日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

GBRのアオウミガメ、子供のほとんどが雌に

2018-01-31 01:31:01 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
サンゴ礁で人気の生き物の一つ、アオウミガメのニュースをご紹介します。

沖縄タイムス アオウミガメ、温暖化で雌が増加 豪、世界最大のサンゴ礁に生息

The Gurdian Great Barrier Reef: rising temperatures turning green sea turtles female

オーストラリアのグレートバリアリーフ(GBR)でアオウミガメの性比を調査したところ、南部では雌が65%-69%だったのが、北部では子供では99.1%、未成熟個体で99.8%、成熟個体で86.8%が雌だった、という結果だった、ということです。

良く知られているように、ウミガメの性比は卵が置かれた環境により変わります。暑いと雌、あまり暑くないと雄になります。温暖化すると雌が増える、というのは前から言われていましたが、それが実証された形です。

北部では既に成熟個体もかなり雌の比率が高くなっており、このままでは繁殖に影響することが懸念されます。

タイで被害を受けているサンゴ礁の割合が77%に上昇

2018-01-30 23:01:30 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
1/29のバンコクポストに以下の記事が掲載されました。
Ecologist rates Thai coral reef decay rate as alarming
(生態学者がタイのサンゴ礁の減少割合を警告レベルと評価(筆者仮訳))

日本語でもアジア経済ニュースでその一部をご覧いただけます。
サンゴ礁の被害7割に拡大、海水汚染で

記事では、国立カセサート大学水産学部のトン准教授にインタビューし、以下を紹介しています。
・タイで被害を受けているサンゴ礁の割合は過去10年間で30%から77%に拡大した。
・その主要因は、観光業とビーチにあるホテル・リゾート等からの排水だ。
・捨てられて水中に入ったプラスチックが、それをさらに悪化させている。
・排水できちんと処理をされているものは30%に過ぎない。
・陸上からの土砂流入の被害も受けている。
・タイは世界4位のプラスチック廃棄物産出国だと評価されている。


記事の中では、1/27に当ブログでも紹介したプラスチックによるサンゴの病気の拡大についての論文も紹介されていました。こちらも併せてお読みください。
プラスチックでサンゴが病気に??


現地に住んでいる方ができること、都会から観光で行く人ができること、どちらも色々な対応が可能です。引き続き、その取り組み拡大を進めていきたいと思います。

国際サンゴ礁年オープニングシンポジウム(その2)

2018-01-29 23:01:29 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
昨日の「国際サンゴ礁年キックオフシンポジウム」の概要の続きです。


〇パネルディスカッション「サンゴ礁のために私たちにできること」
パネラー:沖縄県サンゴ礁保全推進協議会 中野会長、琉球大学 栗原助教、筑波大学 アゴスティーニ助教、ちーむ美らサンゴ 佐竹さん(ANA)
コーディネータ:毎日新聞 斗ケ沢さん

・栗原助教
 パラオのニッコー湾はCO2濃度と水温が高く、気候変動をした場合の50年~100年後に予測される状況と同様の環境です。しかし、サンゴが沢山います。長い時間かけて進化したのかも知れないので研究しています。日本サンゴ礁学会の普及啓発教育委員会としてサンゴ礁に関する普及啓発も行っています。

・アゴスティーニ助教
 昨年乗船したタラ号について紹介します。プランクトン調査などで実績があり、その時にはマイクロプラスチックが沢山採集されました。その影響はまだ分からない。タラ号は普及啓発にも力を入れています。アーティストも必ず乗船してアートを通じた啓発も進めています。海の美しさを知って欲しいと考えています。この2年間は太平洋のサンゴ礁について統一した方法で調査しています。その中で多くの白化したサンゴが観察されています。一方、小笠原では健康なサンゴ礁が見られました。この調査では日本周辺の滞在日数が一番長く、水温上昇・海洋酸性化の影響調査などの特別調査をしています。

・佐竹さん
 企業が集まり、サンゴ礁保全に貢献したいと考え、サンゴの植え付けなどで普及啓発に取り組んでいます。

・タラ号乗船フォトグラファーが撮った動画視聴。

ディスカッションでは、ざっくり言うなら「サンゴ礁の現状について知ること」「気候変動を抑えられるように省エネを進めること」などについて話されました。


〇さかなクンイラストの抽選会
 子供(未成年)のみを対象として抽選会が行われました。途中で帰った方も多かったようで、せっかく当たったのに会場にいない、ということが何度もありました。最後に当たった男の子が飛び上がって喜んでいたのが微笑ましかったです。

国際サンゴ礁年オープニングシンポジウム(その1)

2018-01-28 23:01:24 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
今日は明治大学リバティタワーで開催された環境省主催の「国際サンゴ礁年キックオフシンポジウム」に参加してきました。以下、概要をご紹介します。


〇中川環境大臣挨拶
 サンゴ礁は大規模白化など危機にあります。気候変動対応がサンゴ礁保全に貢献します。国際サンゴ礁イニシアティブ(ICRI)は2018年を国際サンゴ礁年(IYOR)に制定しました。国内では公式Facebookで活動をPRしています。今回、初めてIYORオフィシャルサポーター制度を制定しました。また、さかなクンをアンバサダーに任命して活動いただきます。本日は講演とパネルディスカッションを行います。


〇土屋先生特別講演
 環境大臣の挨拶の中にお話しするテーマが全て含まれていました。それらを写真を使って説明します。(写真撮影禁止だったので、スライドの写真はありません)


〇オフィシャルサポーター任命式
・中川大臣から13企業に対して任命書が渡されました。


〇オフィシャルアンバサダー任命式
・さかなクンが任命されました。


〇さかなクンと土屋先生のトークショー

(土屋先生)さかなクンが一番好きなサンゴ礁の魚は?
(さかなクン)「カラフルなモンガラカワハギ」です。追いかけていくと穴に入り、とげを立てて隠れるんです。ギギギギと音を立てるので鉄砲の引き金に見立ててトリガーフィッシュと言われています。

(土屋先生)サンゴ礁で面白いのは?
(さかなクン)サンゴに隠れるエビカニ、そしてサンゴに卵を産むクブシミ(コブシメ)です。6月に沖縄に行った時に「卵を産むところを観たい。」と言ったところ、漁師さんに「時期が合わない」と言われました。ところが、潜った時にコブシメのペアがいて、なんと産卵を観ることができたんです。とても感動しました。それを絵にして持ってきました!

(土屋先生)コブシメの卵は大きい(2-3cm)ですね。魚でもそういう大きな卵を産むものはいますか?
(さかなクン)サメの仲間にいます。10cmくらい。ジンベイザメは30cmの卵で、体内で孵化して一度に300匹生みます。

(土屋先生)さかなクンは色々なところに潜っていますが、各地の特徴は?
(さかなクン)故郷の千葉の海には柔らかいサンゴが沢山いて、まるでお花畑のようなんです。
(土屋先生)サンゴには色々な種類がいます。沖縄のサンゴは寒いところにはいませんが、○○サンゴという名前の生き物は北極にもいます。「水温が高くなると北海道でもサンゴは見れるようになるのか?」という質問をされたことがあり「可能性はある」と答えました。でも、その時には「人間がそれを見られるかどうか分からない。」とも答えました。長い年月が経った後のことでしょうから、人類がその時いるか分かりません。東京湾ではこれまでに見られなかったサンゴが見られるようになっています。
(さかなクン)サンゴと海藻がバランスよくいるのがいいと思います。熊本の黒島に行ったらサンゴが増えていて、漁師さんに聞いたら「前は海藻だった。水温が温かくなったからだと思う。」と言われました。
(土屋先生)温かくなると赤道付近はサンゴは無くなるかも知れません。海草だらけになるかもしれないし、他の生き物が住むようになるかもしれません。

(土屋先生)これまで行った中で、どこの海が印象的でしたか?
(さかなクン)紅海に面白い形のサンゴ?カイメン?がいたのが印象的でした。何かは分かりません。
(土屋先生)紅海でもサンゴ礁研究が盛んです。紅海のオニヒトデは日本にいるものとはちょっと違います。現在、世界には5種のオニヒトデがいると言われています。
(さかなクン)オニヒトデは悪者扱いされていますが、成長の早いサンゴを食べて他のサンゴが住めるようしている、という話を聞いたことがあります。
(土屋先生)オニヒトデもサンゴ礁生態系の一員です。仲良く暮らしていける方法を考えたいですね。

(土屋先生)サンゴ礁のフグは何が好きか?
(さかなクン)ハリセンボンの仲間が好きです!
(土屋先生)ハリセンボンは美味しいですね。
(さかなクン)アバサー汁ですね!モヨウフグもボケーっとしていて可愛いけど、怒らせると怖いんです。ビール瓶を割るところを見たことがあります。小さいシマキンチャクフグというのがいますが、それにそっくりのノコギリハギという魚もいます。良く似ていますが、鰭の形で見分けられます。

(土屋先生)サンゴ礁にはどんな大きな魚がいますか?
(さかなクン)メガネモチノウオ、沖縄名でヒロサー、は2mになります。その大きさで書いてみました!パラオで観たことがあります。
(土屋先生)パラオでは時々刺身で出てきます。身が青みがかっています。

プラスチックでサンゴが病気に??

2018-01-27 01:27:01 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること

渡嘉敷島で観察されたサンゴの病気(黒帯病) 撮影:番田武六

サイエンスに「プラスチックでサンゴが病気に」なっている可能性があることを示唆する論文が発表されました。関連する記事が以下でご覧いただけます。

サンゴに大量のプラスチックごみ 米チーム調査、細菌付着し病気に

Billions of Plastic Pieces Litter Coral in Asia and Australia

コーネル大学等の研究チームがオーストラリア・インドネシア・タイ・ミャンマーの159か所のサンゴ礁におけるプラスチックごみの影響を調べる中で、プラスチックが多いサンゴ礁にはサンゴの病気も多いことが分かりました。すなわち、プラスチックごみに関する規制が強いオーストラリアではサンゴの病気は少なく、規制が弱いインドネシアではサンゴの病気が多かったのです。

サンゴの病気とプラスチックの関係としては、例として「病気の原因となりうるビブリオ菌群がポリプロピレン樹脂を好む」、ということが英語の記事に書かれています。

ビブリオ菌がサンゴの病気を引き起こす、というのは良く知られているようで、検索するとサンゴを飼育するアクアリストの方の記事が沢山出てきました。一方、ポリプロピレンとビブリオ菌の関係についてはちょっとネット検索をした範囲では出てきませんでした。ご存知の方は教えていただけると嬉しいです。

海のプラスチックごみについては近年国際的な議論が高まっており、生物多様性条約(CBD: Convention on Biological Diversity)の締約国会議(COP: Conferece of the Parties)・科学技術助言補助機関会合(SBSTTA: Subsidiary Body on Scientific, Technical and Technological Advice)・条約実施補助機関会合(SBI: Subsidiary Body on Implementation)でも継続して議論されています。この対策として欧州を中心に包装容器やストローを使い捨てしないようにする規制が検討・実施されつつあります。周囲を海に囲まれた日本でも、漁業における海洋ゴミ被害や沿岸での漂着ゴミ問題が大きくなっています。海洋ゴミの8割程度は陸由来であるということが幾つかの調査で分かっていますので、海洋ゴミ問題を解決するには、陸ゴミに手を打つことが重要です。国際的な議論や動向を国内で活かせるよう、議論や提言を進めたいと思います。

国際サンゴ礁学会 サンゴ礁保全賞を新設

2018-01-26 20:41:52 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
国際サンゴ礁学会(ISRS: International Society for Reef Studies)は、毎年様々な賞を会員に授与しています。3回目の国際サンゴ礁年の今年、新たな賞として「サンゴ礁保全賞(Coral Reef Conservation Award)」が新設されました。

サンゴ礁保全賞 詳細(英語のPDF文書です)

貢献の分野は以下のうち1つ以上とのことです。
1.海洋保護区の設立・管理
2.国または地域規模のサンゴ礁保護に向けた他の重要な手法の確保
3.環境教育を通じたサンゴ礁保全の広範な普及啓発の展開
4.サンゴ礁保護・管理における科学的・社会環境経済的側面の研究
5.サンゴ礁再生の研究・実践

受賞者には、自身のサンゴ礁保全活動に使える2,500ドルの賞金が支払われます。応募にはISRSの会員である必要がありますが、我こそはと思う方はぜひ応募ください。

沖縄から東京へ出前講座!みんなで学ぼうサンゴの海~サンゴ礁を明日に伝える(1/30@竹橋)

2018-01-25 01:25:01 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
来週1/30(火)に沖縄県サンゴ礁保全推進協議会の中野会長の出前講座があります。まだ残席があるとのことですので、ぜひご参加ください。以下、毎日メディアカフェの案内から転載します。

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2018/01/30(火)18:30-20:00
沖縄から東京へ出前講座!みんなで学ぼうサンゴの海~サンゴ礁を明日に伝える

沖縄から講師を招いての「沖縄から東京へ出前講座!みんなで学ぼうサンゴの海」シリーズもいよいよ最終回!近年、温暖化に伴う白化現象、オニヒトデや水質汚染などによる被害のため、世界中のサンゴ礁が危機に曝されており、もはや災害とも呼べる事態です。そのような現在において、サンゴ礁を守るため私たちは何ができるでしょうか。
アラムコ・アジア・ジャパンは、親会社のサウジアラビア国営石油会社サウジアラムコが沖縄県うるま市の原油ターミナルを利用し事業を展開している縁から、2011年以来沖縄県サンゴ礁保全推進協議会の活動を支援しています。この度、一人でも多くの方々にサンゴの海について学んでいただこうと、3回に亘り沖縄より講師を迎え講演を開催しています。
最終回となる第3回目は、同協会の会長であり、琉球大学熱帯生物圏研究センターの中野義勝氏をお迎えします。中野会長は長年、サンゴ礁だけでなく海の多様性そのものを守るため、研究のみにとどまらない多様なアプローチで発信、普及、啓発活動に取り組んでこられました。これまで人間とサンゴ礁はどのように関わり合ってきたのか、またこれからのサンゴ礁保全はどうなるのか、伝統的な知識や最新の研究成果を交えてご紹介します。この機会に海の多様性、ひいては将来の地球環境について考えてみましょう。

■開催概要
開場 18:00 開演 18:30
終演 20:00 人数:30名

登壇者
中野義勝
(なかの・よしかつ)
1959年 神奈川県生まれ
1988年 琉球大学大学院理工学研究科生物学専攻修了(理学修士)
2011~2017年 日本サンゴ礁学会サンゴ礁保全委員会委員長
2010年〜 沖縄県サンゴ礁保全推進協議会会長
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2017年の石西礁湖のサンゴ白化状況

2018-01-24 01:24:01 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
沖縄県の石垣島と西表島の間にある石西礁湖では、2016年に大規模にサンゴが白化・死亡しました。環境省では2016年に3回その状況を調査し、結果を発表しています。2017年も2回の追跡調査を行っており、その結果が2018年1月19日に発表されました。
西表石垣国立公園 石西礁湖のサンゴ白化現象の調査結果について
西表石垣国立公園 石西礁湖のサンゴ白化現象の調査結果に関する添付資料

毎日小学生新聞に簡潔に紹介されています。
環境 日本最大のサンゴ礁、半分が「白化」

報告書から、いくつか結果を抜粋します。

「図2. 平成28年度および29年度の平均白化率推移」より

2017年の平均白化率推移


2016年の平均白化率推移


2016年度は全体が白化し、その後死亡した割合が非常に多かったのですが、2017年度は白化してもほとんどが色が薄くなったり一部のみだったことが分かります。

その空間的分布は「図4. 調査結果(白化率:第2回調査(12月))」に示されています。


白化の度合いは2016年よりも軽かったとは言え、決して安堵できる結果ではありません。2016年の白化を生き残ったサンゴの半分が白化したのですから。

環境省は今後も継続的に白化調査を行うとのことです。経過を引き続き見ていくと共に、自分もリーフチェックで現場を確認しようと思います。

カッティングエッジ・シンポジウム 「第8回太平洋・島サミット(PALM8)成功に向けた提言」(1/30-31@虎ノ門)

2018-01-23 01:23:01 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
笹川平和財団主催のシンポジウムのご案内をいただきましたので、転載します。太平洋には沢山のサンゴ礁があります。二日目の海洋環境の議論において、サンゴ礁保全についても話題提起されることを期待したいです。

(以下転載)
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※参加無料・要予約
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【笹川平和財団 安全保障グループ太平洋島嶼国事業主催】
カッティングエッジ・シンポジウム
「第8回太平洋・島サミット(PALM8)成功に向けた提言」(1/30-31開催)
http://us.msgs.jp/c/6NZe?t1=Rhk&t2=Wwg4g5N5pK
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本と太平洋島嶼国の関係の基盤である太平洋島サミット(PALM)は、
1997年以来3年ごとに開催されてきました。そしてこの20年で、太平洋
島嶼国、太平洋地域、世界の情勢が変化し、我が国は同じ海洋国家と
して太平洋島嶼国と国・地域・世界規模の課題や経済成長に共に取り
組むパートナーとして関係を強化すべき時代となりました。

今回のシンポジウムでは、当財団がこれまで行ってきた太平洋島嶼国
各国とのさまざまな対話に基づき、本年5月に開催されるPALM8の成功に
向けた提言案を紹介するとともに、太平洋島嶼国10カ国、3地域機関
からの参加者による講演やラウンドテーブル・ディスカッションを行います。

【日 時】
<1日目>2018年1月30日(火)10:00-17:00 (09:30受付開始)
<2日目>2018年1月31日(水)10:00-17:10 (09:30受付開始)

【会 場】笹川平和財団ビル 11階国際会議場
     (東京都港区虎ノ門1−15−16笹川平和財団ビル)

【プログラム】
◆1日目(1月30日)◆
10:00-10:10 開会あいさつ
10:10-10:20 駐日太平洋島嶼国大使館代表あいさつ
10:20-10:25 趣旨、進行の説明
10:30-10:40 写真撮影
10:40-10:55 ブレイク

10:55-12:30
提言1:気候変動
講演「気候変動枠組み条約COP23の結果」アメナ・ヤウボリ大使
ラウンドテーブル「気候変動資金へのアクセス・太平洋島嶼国における気候変動の影響の実態」
質疑応答

12:30-13:30 昼食(ブッフェ)

13:30-16:45
提言2:持続可能な開発
講演(1)「日本の太平洋島嶼国労働者(技術取得目的)受け入れ」
講演(2)「 ソロモン諸島に対する日本のインフラ支援の効果 」トラビス・ジク氏
講演(3)「 持続可能な観光:パラオ環境配慮型ツーリズムプロジェクト 」笹川平和財団
講演(4)「 太平洋島嶼国におけるエネルギー部門の現状と展望 」アンドリュー・ダカ氏
ラウンドテーブル「ブルー/グリーンエコノミー」
質疑応答

16:45-17:00 まとめ

◆2日目(1月31日)◆
10:00-12:30
提言3:海洋と海
講演(1)「海洋環境」(仮)
講演(2)「漁業」(仮)
講演(3)「海上保安」笹川平和財団
ラウンドテーブル「海洋問題に対する日本と太平洋島嶼国の協力可能性」(仮)
質疑応答

12:30-13:30 昼食(ブッフェ)

13:30-16:00
提言4:経済関係
講演(1)「パプアニューギニアAPEC 2018」パプアニューギニア大使館
講演(2)「太平洋島嶼国における観光部門の現状と展望」クリス・コッカ―氏
ラウンドテーブル「太平洋島嶼国と日本中小企業間の貿易投資フローをいかに増大させるのか」
質疑応答

16:00-17:00
提言5:PALMプロセス
提言の紹介 SPF
ラウンドテーブル「PALMの将来と日本・太平洋島嶼国関係の強化」

17:00-17:10 閉会

【言 語】日英同時通訳付

【備 考】
申込先着順(定員200名)

【申 込】
1月29日(月)17:00までにお申込フォームよりお手続きください。

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<セミナーに関するお問い合わせ>
公益財団法人笹川平和財団 
安全保障グループ太平洋島嶼国事業
(塩澤・桒原)
Tel: 03-5157-5178

<メディア関係者の皆様へ>
本セミナーへの取材については笹川平和財団広報までお問い合わせください。
広報課 尾形・中原・上津原(うえつはら)
TEL:03-5157-5398 Email:spfpr@spf.or.jp(@を@に変えてください)
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シンポジウム「サンゴ礁保全シンポジウム~宮古島の海を守ろう!」(2/4@宮古島)

2018-01-22 21:53:38 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
環境省の報道発表から転載します。

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シンポジウム「サンゴ礁保全シンポジウム~宮古島の海を守ろう!」

【日時】平成30年2月4日(日)10:10~11:30(開場9:30~)
【場所】JTAドーム宮古島(沖縄県宮古島市)
【主催】環境省、宮古島市
【共催】沖縄県

【シンポジウムプログラム】
10:10( 5分) 環境省:サンゴ礁保全行動計画及び国際サンゴ礁年2018について
10:15(25分) 琉球大学名誉教授:土屋誠氏による講演「宮古島のサンゴ礁の恵み」
10:40(10分) 宮古島市役所:梶原健次氏より宮古島サンゴ礁の現状報告
10:50(40分) パネルディスカッション

タイトル(仮)「これからの宮古島のサンゴ礁保全について」
パネリスト
琉球大学名誉教授:土屋 誠 氏
宮古島サンゴ礁ガイドのなかまたち:友利 博一 氏
NPO美ぎ島宮古島:新村 一広 氏
宮古島 海の環境ネットワーク:春川 淳 氏
フラッグシップ(マリン事業者):下地 慶 氏
コーディネーター:梶原 健次 氏
11:30 終了

※午後に、宮古島市においてエコ活動を行う団体が自らの取組をPRし、来場者の投票により決定された団体を表彰するイベント「平成29年度エコの島コンテスト」が開催されます。

【参加申込】 参加無料、事前の申込みは不要です。
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