ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

関 洋 写真展 「都市蝶」

2006-09-13 20:14:59 | Weblog
いきなり10月下旬の気温になったとか・・・肌寒い一日でしたが、今日は小雨降る銀座に出かけました。
昨日から、銀座四丁目のギャラリーで「関洋写真展”都市蝶”」が開かれていて観に行きました。
実は、関さんは、私の学生時代の友人のご主人です。
10年程前に朝日新聞の天声人語で、関さんのことが紹介されていたのですが、その時は友達のご主人だとは知らず、後からビックリ!でした。
 
関さんはずっと、東京や神戸など都会で出会う蝶を撮り続けていらっしゃる写真家です。
高層ビルの片隅の花にそっととまっている蝶、駅のホームにとまる蝶、マンションの廊下、銀座の街中、あらゆる場所にそっと息つ゛く小さな命たち・・・「お前もこの都会にいるんだね。同じ生き物同士だね、とあいさつしたい気分」とおっしゃる関さん。その蝶たちの姿を捉える視線が実に温かく、ほっと優しい気持ちになれるのです。そしてまた、この町の中に、40種類を越えるさまざまな蝶たちが生きているということにも驚かされます。「都会に蝶なんていないと思えば見えないかも知れません」・・とっても示唆に富む言葉ですね!

私たちは、ともすれば自分のすぐそばにある”大切なもの”を見過ごして生きているのかもしれない、たくさんの宝物に囲まれているのにそれに気つ"かずに通り過ぎていることってたくさんあるのですよね。ほんの小さなことの中に、限りなく幸せが詰まっているってこと、忘れたくないなって、思います。

写真展は、17日まで、銀座四丁目のギャラリー・エルビス(03-3561-2910)で開催されています。 


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