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古いもの、新しいもの、気ままに…

内海満昌展 ~油彩と立体~ 9月23日(土)~29日(金)

2023-09-23 10:37:34 | 新しいもの






内海満昌展 ~油彩と立体~
2023.9月23日(土)ー29日(金)  12:00ー19:00

内海さんとの出会いは2001年3月、ブリキ星をオープンする以前のことでした。
当時、京都弘法さんの蚤の市で、彼は自作の絵を並べて売っていました。
20歳から描きはじめた絵は独学。
絵を描かなければ生きていけないことが伝わってきました。
あれから25年近くの時が過ぎ、内海さん自身も描く絵も変化してきましたが、
根っこのところは当時のままですね。
                  加川弘士

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ドンソン文化のサイのブロンズ

2023-09-10 11:00:40 | 古いもの



かわいいスマトラ サイですね。
今では、生息数は80頭を切ったといわれていますが、
昔はスマトラだけでなく、インド、タイ、カンボジア、ベトナムと広く分布していました。
多くの青銅器群を残しているドンソン文化の最盛期は、紀元前3世紀から1世紀頃です。
このスマトラのブロンズもドンソン文化を代表する出来映えで、インドネシアやベトナムの博物館の名品に並ぶものです。
出土地は、インドネシアの中部~東部ジャワですが、製作地はベトナム北部といわれています。
用途は分銅だった可能性がありますが、最終的には副葬品として石棺等に納められ、よい保存状態で残ったと思われます。

 (横18センチ、高さ10センチ、重さ750グラム)
  <売約済みになりました>
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満谷国四郎の油絵

2023-09-07 16:48:23 | 古いもの


満谷国四郎(1874<明治7>-1936<昭和11>)の初期油絵です。
暗い色調のリアリズムの静物画ですが、見飽きぬ魅力があります。
キャバレー王だった福富太郎さんは、満谷国四郎の初期作品に夢中でした。
福富コレクションの「軍人の妻」(明治37年)は満谷作品の白眉ですが、
この静物画も同時期の作だと思われます。
満谷国四郎は明治44年第二回目の渡欧をしますが、
それ以降は印象派風の明るい作品へと変貌してしまいます。

 (キャンパスに油38×45,5センチ、額69×77センチ)
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政宗得三郎の油絵

2023-09-05 13:49:16 | 古いもの



政宗得三郎(1883-1962)は、「色彩の音楽」をめざしていて明るい絵が多いのですが、
この初期作は静寂に沈むような異色作です。
得三郎が第一回目の渡欧でパリについたのは1914(大正3)年の6月です。
翌月の7月28日、第一次世界大戦がはじまります。
一時、島崎藤村とともにリモージュに避難しますが、同年11月にはパリに戻ります。
この絵はその頃の作と思われ、小品ですが戦時下のパリを描いた佳品です。
絵の裏には「1913年 政宗得三郎」の墨書きがあります。
実際には1914年の作品で、西暦換算を間違えて書いたと思われます。

 (板に油 20,5×27センチ、額41×46センチ)
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