旅の途中 FM銀河「てんがらもん」の毎日

FM銀河「てんがらもん」のパーソナリティが管理人。地域の情報が溢れ・リスナーさんも発信できる建設的な番組に。全国区。

伊敷団地のこれから・新聞連載を終わって・老いの明日・縮む団地を考える

2016-03-14 | 日記

3月14日(月) 11646歩 6K

 

南日本新聞 シリーズ 「老いの明日」 縮む団地   

 (いしき団地を取り上げる)

2月23日から8回にわたって「かごしまの老いの明日」第2部 縮む団地

が終りました。この団地ができて45年 「45年後の現実」のサブタイトル

南日本新聞1面―連載が始まって「また団地のマイナス面を取り上げて

不愉快だ」という意味の意見も耳にしました。

「副業が支える暮らし」「治療費かさみ自宅売却」「夫婦の年金が 頼みの綱」

「2人3脚 これからも」「繋がり薄く 募る不安」「苦しみ乗り越え 絆強く」

「支援の仕組み 模索続く」そしてまとめは「顔の見える 関係構築へ」

毎回具体的に ある家族や、夫婦のドラマが紹介され、だんだん縮んでいく

団地の様子、老いてゆくものが避けて通れない病気や年金や頼れない子

ども・一人暮らしなどいくつかの事例が語られています。

その中で「高齢労働者・生活保護の高齢者・孤立無業者・高齢者世帯

・孤独死・老老介護・認知症初期支援チーム・地域コミュニティ協議会」に

ついての解説も付けて居り、その取り組みの丁寧さを受け止めました。

最後には特集21面1ページを使っての まとめが掲載されました。

このシリーズはいしき団地の住民だけでなく、高齢者の割合がどんどん

増えていく鹿児島市のどの団地にも共通する課題であることがより明確

になりました。 

まとめには今後高齢化が進む団地をどう再生すればよいかを識者イン

タビュー高橋信行氏 (高齢者問題研究家)に。 4団地も15年後

には限界・大分市や広島市の行政主導の事例。いしき団地樹民への

アンケート 鹿児島市自由ヶ丘1区町内会やいしき団地6-7丁目の取

り組実なども紹介されています。

このシリーズを始めるに当たり西伊敷民生委員児童委員協議会にも

協力要請があり、一定の協力を了承しました。

てんがらもんには三宅記者がゲスト出演下さり、狙いについてなど

語っていただきました。

 

そこで、このシリーズを終えて、再び登場願って、取り組む中で見えた

来たもの等を、一緒に語り合いたいと申し入れ、承諾いただきました。

(予定4月7日) 

「伊敷団地を特定して報道する意味があるのか」

連載中に読者からの声が複数届いたと書かれています。

取材班がいしき団地にこだわってのは 都市部の高齢者問題がここに

凝縮されていると考えたからだ、伊敷団地の姿は すべての団地

住民にとって良くも悪くも”将来を写す鏡”となると思う。

いしき団地の教訓をどう受け止め、生かすのか、この連載が現役

世代を含めた幅広い議論のきっかけに成ればと願っている。」

と結んでいます。(新聞より)

 

 

温泉帰りに出会った子どもたち〈伊敷小学校3号線です。

 

今日は朝方は雨模様でしたので、午後からの桜島―すっかりいい天気になりました。

 

 

 

 

            

 

             

 

             

 

             

 

            

 

 

 

 

 

 

1年前の記事です。

http://blog.goo.ne.jp/chidori-t/e/2ea2eb44e9c7d65c3707dd9f0a1ca142

 

コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヘンデルとグレーテル―鹿児島... | トップ | 緑丘中学校卒業式・ひょっと... »

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんばんは (延岡の山歩人K)
2016-03-14 22:58:37
 >「老いの明日」 縮む団地   
衝撃的なタイトルですが・・
悲しい現実は、何処の団地も 同じですね

夕景 素晴らしいですね\(^o^)/

高齢化 (すけつね)
2016-03-15 09:07:01
私の住んでる住宅地は若い時には子供たちが大勢いおりました。子供と大人の集いもやりました。お化け大会は楽しいものでした。夕方、林に大人がお化けに扮して子供たちを脅かして遊ぶのです。しかし、子供たちはお化け退治をすると言って、こん棒を持ってくるので、お化けはヘルメットで防御するありさまでした。今は子供たちは独立し、爺さん婆さんがほとんどです。最近近くに幼児のいる家庭が2戸越してきましたので楽しみです。
おはようございます (mappee)
2016-03-15 10:03:04
高度成長の時の団地
何処も同じ悩みだと思います
広島でも同じです
あの頃の団地は、今は売りに出されてる家が多い
歳取ると 団地の上までの行きかえりが辛い・・・
平地を求めて売りに出されて・・・スーパー、病院、等
近場にあるところに降りてこられます
どうしようもない現実です・・・ね
いろいろ取り組まれることは良い事です

夕日良いですねー
都市も街も人間も (屋根裏人のワイコマです)
2016-03-15 11:22:34
過去の歴史でも幾つかの大きな街が
生まれ廃れていくことは過去の歴史から
教わっています、国は地方の時代・・とか
言いつつも、自分らは何等手当てせずに
地方にその責任を押し付けるだけ・・
そして、東京都にばかり人を集めて保育
施設が足りないと・・保育士の給料を上げよ
とか、一貫性の無い場当たり的な政治の
責任を言っていても進展も無いので・・
地方から・・独自の政策を模索して、いち早く
方向を見つけたものだけが・・生き残る
なので、先日も熊本の集客戦略を学んで
みました。 まだまだ学ばねばならない事が
山積しております。
延岡K様 (chidori)
2016-03-15 16:17:37
ありがとうございます。
何処も共通の状況が生まれています。
でも、避けて通れない。

地球は今日もまわって居て待ってくれないので、忙しい今日を過ごしました
すけつねさん (chidori)
2016-03-15 16:22:10
高齢化が進み、子どもがうめない世の中では避けて通れないですね。私の担当地区にも幼い子どもいる家庭が3世帯越してきて、表彰状あげたーいと話したほどです。向こう3軒両隣の時代をまた取り戻さないと・・ですね。有難うございます。
マッピーさん (chidori)
2016-03-15 16:24:07
今日は暖かくなりつつありますが広島はいかがでしょうか?卒業式で、帰りは畠の中を歩いて帰りました。今日は夜も出方なので、今のうちにあれこれ済ませています。眠たーいです。
ワイコマさん (chidori)
2016-03-15 16:27:18
この先急激に高齢化が進むとのデーターも出ていますが。国を挙げて真剣に対策が必要ですね。
卒業式と会議ですっかり疲れました。
一休みしてお出かけです。
ワイコマさんも雪のための一休みでしょうか?今日は少し解けていることでしょう。
こんにちは (のびた)
2016-03-15 16:40:36
団地における高齢化 この悩みは全国の実態を表わしています
団地が今までの生活を変え 夢のある暮らしになって60年近く そこに住む方は殆ど高齢者になりました
空き部屋も多くなり 買い物難民も増えています
そして孤独死と抱える問題は山積ですね
chidoriさんへ (れもん)
2016-03-15 20:43:56
身につまされます
都会では保育所の待機児童問題
地方では保育所の統廃合問題
何とかならないもんでしょうかねぇ

日記」カテゴリの最新記事