わが孫よ
出来れば勉強もちょっとは頑張ってね。