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ライブレポートとCD評

MASARA

2014-06-04 22:16:27 | ライブレポート
6月3日(火)
高木潤一(G)太田惠資(Vln)吉見征樹(Tabla)
於:Dolphy

MASARAのライブは久しぶりで、2008年9月以来だ。
お店に8時に着いたら、ちょうど演奏が始まるところだった。
高木さんは髪が肩まで伸び、ハットをかぶり、ヒゲも伸びており、少し雰囲気が変わっていた。
この日は高木さんによるとMASARAが25年前に初めてライブを行った記念日だそうだ。
当時は吉見さんは参加していなかったが、かなり大所帯で鼓なんかも入っていたらしい。
ただ、演奏曲はこの25年間ほとんど変わっていないとの事。
その鼓の奏者は今では歌舞伎座の中心メンバーとして演奏しているらしい。
吉見さんが参加して15年くらいで、私が初めて聴いたのもその頃だ。

久しぶりに聴いたが、演奏曲はほとんど同じで、曲の出だしが少し変わっている曲もあったが、あまり大きな変化はない。ただ、WAVEは初めて聴いたかもしれない。
大田さんの怪しげなワールド・ミュージック語(でたらめ)は昨日も炸裂した。
初めて聴いた時はトルコ語かアラビア語で歌っていると思った。
高木さんの美しくもパッションのある生ギター、大田さんのジプシーを思わせるバイオリン、吉見さんのタブラ、この音楽はインドから少し西寄りのワールドミュージックとしか言えないジャンルだが、こういう音楽はとても好きだ。
ただ、ピアソラのOBLIVIONを演奏しなかったのは残念だ。
MASARAのCDを聴きたくなった。ダウンビートにも持って行くかな?
バイトの子はびっくりするかな?

このグループはMCがやたら多いのだが、昨日は特に1部が少なめだった。
そのせいか、1部は少し短めだった。
あまりMCが多いとだらけるので、昨夜くらいにしてほしい。
大田さんが絡んだライブの時には必ずと言っていいほど会う美女とも久しぶりに会って話をした。相変わらず、というかますます綺麗になっていた。

昨年MASARAがDolphyで演奏した時の模様です。
http://www.youtube.com/watch?v=gSeqDe4MKfA
http://www.youtube.com/watch?v=qP6m_hnr6bc