CALL ME

ライブレポートとCD評

坂井紅介(B)&林正樹(P)

2020-09-01 20:01:00 | ライブレポート
2020年8月27日(木)
於:DOLPHY

林さんを聴くのは何年ぶりだろう。かなり前のような気がする。
7時過ぎにお店に着いたら、紅介さんと会った。
手の消毒をしてカウンターに座る。最近はテーブル席に座っていたのでカウンターに久しぶりに座った。
林さんに貞夫さんとはまだ演奏しているんですか?と聞いたらしばらく演っていないという答えだった。
私は林さんが貞夫さんのレギュラーになった時はビックリした。貞夫さんの音楽は林さんとは合わないと思ったからだ。
実は林さんが入った貞夫さんグループの演奏は聞いていないのだが、貞夫さんファンの間では評判がいいようだ。
この日は20人くらいお客が入っていた。コロナ以降は15人以上は入れていなかったが、最近は20人まで入れるそうだ。
林さんと紅介さんのオリジナルを中心に演奏した。
林さんの曲で変拍子に聞こえるのだが、4拍子という曲があった。紅介さんは必至の形相で演奏していたのがおかしかった。
アフリカを想って作曲したという曲は何かアフリカを感じた。
林さんはブラジル音楽もすごく好きらしい。
林さんのピアノを聴いているとなぜかドビュッシーが浮かんできたので、「ドビュッシーは好きですか?」と聞いたら「好きです。でも何で?」という返事が返ってきた。
本人としてはあまり意識していないようだ。
最後はミルトンの「ベラ・クルーズ」で終わった。
この日も1部で帰る気でいたのだが、素晴らしい演奏なので2部も聞いた。
井上さんの奥さんもみえていた。
そういえば井上さんの曲(#5というタイトルしかついていない。その頃に作った5番目の曲という意味だろう)も演奏していた。この曲は鈴木大介さんとのデュオでも演奏していた。
演奏が終わった後、林さんとチェリストのデュオのCDを買った。ライブでCDを買うのも久しぶりだ。
内容は現代音楽っぽいという事だったが、あまり難しい音楽でもなかった。
林さんに「クリプシドラはやらないんですか?」と言ったら笑って胡麻化された。