日々是サンゴ礁

普段の生活の中でサンゴ礁保全ができるような話題を綴ってみたいと思います

COP10(第10回生物多様性条約締約国会議)@名古屋 報告会@沖縄(12/18)

2010-11-30 23:24:25 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
生物多様性条約市民ネットワークMLからの転載です。

--------------------------------------------------------
  沖縄・生物多様性市民ネットワーク
COP10(第10回生物多様性条約締約国会議)@名古屋 報告会


日時:2010年12月18日(土)14:00-16:30(13:30開場)

場所:沖縄大学3-101教室

さる10月、COP10(第10回生物多様性条約締約国会議)が名古屋で開かれ、沖縄・生物多様性市民ネットワーク(沖縄BD)から約70名が参加しました。

沖縄BDは結成から1年以上、名古屋のサポーターと連携し、COP10の参加に向けて取り組みを続けてきました。そして、COP10会期期間中は、ブース・ポスター出展、シンポジウムやフォーラムの開催、演劇「フクギの雫」の上演、国際社会へのアピールなどの活動を展開しました。

この報告会では、COP10での活動の様子を、画像・映像を使い、報告いたします。

COP10で沖縄BDは何をしてきたのか?できなかったのか?これから私たちは足下で、自分の地域で何をしたらいいのか?

COP10の経験を皆様と共有し、今後について考える場にしたいと思います。


[プログラム予定]
-COP10では何が決まったのか

-ブース・ポスター担当者からの報告
~設営苦労話から来場者の感想まで

-沖縄BD主催、沖縄BDメンバーが発表したフォーラム・シンポジウムの報告
~サイドイベントでの活動を報告

-舞台「フクギの雫」の報告
~名古屋サポーター会議との連携

-会場、会議場でのアピール
~沖縄の生物多様性パンフレットの配布から
国際先住民族フォーラム(IIFB)でのアピール、IIFBの閉会宣言での沖縄への言及についてなど

-ユース部門からの報告
~私たちはCOP10で何を学んだのか

-総括
~沖縄BDはCOP10で何ができたか/できなかったのか、それはなぜか


年末でお忙しい時期ではありますが、皆様、お誘いあわせの上、ご参加ください。

Webでのご案内はこちらから

主催:沖縄・生物多様性市民ネットワーク/ CBD市民ネット沖縄地域作業部会
共催:沖縄大学地域研究所

問い合わせ先:
沖縄・生物多様性市民ネットワーク
 吉川 yhideki●cosmos.ne.jp(●を@に変えてください)
沖縄大学地域研究所
 後藤 goto●okinawa-u.ac.jp(●を@に変えてください)

IPCC海洋酸性化サイドイベント@名護(1/16)

2010-11-29 09:55:30 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
 日本サンゴ礁学会MLからの転載です。

---------------------------------------------------------------
 IPCC(気候変動に関する政府間パネル)では、第5次評価報告書作成に向けた各作業部会の具体的活動が開始されたところですが、第1作業部会(科学)と第2作業部会合同(影響・適応・脆弱性)のもとで、海洋酸性化に関する専門家会合を開催し、第5次評価報告書作成に活用することになりました。会議は我が国がホストし、環境省のもとで国立環境研究所にローカル事務局をおき、琉球大学の協力を得て会議を開催することなりました。現在のところ、海外から約70名の関係研究者が集まり、わが国の専門家とともに、3日間の議論を行います。

 会議は、IPCCのルールのもとで招待者のみで行う形式ですので、一般の方の傍聴を受け付けることができません。そこで、わが国の研究者による海洋酸性化研究活性化や、沖縄現地の方々への地球環境問題に関する啓発を目的として、会議に先立ちサイドイベントを開催することにいたしました。

日時:2011年1月16日(日)
会場:万国津梁館(沖縄県名護市喜瀬1792番地)
主催:環境省
協力:国立環境研究所、琉球大学
予定:
13時から ポスター掲示とディスカッション
14時半から 一般向け講演会
 モンタレー湾水族館研究所 Peter Brewer博士
 京都大学フィールド研究センターセンター長 白山義久博士
 演題は追ってお知らせします。
16時から ポスタートークセッション
18時から アイスブレーカー(簡単なビュッフェ形式懇親会)

参加費:無料ですが、事前登録がないと入場はお断りします。登録先、
国立環境研究所地球環境研究センターIPCC2011年会合事務局 
ipccoaem2011●nies.go.jp(●を@に変えてください)
必ず「海洋酸性化会議サイドイベント参加希望」あるいは「海洋酸性化
会議サイドイベントポスター発表希望」とタイトルを書いてください。
サイドイベントに登録されても、17日からの本会合は聴講できません
ので、ご注意願います。

交通:会場には駐車場がありますが、公共交通機関利用も可能です。
那覇から路線バスがあります(20番線、120番線)。高速バス(名護行き)
利用の場合は、高速バスバス停「世富慶」で路線バスへの乗り換え
あるいはタクシー利用になります。帰りの那覇行きは、ブセナテラス
前バス停20時が最終です。

「生物多様性」の保全に向けた市民団体と企業の連携について@青山(12/5)

2010-11-28 06:38:46 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
野生生物保護MLからの転載です。

------------------------------------------------------------
   12月15日(水)市民がまもる生物多様性フォーラム
    ~「生物多様性」の保全に向けた
             市民団体と企業の連携について~
------------------------------------------------------------
今年10月に生物多様性条約締約国会議(COP10)が開催され、生物多様性の分野
における企業の社会的責任(CSR)に注目が集まっています。

本フォーラムでは、企業と市民団体が連携して生物多様性の保全に取り組んで
いる実践事例をご紹介し、多様な主体が連携した活動について考えます。ぜひ
ご参加ください。

市民がまもる生物多様性フォーラム
~「生物多様性」の保全に向けた市民団体と企業の連携について~
●日時:2010年12月15日(水)18:30~20:30(受付開始 18:00)
●場所:地球環境パートナーシップオフィス(EPO)会議室
 (東京都渋谷区神宮前5-53-67 コスモス青山B2F)
 東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線 表参道駅より徒歩5分

●プログラム:
 ▼事例紹介1
「多様な主体の参加による、里山保全活動の実践」 
 認定NPO法人 宍塚の自然と歴史の会 理事長 及川 ひろみ 氏 

 ▼事例紹介2
「地域の自然を支える『武州・入間川プロジェクト』」
 武州ガス株式会社 総務企画部長 堀田 辰一 氏

 ▼パネルディスカッション
「『生物多様性』の保全に向けた市民団体と企業の連携について」
・コーディネーター:(財)埼玉県生態系保護協会 事務局長 堂本 泰章 氏
・パネラー:認定NPO法人 宍塚の自然と歴史の会 理事長 及川 ひろみ 氏
      富士通株式会社 環境本部環境企画統括部※1 畠山 義彦 氏
      武州ガス株式会社 総務企画部長 堀田 辰一 氏
      NPO法人 荒川の自然を守る会※2 事務局長 菅間 宏子 氏

 ※1 宍塚の自然と歴史の会の管理作業に参加し、同会をサポートしている。
 ※2 武州・入間川プロジェクト 第1回選定団体。

●参加費:無料
●定員:60名(申込制・先着順)  
●主催:関東地方環境事務所

●問合・申込先:(財)日本生態系協会 東京フォーラム 係
 E-mail:forum1215●ecosys.or.jp(●を@に変えてください) 
 TEL:03-5951-0244 FAX:03-5951-2974

-------------------------------------------------
<返信フォーム>
12/15 市民がまもる生物多様性フォーラム
 ~「生物多様性」の保全に向けた
  市民団体と企業の連携について~ に参加します。
-------------------------------------------------
お名前(フリガナ): ( )
ご所属:
電話番号:
FAX:
E-mail:
--------------------------------------------------
※折り返し参加証を発行し返信いたしますので、当日
受付でお示し下さい。

※ 申込のためにお知らせいただいた個人情報は、
本イベントの連絡以外には使用いたしません。
--------------------------------------------------

市民がまもる生物多様性フォーラム   ~仲間の集め方・活動の伝え方~@さいたま(12/4)

2010-11-27 06:29:05 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
野生生物保護MLからの転載です。

------------------------------------------------------------
     12月4日(土)市民がまもる生物多様性フォーラム
         ~仲間の集め方・活動の伝え方~
------------------------------------------------------------
生物多様性を守る活動を進めるには、多くの人々の協力が必要です。

本フォーラムでは、様々な地域の人々の協力を得ることで、貴重な動植物を守っている2つの実践事例をご紹介し、「生物多様性」を守る取り組みの、効果的な伝え方について考えます。ぜひご参加ください。

市民がまもる生物多様性フォーラム
~仲間の集め方・活動の伝え方~

●日時:2010年12月4日(土)14:00~16:15(受付開始 13:30)
●場所:さいたま共済会館 第2ホール
 (埼玉県さいたま市浦和区岸町7-5-14)
 JR宇都宮・高崎・京浜東北線 浦和駅西口より徒歩10分

●プログラム:
 ▼基調講演
「自然を守るための仲間の集め方・活動の伝え方」 
 (財)埼玉県生態系保護協会 事務局長 堂本 泰章 氏 

 ▼事例紹介1
「園児から大人までが集まる! ~寄付・ボランティアの募り方~」
 おおたかの森トラスト 代表 足立 圭子 氏

 ▼事例紹介2
「磐田市を「トンボのまち」に! ~地域の宝の伝え方~」
 NPO法人 桶ケ谷沼を考える会 副理事長 今村 信大 氏

 ▼パネルディスカッション
「仲間を集め、理解を得るためのポイント」
 ・コーディネーター:(財)埼玉県生態系保護協会 事務局長 堂本 泰章氏
 ・パネラー(順不同):おおたかの森トラスト 代表 足立 圭子 氏
            NPO法人 桶ケ谷沼を考える会 副理事長 今村 信大 氏
            うじいえ自然に親しむ会 会長 加藤 啓三 氏
            赤城姫を愛する集まり 副会長 松村 行栄 氏

●参加費:無料
●定員:100名(申込制・先着順) 
●主催:関東地方環境事務所

●問合・申込先:(財)日本生態系協会 埼玉フォーラム 係
 E-mail:forum1204●ecosys.or.jp(●を@に変えてください) 
 TEL:03-5951-0244 FAX:03-5951-2974

-------------------------------------------------
<返信フォーム>
12/4 市民がまもる生物多様性フォーラム
 ~仲間の集め方・活動の伝え方~ に参加します。
-------------------------------------------------
お名前(フリガナ): ( )
ご所属:
電話番号:
FAX:
E-mail:
--------------------------------------------------
※折り返し参加証を発行し返信いたしますので、当日
受付でお示し下さい。

※ 申込のためにお知らせいただいた個人情報は、本イ
ベントの連絡以外には使用いたしません。
--------------------------------------------------

遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する名古屋議定書と その課題@早稲田(11/29)

2010-11-26 06:29:12 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
生物多様性条約市民ネットワークMLからの転載です。

_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_
生物多様性条約COP10報告会
遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する名古屋議定書と
その課題~ABS国内法策定と今後の国際交渉に向けて~
_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_

2010年10月に名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)では、遺伝資源へのアクセスと利益配分(ABS)に関する名古屋議定書が採択されました。

本報告会では、名古屋議定書交渉の舞台でどのような議論が行われたのか。その交渉概要と今後の課題について、日本政府の交渉担当者を交えて議論したいと思います。名古屋議定書の採択が今後の経済活動や生物多様性保全にどのように反映されるのか、一緒に考えてみませんか。みなさまのご参加をお待ちしています。

◆日時:2010年11月29日(月) 19:00~20:30(受付開始:18:45~)
◆場所:東京ウィメンズプラザ(東京都渋谷区神宮前5-53-67)視聴覚室A・B
●交通のご案内●
JR山手線・東急東横線・京王井の頭線:渋谷駅下車徒歩12分
地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線:表参道駅下車徒歩7分
都バス(渋88系統):渋谷駅からバス4分青山学院前バス停下車徒歩2分
◆主催:国際青年環境NGO A SEED JAPAN
生物多様性の利用をフェアに!プロジェクト
◆定員:50人
◆参加費 一般:1000円 A SEED JAPAN会員または学生:500円

◆プログラム(予定):

講演1:名古屋議定書交渉の結果と課題
水野政義氏 外務省国際協力局地球環境課長

講演2:NGOから見た名古屋議定書の課題
小林邦彦 A SEED JAPAN共同代表

※各講演後に質疑応答の時間を予定しています。

■■申し込み━━━━━━━━━━━━━━━━━━■■
参加申し込みフォームからお申し込みください。
申し込み〆切:2010年11月29日(月)

※今回ご提供いただく個人情報は、 A SEED JAPANが主催する各種イベント等に関する情報提供とそれらに付随する諸対応に使用させていただく場合があります。取り扱いに関するご質問・ご要望がございましたら、事務局までお問い合わせください。
A SEED JAPANのプライバシーポリシー
※この報告会は、地球環境基金の助成を受けて開催します。

【お問い合わせ】
国際青年環境NGO A SEED JAPAN(担当:小林、三本)
〒160-0022 東京都新宿区新宿5-4-23
TEL  03-5366-7484 FAX  03-3341-6030
E-mail info●aseed.org(●を@に変えてください)

【主催団体紹介】
国際青年環境NGO A SEED JAPAN
地球サミット(1992年)に青年の声を届けよう!という想いから始まった国際青年環境NGO。大量生産・大量消費・大量廃棄のパターンの変更と、南北間・地域間・世代間の格差のない社会を実現するために、未来の世代を担う青年自らが行動を起こしています。

グリーンエコノミーが動き出す~COP10 TEEB-DAYを振り返る~@内幸町(11/29)

2010-11-25 06:07:41 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
生物多様性条約市民ネットワークTEEB部会の主催です。ぜひご参加ください。

-------
グリーンエコノミーが動き出す~COP10 TEEB-DAYを振り返る~

生物多様性条約市民ネットワークIUCN日本委員会世界銀行東京事務所 共催「地球いきもの会議フェア」

生物多様性条約市民ネットワーク、IUCN日本委員会、世界銀行東京事務所では、「地球いきもの会議フェア:Road to COP11」を開催し、今年10月、名古屋で開催された生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)でのできごとを、より多くの皆様と振り返る機会を設けております。

生態系と生物多様性の経済学(TEEB:The Economics of Ecosystems and Biodiversity) は、生態系の破壊や生物多様性の減少がもたらす経済的な価値や被害を定量的に評価する枠組みをつくるための報告書で「生物多様性版スターン・レビュー」と呼ばれ、COP10では、TEEB-DAYという日を設け、一日、TEEBについて事例報告がなされました。TEEB報告書の日本語仮訳を読みつつ、TEEB-DAYでの議論の内容を共有し、これからの、生物多様性に配慮した、グリーンエコノミー、グリーンビジネスを会場の皆様と議論します。

<講師> 服部 徹さん(CBD市民ネット TEEB作業部会長)

日時
2010年11月29日(月)午後6時30分~午後8時30分

場所
世界銀行情報センター(PIC東京)
東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル1階(ロビー]
地下鉄三田線内幸町駅直結、日比谷線・千代田線・丸の内線霞ヶ関駅C3出口

お問合せ
世界銀行情報センター(PIC東京) 
E-mail:ptokyo●worldbank.org(●を@に変えてください)
Tel:03-3597-6650

お申込み
Webフォームでオンラインにてお申込みいただくか、お名前、ご所属、ご連絡先を「11月29日コーヒーアワー参加希望」と明記の上、ptokyo●worldbank.org(●を@に変えてください) 宛にお送りください。参加費は無料(コーヒー付き)、使用言語は日本語です。

※ 資料は、IGES のWebサイトより「TEEB 総合報告書(日本語仮訳)」を利用します。

関連リンク

生物多様性条約市民ネットワーク
生物多様性条約市民ネットワーク(CBD市民ネット)は、国内最大級の生物多様性条約に向けたネットワーク(正会員86団体)です。テーマごとに作業部会を作り、COP10/MOP5に向けて市民提案や国内外連携などの準備活動を行っていますに携わっています。TEEBについては、TEEB作業部会が、内容の理解と普及啓発のための勉強会や、利活用の提案活動を行っています。

IUCN日本委員会
IUCN 日本委員会は、1980年に日本において「世界環境保全戦略」が発表されたのを機に、IUCNに加盟する国内の団体間の連絡協議を目的として設立された IUCNの国内委員会のひとつです。2001年10月には、IUCN理事会において正式な国内委員会として承認されました。

生物多様性と開発・人権~NGO連携の課題と今後の取組み@早稲田(11/25)

2010-11-24 06:51:03 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
生物多様性条約市民ネットワークMLからの転載です。

------------------------------------------------------------
    生物多様性 COP10 第1回NGO連携フォローアップ会合
   「生物多様性と開発・人権~NGO連携の課題と今後の取組み」
------------------------------------------------------------
2010年10月、日本が議長国になって「国連生物多様性条約 第10回締約国会議
(COP10)」が名古屋で開催されました。

COP10では、発展途上国の貴重な生物資源(遺伝資源)の利用と利益配分を決める「名古屋議定書」や2020年までの生態系保護の取り組みとなる新戦略計画「愛知ターゲット」を採択しました。

実質的に生物多様性の喪失を食い止めることができなかった「2010年目標」と同様の取組みでは不十分です。これからは「持続可能な社会を築く」という社会開発の視点や、「最も貧しい人たちや先住民族を含むすべての人たちの権利の保障」という人権の視点を重視することがより一層求められています。

そのためには、これまで生物多様性の課題に中心的に取り組んできた環境NGOだけでなく、開発NGOや人権NGOなどの役割が期待されますが、各分野のNGOが果たすべき役割がまだ整理しきれていません。

そこで本会合では、COP10で何が決議されたのかについてNGOの視点から専門家に解説いただき、NGOが分野横断的に取り組むべき重要なテーマについて議論します。

貧困・開発、環境、人権など分野をこえてNGOがさらに連携するために、ぜひご参加ください。

生物多様性 COP10 第1回NGO連携フォローアップ会
●日時:2010年11月25日(木)18:00~21:00(3時間)
●場所:早稲田奉仕園 You Iホール(東京都新宿区西早稲田2-3-18)
 東京メトロ東西線・早稲田駅(徒歩5分)、副都心線・西早稲田駅(徒歩8分)
 JR山手線&西武新宿線・高田馬場駅よりバスを利用(所要時間約10分)

●プログラム(案):
【第1部】基調講演
「COP10の成果と課題~NGOに期待されていること~」 
 道家哲平氏(財)日本自然保護協会保全研究部/IUCN日本委員会事務局 

【第2部】
「COP10の成果と課題、フォローアップに必要なことは何か?」
(特活)名古屋NGOセンター理事長 西井和裕氏 
市民外交センター 副代表 木村真希子氏
(特活)持続可能な開発のための教育の10年推進会議 森良氏
(特活)ソムニード 専務理事 竹内ゆみ子氏
コンサベーション・インターナショナル エコシステム・ポリシー・マネジャー 名取洋司氏
(財)オイスカ 主任研究員 後藤厳寛氏
環境省 自然環境局 中島尚子氏
JICA 地球環境部 次長/森林・自然環境保全グループ長 三次啓都氏


【第3部】ワークショップ
「NGOが生物多様性保全のために連携して取り組むべきことは何か?」
ワールド・カフェ方式でディスカッションを行い、具体的なアクションの提案
をグループごとにリストアップするとともに、全体で共有する。

・ファシリテーター:(特活)持続可能な開発のための教育の10年推進会議 森良氏

●参加費:無料  
●定員:25名程度 
●参加の条件:開発NGO、環境NGO、人権NGOの関係者
*第2回フォローアップ会合(1月下旬頃開催予定)に参加の意思がある団体とします(第2回会合の参加は、第1回会合の参加者と同一であることが望ましいですが、所属団体の他の方でもかまいません)。なお、定員を超える申込があった場合は、1団体につき1名程度の参加とさせていただく場合がありますので、ご了承ください。
●主催:(特活)国際協力NGOセンター(JANIC)
●支援:環境省
●協力:生物多様性条約市民ネットワーク「生物多様性と開発」作業部会

●申込:2010年11月24日(水)正午まで下記にご連絡ください。
●問合・申込先:(特活)国際協力NGOセンター(JANIC) 担当:宮下、伊藤
advocacy●janic.org(●を@に変えてください)
TEL:03-5292-2911 FAX:03-5292-2912

-------------------------------------------------
<返信フォーム>
11/25 NGO連携フォローアップ会合に参加します。
-------------------------------------------------
お名前(フリガナ): ( )
ご所属:
部署・肩書き:
連絡先電話番号:
--------------------------------------------------

*第2回のフォローアップ会合は2011年1月下旬を予定しています。第2回フォローアップ会合では、持続可能な地域づくりのために活動するNGOの事例報告と分析を生物多様性保全の観点から行う予定です。プログラムの詳細は、第1回フォローアップ会合の議論を受けて決定します。

*JANICは環境省の支援により、去る10月23日に生物多様性COP10国際シンポジウム開催しました。シンポジウムの模様はSocial Bridge TVさんのご協力により、インターネットを通じてご覧いただけますので、ぜひご覧ください。
「途上国の貧困削減と生物多様性について考える~NGOが果たすべき役割とは?」 

日本の絶滅危惧植物1697種の絶滅リスク評価@新宿(11/23)

2010-11-23 07:09:46 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
野生生物保護MLから転載します。

セミナーは植物を対象にしていますが、海の保護区設定に関しても同様の考え方ができ、全国的な基礎調査が必要だと思います。

----------------------------------------------------------------
<日本の絶滅危惧植物1697種の絶滅リスク評価>
~10年間の個体群変遷・過去と未来の絶滅率の比較・保護区設定方法の検討~


日時:11月23日(火) 14:00~15:30
会場:環境情報学習センター(エコギャラリー新宿)

講師:財団法人 日本自然保護協会 藤田 卓

生物多様性の保全を進めるためには、将来の絶滅リスクの推定や絶滅のホットスポットの特定が有効であるが、データが不足しているために、これらの定量的な予測は困難であった。日本のレッドリスト見直し調査では、この予測を可能にする大規模かつ詳細な調査が行われた。我々はこれらのデータを基に絶滅危惧種の1697種(日本の維管束植物の約1/4)の過去10年間の個体数変動に基づくシミュレーションを行い、将来の絶滅種数、各種の絶滅のリスク評価と絶滅種のホットスポットの特定を同時に行った。

その結果、現状を放置し、過去10年間と同じ減少が今後も続くと仮定すれば、10年あたり約55.3種が絶滅し、100年後には日本の全フロラの7.9%が絶滅すると予測された。これは、過去50年間の絶滅種数(43種)と比べると、約6.4倍の速度で種多様性の消失が生じることを示唆している。予測された50年後の絶滅リスクのホットスポットと過去50年間の絶滅種のホットスポットは、一致する傾向がみられるものの(r= 0.72;p<0.0001)、50年後にはより広域にわたって絶滅が生じる可能性が示唆された。また、CR種の個体群の減少原因は、開発、園芸採取、自然遷移が大半を占め過去10年間でこの順位に変化はなかった。過去10年間の減少原因の顕著な変化としては、動物食害(大半はシカ食害)の著しい増加が挙げられた。

100年後の絶滅はほぼ日本全国に渡って生じると予測されたが、絶滅リスクが高い上位20メッシュ(日本国土の約0.4%)に分布する種をすべて保全した場合には、100年後の絶滅種は半分に減らせることがわかった。上位20メッシュの内13メッシュは南西諸島および伊豆・小笠原諸島であり、特に南西諸島(特に奄美群島)は保護地域に含まれていない地域が多かった。将来の絶滅のホットスポットは過去と同様に島嶼部に集中していることから、これらの島嶼域の保全を優先して進める必要がある。

参加費:500円(ただし、NPO法人地域自然情報ネットワーク会員は無料)

申し込み・問い合わせ先
地域自然情報ネットワーク事務局
FAX:03-3260-3795
mail:gcnken●gmail.com(●を@に変えてください)

申し込みの際は名前、所属、 連絡先メールアドレスをお知らせください。
会場(<a href="http://www.shinjuku-ecocenter.jp/facilities/access.html">エコギャラリー新宿)の詳細は以下です。
〒160-0023 東京都新宿区西新宿2-11-4 新宿中央公園内
TEL 03-3348-6277

生物多様性シンポジオン  ―COP10を超えて―@名古屋(11/27)

2010-11-22 06:23:13 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
生物多様性条約市民ネットワークMLからの転載です。

---------------------------------------------------
(社)国土緑化推進機構「緑と水の森林基金」助成事業

生物多様性シンポジオン  ―COP10を超えて―


<開催概要>
開催日時 2010年11月27日(土)13時-16時(予定)
場所 名古屋学院大学白鳥学舎翼館クラインホール
主催 COP10 SATOYAMA COMMUNITY NETWORK
共催 中日新聞社、名古屋学院大学

今回、愛知・名古屋で開催されているCOP10に向けて、当会では昨年度より生物多様性についての理解を深めるために環境学習を中心としたな活動を実施し、さまざまな議論を深めてまいりました。
COP10本会議が終わった時点でも、市民レベルでは聞くことのできなかった多くの課題や問題点がありそうです。本会議でどのような議論がなされた、成果を導きだしたのか。その成果にそって私たちはこれからどのように行動していけばよいのかなど、わかりやすく解説し、参加者とともにさらに理解をふかめていきたいと思います。

*基調講演 1 「 COP10がめざしたもの 」
          黒田大三郎 環境省 参与

*基調講演 2 「 マスコミが見たCOP10(仮題) 」
          飯田 歩 中日新聞社 論説委員

*パネルディスカッション「生物多様性-これからの地域と地球を考える-」
コーディネーター 木村 光伸 名古屋学院大学リハビリテーション学部長
パネリスト    川井 秀一  京都大学生存圏研究所教授
         竹中 千里  名古屋大学大学院生命農学研究科教授教授
         マリ クリスティーヌ  COP10広報アドバイザー
         鉄崎 幹人  なごや生物多様性アドバイザー

COP10報告会「生物多様性と先住民族」@東京(11/26)

2010-11-21 08:07:42 | サンゴ礁を守るために、すぐにできること
生物多様性条約市民ネットワークMLからの転載です。

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

       COP10報告会「生物多様性と先住民族」
  生物多様性条約名古屋会議(COP10)における先住民族の主張

▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲

 2010年10月に名古屋市にて開催された生物多様性条約の第10回締約国会議(COP10)では白熱した議論が繰り広げられました。この名古屋会議では、遺伝資源へのアクセスと利益配分のルールを定めた「ABS名古屋議定書」や、生態系を保全するためのポスト2010年国際目標「愛知ターゲット」などが採択されました。議定書には、先住民族の伝統的知識も利益配分の対象にすることも盛り込まれました。また、先住民族・地域共同体の文化的知的遺産を尊敬するよう定めた倫理的行動規範も採択されました。

 COP10には、世界の7つの地域(アジア、太平洋、北米、中南米、アフリカ、ロシア、北極圏)から「生物多様性に関する国際先住民族フォーラム(IIFB)」の代表団が参加し、日本からはアイヌ民族や琉球・沖縄民族も参加しました。準備会議(10月15~17日)から本会議(10月18~29日)にかけて、180名ほどの先住民族が活発な議論、交渉、交流を行い、生物多様性保全のためのさまざまな取り決めの実施・評価にあたり、先住民族からの主張の重要性をアピールしました。

 名古屋会議では、特にIIFBの議論に立ち会うために有志による取材班が結成され、精力的な取材が行われました。先住民族の視点からみた生物多様性に関するホットな報告会を行います。奮ってご参加ください。

●日時:2010年11月26日(金)午後6時30分~8時30分

●会場:アイヌ文化交流センター
    東京都中央区八重洲2-4-13 アーバンスクエア八重洲3階
    東京駅八重洲南口より徒歩4分

●報告者:青西靖夫、木村真希子、細川弘明(COP10先住民族ニュース取材班)

●資料代:500円
*予約不要。どなたでも参加できます。

■主催
先住民族の10年市民連絡会
明治学院大学国際平和研究所(PRIME)
COP10先住民族ニュース取材班

■連絡先
先住民族の10年市民連絡会 
Tel/Fax:03-5932-9515  
E-mail:postmaster●indy10.sakura.ne.jp(●を@に変えてください)