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ライブレポートとCD評

KING清六&VICTOR小坂

2009-01-18 20:31:27 | ライブレポート
1月17日(土)
キング清六(Ts,Bs)&ビクトール小坂(Org)
於:ロック酒場「ボーダーライン」

昨年、一番聴いたミュージシャンは清六氏だと思う。
今日は狭い店に満員状態になった。
ほとんどのお客がタバコを吸っており、呼吸困難状態になったので1部で帰った。
バリトンはわざわざNYに行って中古を買ったそうだ。
ただ、ケースを買う金がなかったので、楽器だけ買い、むき出し状態で持って帰ったそうだ。

井上淑彦(Ts)&石井彰(P)

2009-01-11 13:02:05 | ライブレポート
1月10日(土)
井上淑彦(Ts)石井彰(P)
於:上町63

今年初めてのライブだ。
桜木町のダウンビートートで時間を潰して、関内にある上町(かんまち)63まで歩いて行った。上町には昨年行かなかったので、久しぶりだ。
7時に着いたらまだリハ中だった。ほとんどの席が予約で埋まっており、かろうじて空いていたテーブル席に着いた。今日は女性客が多かった。名古屋から来た人もいた。どうやら石井さんのファンのようだ。
美人ピアニストの原田英子も来た。彼女はひょっとすると石井さんの弟子ではないかな? 彼女は10年位前にDolphyのセッションによく来ていた美人ピアニストに似ているなと密かに思っているのだが、その彼女も石井彰が先生だと言っていたので、やはり同一人物かな?

今日の2人は初めての顔合わせだそうだ。井上さんによると、初対面だと思って店に行ったが、顔を見た瞬間に20年位前に一度顔を合わせたのを思い出したそうだ。人の顔を憶えるのが苦手(特に男は)なのに、よく憶えていたものだと自分で感心していた。

井上さんは一昨年の横浜JPを最後に、演奏活動が休止状態になっており、たまにゲストやサイドメンでライブに出演することがあるくらいだ。
でも、去年の11月あたりから月に数回くらいライブ活動するようになってきた。
12月に上町で田中信正(P)とのデュオがあったのだが、仕事で行けなかった。だから、今日は久しぶりに聴く。
石井さんも久しぶりに聴く。現在は日野皓正のレギュラーピアニストだが、以前よく川嶋哲郎と演奏していた。

お互いが持ち寄った曲を演奏したが、井上さんはラーシュ・ヤンソンの曲とかFUSEで演奏する曲も持ってきた。「わたすげ」、「Fireworks」、「Witchi-Tai-To」を久しぶりに聴いた。「わたすげ」では涙が出そうになる。この曲は本当に好きだ。「Witchi-Tai-To」は聞き飽きた時期もあったが、今日久しぶりに聴いたが、いつまでも耳に残った。
井上さんは演奏活動はあまりしていないが、練習はしっかりされているのが音に出ている。石井さんは以前はあまり好きなピアニストではなかったのだが、随分進歩したなと思う。井上さんとの相性という面ではノブさんの方が良いが、ノブさんとは違うアプローチで面白かった。アップライトの弦を弾いたり、叩いたりしたが、この人がこういう事をするとは思わなかった。日野さんの影響かな?

今日は新年からいいライブを聴いた。
井上さんとライブの前に少し話したが、本格復旧まではまだしばらくかかるようだ。FUSEのライブはまだ当分聴けないようだ。
それまで、横浜JPの録画とライブCDで我慢するしかないようだ。
また、DolphyでFUSを演ってくれないかな?そこに井上さんが乱入するところを見たいものだ。