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ライブレポートとCD評

FUSE(with佐藤芳明)

 | ライブレポート
2月25日(土)

坂井紅介(b)田中信正(p)つの犬(ds)佐藤芳明(acc、ピアニカ)

於:DOLPHY

「今回は、小粋なフランス風な・・・・・。」とプログラムに
書いてあったので、Clepsydraの曲を演奏するのだろうと思っていた。
この日でダウンビートの女の子が最後だったので、ダウンビートに行き、
Dolphyに着いた時は1部の最後だった。
満員状態だったので、入口近くに座った。

想像通りClepsydraの曲が多かった。
「Barrel Organ」はClypsydraでは井上さん作曲なのにピアノとアコーディオンだけで演奏する。この日は全員で演奏した。
佐藤さんは演奏中は笑顔をほとんど見せない人だと思っていたが、
この日は随分笑顔を見せていた。
「un jour」ではつの犬がコーラスをやった。
つの犬がまさか歌うとは思わなかった。
この曲にコーラスを入れるというのは井上さんのアイディアだそうだ。
(井上さんは歌わなかったが)
この曲の初演はfuseなのだが、紅介さん達は憶えていなかったようで、
初めて演奏したと言ったので、私が客席から「正月の3daysで演奏しましたよ」と言った。
この日「ずっと。。。」はアンコールではなく、最後から2曲目に演奏した。
最後はfuseの「Nano Machine」で、アンコールは「Gratitude」だった。

Clepsydraはワールドミュージックみたいで、人によってはこれはジャズではない
というよう音楽だ。メロディが綺麗だし、私は非常に好きなのだが。
一方、fuseはアドリブ主体で非常にジャズ的な演奏だ。
そのfuseがClepsydraの曲を演奏したのは非常に興味深かったが、
この企画は大成功だったと思う。また聴いてみたい。
今度、Clepsydraのメンバーに峰さんを入れて聴いてみたいな。



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ドルフィースペシャルセッション

 | ライブレポート
2月11日(土)
峰厚介(Ts)井上銘(G)田中信正(P)金澤英明(B)つの犬(Ds)

於:DOLPHY

1月のFUSEライブとメンバーがかなり重なっている。
峰さんのリーダーは何年ぶりだろう。かなり久しぶりだ。
金澤さんをDolphyで聴くのは初めてだ。
30年くらい前にピットインの30周年で日野さんのグループで聴いたような気がする。
重いベースだ。紅介さんとは対極のベースだ。
風貌から重厚なベースを弾く感じがする。
ギターの銘さんは昨年FUSEで聴いた。
今日は控えめなギターで、弾いていない時もあった。
でも、ソロの時はさすがでロックテイストのギターを弾いた。
これから楽しみなギタリストだ。
峰さんも気に入ったギタリストなのではないかな?
今日はスタンダードと峰さんのオリジナルだった。
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FUSEwith峰厚介

 | ライブレポート
1月10日(日)
坂井紅介(B)田中信正(P)つの犬(Ds)
ゲスト:峰厚介(Ts)

於:DOLPHY

FUSE恒例の新年3Daysライブ。
井上さんは生前、この3daysをめざして作曲し、新曲を披露していた。
だからクリスマス時期は作曲で苦しんでいるという意味で
「No More Christmas」何て曲もあった。
峰さんが昨年7月に初めてFUSEと共演した。
あの時の演奏は本当に感激した。そこで、今年はこの日に行く事にした。
天気が悪かったので空いているかな?という甘い期待は裏切られ、
店に着いた時は満席状態だった。

昨年秋、このメンバーで11日間連続ライブのツアーを西日本で行ったそうだ。峰さんのタフなのには驚いたと紅介さんが言っていた。

「Birth Of Life」から始まった。
昨年聴いた時はお互い探り合いをしながらの演奏だったが、
さすがに昨年11日間もツアーをやった後なので、この日は遠慮なし。
昨年は峰さんのソプラノSAXを久しぶりに聞いたが、この日はテナー1本。
井上さんがソプラノで吹いていた曲もテナーで通した。
峰さんは自分のソロが終わるとイスに座るのだが、後に続くノブさんの
ソロを聴きながら嬉しそうに後ろを振り向いてノブさんの方を見る。
ゲストというよりレギュラーメンバーになっていた。

当然ながら峰さんと井上さんではSAXのスタイルが違う。
正直に言うと峰さんの方が私は好きなのだが。
しかし、演奏が進むに連れ、なぜか井上さんの姿が浮かんできた。

この日は井上さんが調布の民家で行ったソロコンサートのCDを
売っていたので買った。サインしてもらう人がいないのは残念だが。
このソロコンサートは自分もいたのだが、演奏は1時間もなかったが
その後、延々と5時間くらい宴会をしていて、途中で抜け出したのだが
横須賀線の終電で帰った。あの宴会は楽しかったな。
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masara

 | ライブレポート
12月19日(月)
高木潤一(G)太田恵資(Vln)吉見征樹(Tabla)

於:DOLPHY

masaraのライブは2年ぶり。
このグループは15年くらい聴いているが、レパートリーが
全然変わらない。
この日も新しいレパートリーはなかった。
特に新しい展開もないのだが、期待通りの演奏だった。
太田さんは相変わらず怪しいトルコ人だった。
こういう楽器の編成は珍しく、ジョン・マクラフリンが一時期
インド音楽に傾倒した時にこの編成でやっていた。
このグループはインドよりもう少し西寄りの匂いがする。
リーダーの高木さんは相変わらず無口で、太田さんと吉見さんの
2人でMCをやっている。
店主はこのグループのリーダーは太田さんと信じているようで、
スケジュール表は太田さんが一番目に名前が載っている。
演奏が始まった時は店主はいなく、バイト(シンガーでもある)の
かわいい女の子だけだったが、元本牧ジャズ祭のブリッジさんと
一緒に来た。この前、忘年会でY川さんが来たと言っていたが、
私もその忘年会に参加していたのをすっかり忘れている。
また、元この店で働いていた美女も現れて休憩時間にブリッジさんと
3人で話をした。
最後の曲は「カーニバルの朝」。太田さんのワールドミュージック語の
ボーカルが炸裂する。
アンコールは私が「ピアソラ」と叫んだのが聞こえたのかどうか
ピアソラの「OBLIVION」だった。このメロディは好きだな。





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FUSEwith井上銘

 | ライブレポート
11月12日(土)
田中信正(P)坂井紅介(B)つの犬(Ds)ゲスト 井上銘(g)

於:DOLPHY

DOLPHYのライブは今年7月以来。
その間行きたいライブがたくさんあったのだが、都合が悪く行けなかった。
今年4回目のFUSE。
今回はギターの井上銘さんを迎えたライブ。
実は私は銘さんの事をまるで知らなかったが、
おそらくジャズというよりロックテイストのギタリストではないかと
勝手に想像していた。
7時過ぎにお店に着く。いつものごとくカウンターに座る。
最初はお客の数が少なかったが、8時が近づくにつれて増えていき、満席になった。どうも銘さんのファンも多くみえているようだ。

8時になってメンバーが出てきた。
紅介さんがメンバー紹介で今日は平均年齢がぐっと若返ったと言っていたが、銘さんはまだ24歳だそうだ。
FireWorks(花火)から始まった。銘さんのギターは最初パットメセニーを彷彿させたが、演奏が進むにつれ増尾好秋さんに似ているなと思った。
NoutyBoyではロックテイスト全開のギターにつの犬のロック魂に火がついた。昔のfuseはつの犬がロック調のドラムを叩いた時が良かったなと想い出した。紅介さんが盛んに若いfuseに戻ったようだと言っていたが、若い銘さんに誘発された演奏が続いた。
途中、紅介さんが「スモーク・オン・ザ・ウオーター」の一節をベースで
弾いた時は大笑いした。

アンコールは期待を裏切って「Celestiber」だった。fuseではリハだけで本番では演奏した事がなかったそうだ。
アンコールの拍手は鳴り止まず、またまた期待を裏切って「ビーラビド」だった。結局、「ずっと。。。」は演奏しなかった。

井上銘さん24歳と若く、ギターも上手いしルックスもいいので人気が出るのではないかと思った。
ところで井上淑彦さんのソロライブCDが11末に発売されるそうだ。
実は私はこのコンサートに行ったのだが、調布の民家で桜の木の下で演奏したものだ。
桜の花びらが散る中での演奏はある意味幻想的だった。井上さんの葬式の日に桜の花びらが散るのを見て、この日の演奏を想い出した。
あの日は1時間に満たない演奏だったが、その後5時間以上延々と宴会が続いた。
マイクを立てていなかったので、音は悪いと思うが買いたいな。
来年1月もFUSE3daysがある。3日目は峰さんと銘さんが出るようだ。
楽しみだ。

(1st)
FireWorks
NoutyBoy
芳ヶ平
Birth OfLife
(2nd)
NorthRider
Little Tree~I kin ye
Grasshopper
(encore)
Celestiner
ビーラビド
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FUSE

 | ライブレポート
7月17日(日)
峰厚介(Ss,TS)田中信正(P)坂井紅介(B)つの犬(Ds)
於:DOLPHY

昨日、Dolphyに行きました。
今年1月のライブでFUSEに峰さんを入れたらどうですかと紅介さんに提案した。
井上さんが昨年亡くなってからfuse⇒FUSEに変え、SAX奏者を色々入れて
続けているが、私は不満だった。
井上さんが亡くなった時にfuseを続けるなら峰さんしかいないだろうと思っていた。
今回私がリクエストした組合せが実現し、楽しみにしていた。
仕事が帰りにお店に着いたのが7時過ぎ。満員だった。
いつものカウンターには座れず、テーブル席の端に座った。
この状態ではフードは頼めないなと思いビールのみ注文する。

7時15分頃から始まった。
バース・オブ・ライフから始まった。
テーマから峰さんのソロになった。
バンドと峰さんの駆け引きが面白い。
峰さんというレジェンドを迎え、戦いではなく、これでどうですか?
こう来ますか?との駆け引きが面白い。
WAT IS ITに続き、バラードの「わたすげ」になる。
井上さんはテーマをかすれた音で吹くのだが、峰さんはちゃんと音を出して吹く。
元管楽器奏者のはしくれとしては、峰さんの方が納得出来る。
ところで峰さんのソプラノは本当に久しぶりに聴いた。

2部は「Grasshopper」から始まった。
この曲ではバンドが井上さんをよくいじめていたのだが、ノブさんが峰さんをいじめる。
インディアン・メドレーに続き、「Fireworks」。この美しいメロディを峰さんが歌う。
最後は「Breath in-out」に続きアンコールは「ずっと。。。」
最後の2曲くらいから井上さんの姿が見えた。
SAX奏者ではなく作曲者としての井上さんが見えた。
Fireworksくらいから涙が出て来て、最後の方は止まらなくなった。
ライブで泣いたのは久しぶりだ。感激したから泣いたのかよくわからない。

演奏が終わった後、紅介さんに良かったと言ってハグした。
峰さんとも色々お話をした。
途中でギタリストの小田島さんが峰さんと話そうとするのを、
峰さんが今この人と話をしているんだからと遮った。
私があまり峰さんと話をするので、紅介さんが「難しい話は止めて飲もう」と
言ったので話は打ち切った。

このメンバーで秋に西日本(九州?)のツアーをするそうだ。
また横濱ジャズプロムナードの初日でも演奏するそうだ。
初日は仕事を休もう。

帰る時につの犬と話をした。
つの犬もFUSEで共演した他のSAX奏者とは違うと興奮していた。
私が峰さんは日本のウエインショーターだと言ったら納得していた。
先日の佐藤さんと紅介さんのデュオも面白かったが、
こんなに興奮したライブはそうそうないな。

(1st)
Birth of Life
What is it
わたすげ
North Rider
(2nd)
Grasshopper
Little Tree~I kin ye
Fireworks
Breathe in-out

(encore)
ずっと。。。
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佐藤允彦(P)&坂井紅介(B)

 | ライブレポート
7月7日(木)

於:Dolphy

今年9回目のライブ。
ここ数年では久しぶりに快調なペースだ。
もっとも以前みたいに数十回行くのはもう無理だが。

デュオというフォーマットは昔から大好きだ。
ジム・ホール&ロン・カーター、ゲイリー・バートン&チック・コリア。
いずれも一時期夢中になって聴いたものだ。
ただ、デュオというフォーマットは退屈この上ない演奏になる危険性も
ある。
このデュオは2000年前後あたりでは定期的に演奏しており、
大好きなデュオだった。
今回は実に久しぶりで、5月に紅介さんから聞いて以来ずっと楽しみ
にしていた。
お店に着いたのは7時30分頃。
お客の数が少なかったのだが、なぜかカウンターはほとんど満席だった。
45分位から演奏が始まった。今日は紅介さんが選曲したそうだ。
1曲目は佐藤さんのオリジナル。紅介さんが必死の形相でベースを弾く。
2曲目はミンガスの「Goodbye Pork Pie Hat」。この曲を選んだのは以外だった。
4曲目はfuseのフリージャズナンバーである「flood」。
井上さんの奥さんもこの日は来ていた。
この曲で佐藤さんの中にあるフリージャズ魂に灯が点いた。
佐藤さんのフリージャズは久しぶりに聴いたが、凄いとしかいいようがない。
ピアノの鍵盤を肘で叩いたり、鍵盤を鳴らしたりするわけでなく、
ひたすらピアノを弾いていた。冨樫さんの名作「スピリアルネイチャー」の
時のピアノを想い出した。
演奏が終わった後、佐藤さんに「久しぶりにフリーを聴きました」と言ったら
「たまには隠しているものを出さないとね」と仰ってた。

2部も4曲演奏し、アンコールはミルトン・ナシメントの「ヴェラクルーズ」。
この曲ではメロディを紅介さんがアルコで弾いていた。
この日は紅介さんの選曲だが、このデュオの非常に幅広い音楽性を現していた。
佐藤さんの素晴らしい演奏を引き出した紅介さんは凄いと思った一夜だった。
お客さんから店主にこのデュオおを定期的にやってくれとリクエストしていた。





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野力奏一(P)&坂井紅介(B)デュオ

 | Weblog
5月15日(日)
野力奏一(P)坂井紅介(B)
於:Dolphy

久しぶりにDolphyに行った。
このデュオは前々から聴きたいと思っていたのだが、スケジュールが合わずに
今まで行けなかったのだが、やっと実現した。
職場を出たのが6時半頃で日曜日は7時から始まるので、開始には間に合わず、
へたをすると1部を聴けないかなと思った。
日の出町に着いてダッシュでDolphyに行った。
私は元々デュオという演奏形態が好きで、チックコリアとゲイリーバートンの
デュオに一時期はまっていた。
2000年前後に紅介さんと佐藤允彦さんとのデュオが大好きでよく聴いていた。
CD出したら買いますよと言っていたのだが、結局実現されなかった。
このデュオも注目していて、どういう演奏をするのだろうと非常に興味があった。

結局Dolphyには7時15分に着き、ちょうど1曲目が始まったところだった。
ビールとジャーマンポテトを注文した。
お腹がすいていたのでジャーマンポテトはあっという間に平らげた。
演奏した曲はほとんどオリジナルで知らない曲が多かった。
エリス・レジーナが歌っていたジョビンの曲はわかった。
以前、清水翠さんがさかんに歌っていた私の大好きな曲だ。
それから、井上淑彦さんのFireworksも演奏した。
この曲は野力さんが持ち込んだ曲で、紅介さんがビックリしたと以前言っていた。
野力さんが井上さんと演奏した事があり、この曲を気に入っていたとの事だった。

このデュオは当然ながら允彦さんとのデュオとは全然違う。
允彦さんとのデュオではアフリカに行ったり、中国に行ったり、
いろんな国に旅をさせてくれた。
このデュオは言葉にするのは難しいが、非常に透明感のある美しい響きがする。
紅介さんは必死に難しいパッセージを弾いていたが、いつもより音程が良かった。
ただ、ピアノの調子が少し悪かったような気がした。

今日は井上さんの奥さんも見えていた。
休憩時間に紅介さんと話をした。
7月にFUSEに峰さんを入れて演奏するとの事。
私が正月に紅介さんに言った事が実現する事になった。
峰さんを入れたツアーもやるらしい。
楽しみだ。
それから、允彦さんとのデュオも8月にやるらしい。これも楽しみだ。

最近は演奏が終わるとさっさと帰るのだが、カウンターに入っている
女の子もかわいいし、気分がいいのでワインを1杯呑んだ。
それからtacobeに行ったら、知り合いの夫婦がいた。
tacobeではトリスハイのシングル2杯と特大ダブル1杯を呑んでかなりハイになってしまった。
おかげで朝起きたら久しぶりに二日酔いで頭が痛い。
前夜の演奏もすっかり忘れてしまった。やはり、いいライブを聴いた後は大人しく帰って
余韻を楽しむべきだった。
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FUSE 3DAYS

 | ライブレポート
1月10日(日)

田中信正(P)坂井紅介(B)つの犬(Ds)鈴木央紹(Ts/Ss)

於:DOLPHY

fuseはリーダーの井上さんが昨年亡くなられたが、新たにFUSEとして
再出発すると昨年の横濱ジャズプロムナードの時に宣言した。
この時にはアコーディオンの佐藤芳明氏を迎えたが、
12月には同じSAX奏者の小池修さんを迎え、今回の恒例ドルフィ3デイズには
竹野昌邦、池田篤、鈴木央紹と異なるSAX奏者を迎えて行われた。
私は最終日のみ行った。
鈴木さんは名前は以前から知っていたが、聴くのは初めてだ。
仕事帰りに7時過ぎにDOLPHYに着いた。
いつもはカウンター席に座るのだが、予約をしていなかったので、
席は空いていなく、入口近くのボックス席に井上さんの奥さんが座っていたので、
ご一緒させていただいた。DOLPHYやfuseのHP管理人、某ボーカリストも一緒になった。
いつものPA係のI狩さんの姿は見えなかった。
初日はいたらしいのだが、風邪でダウンしたようだ。

「Birth of Life」から始まった。鈴木さんは井上さんと同系統のSAX奏者のようだ。
音色がよく似ている。このバンドの中に入っても違和感がない。
しかし、似ているので井上さんと比較したくなってくる。
演奏した曲はよく憶えていないが、「Little Tree」、「I kin ye」、「Breath in-out」等を1部で演奏した。
2部が始まる前につの犬がお客にパーカッションを配り始めた。私の所には木魚がきた。
2部は「Witchi-tai-To」で始まった。この曲で各自が持ったパーカッションで思い思いのリズムを叩いた。つの犬は時々、お客に色んなパーカッションを持たせて参加型のライブを行う。
2部は「Grasshopper」等を演奏し、最後は「ずっと。。。」。

演奏が終わった後、紅介さんとお話をした。私は井上さんが亡くなった時、fuseを続けるならSAXは峰さんしかいないと思ったと言ったら、紅介さんの頭に峰さんは無かったようだが、そのアイデアを実現したいと言ってくれた。紅介さんは日野さんと共演する事を考えていたようでビックリした。日野さんが入るとどんなFUSEになるのだろう。かなりフリーっぽくなるんだろうな。それはそれで聴いてみたい。でも、日野さんじゃMCが高くなるだろうな。

ところで、fuseは小文字なんだというのは井上さんが亡くなって初めて知った。
私は以前DOLPHYのスケジュール表を作成していたが、あの頃は大文字でFUSEと書いていたが、井上さんからは何も言われなかったな。

最後に井上さんのソロライブが近々発売されるようだ。楽しみだ。





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Sadao Watanabe Naturally

 | ライブレポート
12月8日(火)
渡辺貞夫 Sadao Watanabe(alto saxophone)
ジャキス・モレレンバウム(Cello)
イタマール・アシエリ(P,Key)
ルーラ・ガルヴァオン (G)
アルベルト・コンチネンチーノ(B)
パウロ・ブラガ Paulo Braga(Ds)
シヂーニョ・モレイラ Sidinho Moreira(Perc)
押鐘貴之ストリングス 
於:関内ホール

横浜で貞夫さんを聴くのは3回目。
最初は1981年のオレンジ・エキスプレス・ツアー。あの時は県民ホールだった。
平日だったので、計画年休を取って当日券で入った。当日券なのに前から4番目で比較的中央の席だったので、驚いた。
2回目は2002年のクリスマス・ツアー。リチャード・ボナが参加していた。あの時は県民ホールよりかなり狭い関内ホールだったのにもかかわらず、空席があったのに驚いた。東京と同じコンサートを横浜でやると客が入らないという現象が他のミュージシャンでも続いていたようだ。

関内駅に着いたのが5時半頃で、開場まで少し時間があり、昨日は寒かったので、近くの格安コーヒーショップに行った。
コーヒーを1杯飲んで関内ホールに着いたのが6時前。昨日は前から10列目の左から2番目。左隅ではあるが、ステージがよく見える。まだ、開演時刻には時間があるためか会場内はまばらだった。開演時刻の6時半頃になると会場内の席が埋まった。
今日は満席のようだ。しかし、仕事がある日だと6時半では行けないな。以前は7時開始だったような気がするが。

1部はバンドだけの演奏だった。最初は映画「黒いオルフェ」で有名な「フェリシダージ」。テーマだけの演奏だった。
貞夫さんは今年10月にニューアルバムを発売しているが、今回のツアーはレコーディング・メンバーが全員参加のようだ。
チェリストはスティングとも共演しており、アルバムのコ・プロデューサーのようだ。
私は去年のビッグバンドのライブ盤を購入したばかりで最新アルバムは聴いていないので、先入観なしで聴ける。
1部はそのアルバムの収録曲を中心にフェリシダージに続き7曲演奏した。
「カリニョーゾ」は以前トッキーニョと作ったアルバムに収録され、アンコールでソロやピアノとデュオで演奏するブラジルの美しいスタンダードだが、バンドでの演奏は初めて聴いた。今回のアルバムにも入っているようだ。
わりとバラード調の曲が続いたが、リチャード・ボナと作ったアルバムに入っていた「WIND&TREES」では中間でドラムとパーカッションで盛り上げた。この時は貞夫さんもコンガを叩いた。しかし、わりとあっさりと終わったのにはがっかりした。
以前、宇都宮でやった時はかなり長く、ホール全体がパーカッションの音で包まれたのだが、そういう音圧もなかった。
バンドのメンバーはかなりのテクニシャンみたいだ。特にチェリストには驚いた。
クラシックの演奏者としてもかなりのものではないかな?
ジャズにもチェリストはいるが、どちらかというとフリー系の人が多く、普通に弾く人はあまりいない。
この人はクラシックの奏法で美しい音でアドリブを自然に弾く。
昨年来日した時に貞夫さんと知り合い、意気投合しアルバムを作ったそうだが、何となくわかるような気がした。

1部が終わって15分の休憩後に2部が始まった。2部はストリングスが入る。
最初は「MINHA SAUDADE」に入っていたバーデン・パウエルの「SAMBA EM PRELUDE」。
曲名にサンバが付いているが、サンバではなくとても美しいバラード。SAXの音が胸にせつなく響く。
誰かを抱きしめたくなる。「MINHA SAUDADE」で一番好きな曲だ。昨日のストリングスはこのアルバムとほとんど同じアレンジだった。おそらく、ジャキスはこのアルバムを聴いたかスコアを見てアレンジしたに違いない。
3曲ストリングス付きの演奏した後、バンドだけで「COMO VAI!」を演奏した。
ところが、出だしが合わず演奏が止まってしまった。もう一度始めたがまた止まってしまった。どうも貞夫さんとドラムが合わないようだ。
やっと3回目で合った。
最後はトッキーニョと作った「ELIS」に入っていた「MANHATTAN PAULISTA」。この曲では中間部でまたドラム&パーカッション。
今度はピアノも貞夫さんにパーカッションを持たされて叩いていた。この曲ではかなり長い間ドラム&パーカッションが続いた。
貞夫さんはピアニストを見ながら踊っていた。
曲が終わった後、貞夫さんが「本当は一度引っ込んで、また出て来てアンコールをやるんだけど、このままやります」と言って「Christmas Dream」。貞夫さんが毎年演奏する貞夫さんのクリスマスソングだ。この曲の後はスタンディング・オベイションで拍手が鳴り止まなかった。
「フェリシダージ」のテーマを再度演奏した後はピアノとデュオで「スマイル」。普通の「スマイル」よりかなりテンポが遅いバラード演奏だった。
「スマイル」は私がジャズを聴き始めた1975年頃に貞夫さんの演奏で知った曲だ。あの頃はミディアムテンポの演奏だった。

貞夫さんほどwithストリングスのライブアルバムを出しているジャズミュージシャンはいないのではないか?
withストリングスがこれ程似合うミュージシャンもいないのではないかと思う。
昨夜はジャズというより極上のエンターテイメントを堪能した夜だった。
いつもは電車の中でウオークマンを聞くのだが、昨夜は今聴いた演奏に浸りたかったので、何も聴かなかった。
何も食べていなかったので、帰りに保土ヶ谷で坦々麺を食べた。



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