Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

若竹

2009-05-17 08:27:56 | ビバ☆オヤジ酒場

野毛小路といったら“若竹”です。

では、なぎら健壱師匠に、ちょっとお店の紹介をしていただきましょう。


*昭和の香りを色濃く残す満員御礼の焼き鳥店
 ここは神奈川県横浜市中区野毛町一丁目。野毛といえば、酒飲みなら知らぬものはいないほど、大小さまざまな飲み屋が軒を連ねる繁華街。人様がふつうに思い浮かべる、港町横浜のイメージと大きくかけ離れたディープなスポットで、その名も「野毛小路」と呼ばれるあたりは、まさしく居酒屋パラダイス。ついつい、はしご酒をしたくなってしまう店ばかり居並んでいる。


いや、なんでスケッチ風よ?


――途中略――
というわけで「焼き鳥若竹」へ。おや、まだ開店前ですよね。なのに、もうお客がちらほら……。それも、みなさん、注文するでもなく、カウンターの大将とママの仕込みを見守っているような。そう、ここでの注文は開店時間になってから。客はそれまで黙って待つ。というか、先に入っておかないと、すぐ満席になっちゃうから席をキープしているのだろう。お店の準備が整えば、ママが客に声をかけ、客もそれに応じてビールや焼酎を注文。

ちなみにぼくは、さっきビールをいただいていたので、燗酒にしてみました。よさげな燗つけ器が真正面に見えてたから。

で、ここ、焼き鳥屋さんでしょ?ナニがあるのかしらん?と様子をうかがうと、みなさん、おまかせを。
「うちはメニューがございませんから。朝仕入れた、いいものをお出ししています」とはママ。あらあ、いいじゃないの。鮮度と旨さに自信あり、ってことだね。じゃ、こちらもおまかせします。

おまかせしたら、写真の他に、つくね、手羽、ハツ、ネギ間をいただきました。途中で出される、

ウズラの卵入りダイコンおろしが泣かせます。

――途中略――
ほどなくして、皮、手羽が焼き上がり、添えられた自家製味噌とともにいただく。

この味噌が絶品。マイウー!

「ここの食べたら、よその鶏は食べられないでしょ。なんといっても朝絞めたばかりで、冷凍なんぞ、いっさい使っていないんだからさ」

ほんと、最高にうまス!

「お店をはじめた57年前、先代、私の叔父なんですが、ナニか売りになるものを探したところ、中華街の知り合いから、このお味噌のレシピを教わったそうです。以来、これがウチの味になっていましたね。
 よく、教えてって頼まれるんですけど企業秘密(笑)。一度だけ、同業者の方にお話したら、〝こんなに手間とお金のかかることはできない〟っておっしゃってたわ」

参りましたm(_ _)m。ていうか、味噌だけでもアテになります。がすすんじゃうなぁ。

いつものことだろう。


途中で出してくださる鶏のスープも美味、いや滋味か。

このスープがうまいのなんのって。ぼくはしかと見ました。菊正宗がヤカンにドバドバ入るのを。鶏と酒の旨味が合体したんですね。まずいわけがありません。

以上、なぎら師匠の体験リポートをおりまぜながら、今回の記事とします。
参考資料は↓↓↓。
食楽 2009年 03月号 [雑誌]食楽 2009年 03月号 [雑誌](2009/02/06)不明商品詳細を見る

こちらの「なぎら健壱の絶滅食堂で逢いましょう」に載ってます。


“若竹”やりよる店でした。

今度は漫画バージョンか?

さて、本日の脳内ジャズは、
バードランドの子守唄バードランドの子守唄(2009/03/18)マンハッタン・ファイブ商品詳細を見る

こちらから「EAST OF THE SUN」はいかがでしょうか。

くりす的全国名酒場紀行/若竹】←詳細

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花火

2009-05-17 07:34:13 | ビバ☆オヤジ酒場

この地図を見て、「お、野毛だな」と思ったヒトは、バリバリの浜ッ子か、たんなる飲兵衛です。

横浜、野毛といったら、まずはあそこへ行かなければならない。
でも、今回はきっちり三杯飲みたいので、最初のを他ですませることにしました。

ということで、“花火”です。
お隣さんは、

一ノ蔵。
でも、日本酒はちがうところで飲む予定なので、そこには行きません。

まずは、ングングさせてください。
めっさ喉が渇いてるもので。
ングングング……プハ~!

ではあらためて店のご紹介。
東京銘酒肴酒場―古典酒場探訪ガイド (SAN-EI MOOK)東京銘酒肴酒場―古典酒場探訪ガイド (SAN-EI MOOK)(2008/11/17)不明商品詳細を見る

おふくろの味が恋しいなと思ったら立ち寄ってみよう。仕事帰りにはほっと一息つける空間と女将さんが待っている。お店で出すホッピーは三冷で焼酎はキンミヤという王道コースはお客様に教えてもらって始めたという。――以下省略――(読みたいヒトは買って読んでね)

もちろん、ビールの後は王道コースをいただきました。
アテは枝豆だけ。
だって、これからお酒を三杯と、定番メニューをいただくから。
ってことで、酒は三杯まで。で、有名な、

“武蔵屋”さんにやってまいりました。
フツーの家っぽいので、シロートさんはなかなか見つけることができません。
太田センセイの、
太田和彦の居酒屋味酒覧―精選173太田和彦の居酒屋味酒覧―精選173(2008/01)太田 和彦商品詳細を見る

にも、ここの地図は載せていないので、自力できてね。
でも……

お休みでした。
実はオヤジさまの髭ブログで知ってはいたんですけど、もうやってるかなぁ、って思ってきてみたんだけど……。
あとで、名店“パパジョン”のマスターから聞いたんだけど、もう二ヵ月ぐらいお休みしてるみたい。

どうしよう……。

帰れば?

花火で、もう一度飲みなおすのは、ちょっと気がひけるし……。
しばらく、

野毛小路でも歩いて考えますか。

つーか、なんで回想シーンのようなセピア色よ!?

さ~て、本日の脳内ジャズは、
NHK「美の壺」ブルーノート・コレクションNHK「美の壺」ブルーノート・コレクション(2007/03/14)オムニバス商品詳細を見る

本日は、ちょびっと変り種のアルバムから、スタンダードに「STARDUST」などはいかがでしょうか。

くりす的全国名酒場紀行/花火】←詳細

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