ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

ああ!秋!!

2018-10-30 13:31:08 | Weblog
風爽やか!青空の美しい日々が続き、ああ、秋だ!秋だ!と、心から体から嬉しさが込み上げてきます!

MORA展でストップしていた我がブログ(汗)、今月もいろいろなことがありました。
まずは飯能市民会館で開催された上映会「米軍がもっとも恐れた男~その名はカメジロー」のこと。
かつてNEWS23でキャスターを務められていた佐古忠彦氏の初監督作品。米軍占領下の沖縄で、那覇市長や国会議員として沖縄の人々が受けた弾圧や自由を勝ち取るために戦い続けた瀬長亀次郎の姿を追ったドキュメンタリー映画です。
2016年にTBSで放送され第54回ギャラクシー賞月間賞を受賞したドキュメンタリー番組に、新たな取材も加えて映画となりました。以前から観たいと思っていたところ、地元で実行委員会が立ち上がり、参加しました。
沖縄戦から本土復帰、そして現在に至るまで沖縄の人々がおかれている立場が本当に迫ってきました。私がまだ幼い頃に起こったこと、歴史の授業ではあまり語られなかったこと・・・もちろん、私の認識不足が大きいわけですが・・・。
亡くなった翁長前知事の映像もあり、改めて日本全体が真剣に我がこととして考えていかなくてはならないと思いました。「知らないことは罪」ですね。もっともっと、上映が広がればと願います。

それから、一冊の本との出会い!
「さよなら、田中さん」を一気に読みました!作者は鈴木るりか、なんと中学生です!
ユーモラスな文章の中に、人間を観察する鋭い視点があふれていて、しかも的確に「真実」をついていて、またこの年頃の子の感性が胸に響いてホロリと涙。
どうでもいいようなことをゴテゴテと身に纏いたくなるのが「大人」なら、もう一度すっきり洗い流したいような気持にさせてもらいました!

さて、この澄み切った秋の空と空気を満喫しようと暇さえあれば、近隣を歩き回っています!
先週末は我が地元駅から各駅停車に乗って30分ほど。「横瀬駅」にぶらりと出かけました。
武甲山の大きな姿がどんと目の前に!紅葉も始まっていて、道端にはコスモスが揺れて、のどかな散歩。芝桜の頃にはたくさんの人々が訪れる羊山公園の方まで歩いてみました。
来年の春には、このコースを歩いて見物に来ようかと。
散歩の締めは、やはり温泉(笑)! 青空と紅葉を眺めながらの露天風呂は最高!人気の炭酸泉にもじっくり浸かって、身も心もリフレッシュ!
楽しい休日散歩でした!








MORAの世界!

2018-10-06 12:30:57 | Weblog
上野駅から銀座線、浅草線を乗り継いで「押上駅」へ。
朝から京成線が「塩害」のトラブルで運休していたことをた知りびっくり!地下鉄も遅れが出たり押上駅は外国からの観光客らしい人々を含め多くの方たちが駅員さんに情報を求めていました。
地上に出ると、すぐ目の前にスカイツリーの巨大な姿!上の方にはうっすら雲がかかっておりました。
さて、歩くこと10分ほど、目的地の「たばこと塩の博物館」に到着しました。
ここで、開催中の「MORA」を見たかったのです!
「MORA」とは、パナマの先住民クナ族の伝統的な刺繍をほどこされた衣装で、今はその刺繍のこともMORAと呼ぶのだそうです。
MORAの存在を教えてくださったのはOさん。茨城県の「サザコーヒー」の鈴木氏とのご縁があるOさんはそこで「MOLAに出会い大変感動した!」ということを何度か私にも話してくださっていて、私もとても興味を惹かれていたのです。この夏の船旅で、Oさんは実際にクナ族の村も訪れてワークショップにも参加されたのだそう。
偶然にも9月から「MORA」展が開催されていることを知って「是非!」ということで計画したのでした!
今回の展示作品は、1962年~77年にかけてパナマに滞在しクナ族との交流を深めたエリザベス・ハンスというアメリカ人女性のコレクションの中から70点ほどを紹介されたものでした。
会場に入った途端、目に飛び込んでくる鮮やかな「赤」!
3~4枚の色違いの布(赤、黄、青、緑などなど・・・)を重ね合わせながら一枚ずつ柄に沿って切り込みを入れては糸で縁取り、下になった布の色を表に出して模様を作っていく手法。生活に密接に関わっている植物、鳥、魚、亀などが、面白く見事な図案になって描かれているのです!途方もなく細かな針仕事に大感動でした!!
思わず笑顔になってしまうような動物や魚、鳥たちの表情、動き・・・見飽きることがありませんでした!
それにしても、世界の各地それぞれの民族衣装や針仕事には、その土地の気候、人々の暮らし、自然との関わりの中で育まれてきた素晴らしいものがいっぱいですね!!
アイヌ民族の衣装、津軽こぎん、パッチワーク等々・・・!人の温もりが感じられる作品、大好きです!!
今回、実際に見ることができて「MORA」という大好きなものが、また一つ増えました!!
Oさんに感謝!(^^♪

藤田嗣治展~MORA展と、目も心もお腹も大満足の、3人組の、楽しい一日でした!!

藤田嗣治展へ

2018-10-06 12:03:02 | Weblog
昨日、友人Mさん、Oさんと「混雑しないうちに」と朝9時半に上野駅で待ち合わせ、東京都美術館で開催中(明日が最終日)の藤田嗣治展に行ってきました。
没後50年の記念としての展覧会ということで120点余の膨大な作品が展示されていました。
藤田嗣治というと、すぐにパリ時代や乳白色の裸婦などの絵を思い浮かべ、またその数点は目にしていましたが、北米~中南米、アジアを旅して描いたという作品の色鮮やかな画風にはびっくりしました。
晩年の宗教画のような作品にも初めて触れました。多彩で、一人の作家の中に別人のようなさまざまな面を見ることができました。長い人生の中で、さまざまな出会いに影響を受けながら自分が作られていくのだから当然かもしれませんが・・・。
私が好きなのは、やはりモンパルナスでモディリアー二たちと交流していた頃から「乳白色」の時代の作品。そしてニューヨークに移ってからの作品「カフェ」(写真)も印象に残りました。
たっぷり2時間ほど鑑賞した後、公園内のいつものカフェでランチ(^^♪
MさんOさんとの美術館デートも4回目になりました!
そして、昨日はもうひとつ目的が!ランチの後、地下鉄を乗り継いで次なる場所へ向かいました・・・